下手さを痛感した件

Webで知り合った人に誘われて、代々木にギターを抱えて赴く。パーマネントなバンドではなく、セッションだ。

“3コード”というだけで、なにをやるのかどんな楽器が来るのか一切不明のままだったのだが、メールに記載されていたフルネームをgoogle様に尋ねたところ、CDをリリースしているブルースマンが主催だとわかり、かなりびびる。まあ、びびっていてもしょうがないので、胸を借りるつもりで参戦。

来たのは主催者のほかにドラムスとベースとおれ。主催者のギターの音が出たとたん、とても追随できるギターじゃないことを悟る。B.B.King直系の芯のあるサウンドが気持ちいい。久しぶりに男気を感じるギターサウンドをたっぷり聴かせていただく。

主催者とは周知の間柄らしいドラムスは、音は大きいけれどうるさくないという稀有な太鼓を叩く人。これはきっとビートのつぼを押さえているせい。スカンとしたスネアがやたら気持ちいい。

久しぶりのドブルースは、足腰が萎え萎えになっていることをイヤというほど思い知らされる。いやあ、サウンドって大事だわ。ていうか、おそらくヘンなところに力がはいってしまって、思うような音が出ないんだよね。“アガル”のではなく、かっこいいことをうまく喋ろうとして声が上ずってしまうような感じ。意味のあることを自分の声色で話せるようになるには、まだまだ修行が必要だなあ。

初参戦のベースとおれは、二人が出してくるビートとサウンドに終始押されっぱなしで「クラクラしたねえ」などと帰る道々慰めあう。

次回、お呼びがかかれば再度参戦したいけれど、次はないかもしれない。しくしくしく。

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