某社からは『独習 LaTeX2ε』などという書籍が出たこともあって個人的にTeX熱が上がっております(若干ウソ)。
なにをしてるかというと、まあ個人的なスタイルシートを作っているわけですけど、それにあわせていろんな刊行物を買い込んでいるわけですね。先日の紀伊國屋新宿南口店詣も実はTeX本漁りが主目的だったりしたのですけど。
そこで、最近購入した、あるいは読み直しているTeX本をリストアップしておこうというエントリです。
まあ、実際には「美文書」と「文典」をきちんと読み込んで、必要なコマンドを覚えていけばなんとかなるにはなるんだけど、「階梯」も捨てがたい一冊だということを、読み直して理解しました。なにしろレイアウトがよいせい(というか文字間/行間がおれ好み)か、読みやすいんだよね。「独習」は読み難いんだけど、うんざりするほど詳細に書かれたエラー処理が非常にいい。いずれエラー処理で泣きそうになったら読み直して感激するに違いない(おれが)。
という、通り一遍のリストのあと、本日届いた一冊がこれ。
以前、会社で背表紙を見たことがあったので、いつでも読めるだろうと思っていたら、度重なる引越しでどこかに消えてしまったという一冊なのでした。なんてことでしょう。
平成元年(1989年)の刊行で、当時5,800円(+税)。Amazonでは18,500円(!?)なんだけど、3,800円で購入。へへへ。
まだ途中までしか読んでないけど、薦めてくれた識者いわく「(まだシンプル極まりないころの始原のTeXだから)理解しやすいかも」というコトバ通りで……、というかコマンド少な杉。なるほど数式(だけじゃないにしろ)をキレイに出力することが主目的だったんだよなあ、ということがよくわかる。
おそらくこの本で一番面白いのは「Appendix B:基本的なコントロール・シーケンス」と「Appendix D:ダーティトリック」、「Appendix E:書式のサンプル」かな。あとは「Appendix K:日本語TeX」は「美文書」の「付録A」と同じような意味で興味深い。『TeXブック』刊行当時のコンピュータ組版事情が透けて見えてくる。
でもなあ、20年前の成果から大して離れられない“いま”って、なんなんだろうね。