わたくしが属するところの会社では、毎年一回、動画(というとアレだな。えーと映画)上映会が開催されることになっておりまして、お触れが発行されますと、社員一同、おっとり刀で駆けつけるわけでございます。
本年もめでたく開催されたわけでございますが、すでに観賞を終えた一番偉い人(……は株主らしいので、とりあえず社内で一番偉い人)から、
昨年のビデオより、逼迫感が増しており
楽しめること、請け負います。
などというメールも着弾し、なにより“逼迫感”などというコトバに釣られていそいそ出かけてまいりました。
およそ30分ほどの、まさに“逼迫感”に溢れた動画を“圧迫感”あふれる会場で観賞しましたところ、話題は「続編はあるのか」に収斂いたしましたことをご報告申し上げたいと思います。
なによりも犯人(!?)としてタイーホされた女性の、
「いまの私の望みは、あの男に復讐することです」
という、物語とは一切関係ないセリフに一同驚愕です。
昨年は、家政婦は見た型シナリオによって、すっかり失笑を買った上映会ではございましたが、今般は上記の“ありえない台詞”に会場たちまち凍りつき、旧上長などは白河夜船の航行を即時中止にしたほどでございます。
おそらく来年の動画上映会は、かの女性犯人が、北は北浦和から南は南浦和まで草の根かきわけ、姿を消した愛人の男性を追いつめる愛憎劇となるに違いありません。上映時間もぐっと延びることでございましょう。
剋目して、次回上映を待ちたいと思います。