曰経PC21の逝去が秒読みな件

ウソかホントか判然としないので、眉毛に唾をつけて読んでいただきたいのだが、どうも曰経BP社の雑誌『曰経PC21』が、次号をもって休刊するという。

曰経PC21のサイトには、当然、そのようなことは一切載っていないわけだが、事情通の話によると、そういうことになっている。

というわけで、以下、休刊することを前提に油を売る。

とりあえず、なんでかねえ? プログラミングとかゴリゴリの技術関係雑誌なら“さもありなん”なのだけれど、「ビジネスマンのパソコン誌、必ず使える必ずわかる」を標榜する、いわゆるコンシューマ向け雑誌としては、まだまだ広告も実売部数も(このご時世では)十分OKなはずなんだけど。

考えられるのは、記事をOffice 2007中心にすると読者が離れ、かといって旧バージョンだとネタがないし「もうこの際、やめちゃおうよ」という流れ。このバリエーションで、NHKが“官公庁がOffice製品を締め出し”なんてニュースを打って、もちろんそれは誤報で総務省はその報道を否定したけれど、でもほかならぬその総務省からリリースされている「中立的な調達仕様の例」では、「別調達で調達することが決まっているソフトウェアの明示による仕様の明確化」として、

オフィスソフトウェアの調達(第○○○号)で調達が決まっている OpenOffice.org バージョン1.1 が動作するパーソナルコンピュータ及びオペレーティングシステム。

512MB 以上の主記憶装置、20GB 以上の容量を持つ磁気ディスク装置、20 倍速以上のCD-ROM 装置、100baseT のネットワークインタフェース及びUSB インタフェースを内蔵すること。

OpenOffice.org バージョン1.1 を用いて、20MB 以上のサイズを持つ文書ファイルの読込み処理が15 秒以内に終了するだけの性能を有していること。

「情報システムに係る相互運用性フレームワーク」(報道資料/総務省)

などとあったりするから、「もうこの際、やめちゃおうよ」という流れも考えられる。

あるいは、もっと根源的に、いまやビジネスツールで欠かせないのはPCよりも携帯じゃね? ビジネスで恥ずかしくないデコメの特集とか組みたくね? でもPC中心だとちょっと厳しいから「もうこの際、やめちゃおうよ」。

あとは『曰経クリック』との抗争に敗れたからとか。そんな抗争があ{った|る}なんて話はついぞ聞かなかったが。

まあ、いずれにせよ、PC関連雑誌の苦難の道は続くわけです。ははは。

ところで、先にあげた「情報システムに係る相互運用性フレームワーク」ってのは、読めば読むほど面白いなあ。

マイではじまってクロソフトで終わる外資系会社に勤務されていて、なおかつデータベース関連商品を売って回っている方は、「中立的な調達仕様の例」における、「商標名等を使用した要求要件の例」のデータベース関連を見るといいと思う(39ページ)。

やっぱり、意識の上ではSQL Serverじゃなくて、相変わらずAccessなんだよ、きっと。

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