イベントでおれも考えた

まあ、そんなわけで売り子をやったわけだが、これ結構楽しい。次回はいろいろ趣向を凝らして売り子をやろうと思った。ノウハウというかツボはわかったので、明日から準備をしようと思う。

おれが属しているところの会社のほかはオライリーとオーム社とインプレスが参加していたわけだが、LLでラリー・ウォールが来るとなればオライリー一人勝ち状態。まあ当然だよな。ソフトバンク、アスキー、マイコミ、ピアソンは展示のみで参加(というのかな)。

で、そういう書籍売り場を眺めてみると、オライリーにもオームにも展示にも、それぞれ(現在、おれが属しているところの会社からの)卒業生がおり、セッションとセッションの間の休み時間には、やはり卒業してフリーになった編集者がウロウロしていたりで、なんというか、この世界の狭さを実感する。

むしろ、同僚がひとりとして現われないことが、いろいろんなことを考えさせてくれるという。

まあ、最後の最後に別部署の執行役員がバカボン状態で現われたわけだが。しかも「ごめーん。店出してるなんて知らなかったー」という嬌声付きという。いかに社内メールが読まれていないかという証左といえよう。

社内メールなんて、おれも読まないがな。ははは。

LL Featureに参加してみた

本日は東京・なかのゼロでLL Featureの日ということで、9:00入りを目指して会場に赴くも、なんたることか、場所をすっかり勘違いして東中野の駅に降り立ってしまった。泣きながらコンセントを探してバッテリーのイカレたPCを立ち上げ、場所を確認する。隣の中野駅で降りなければならなかったのだった。

いきなり出鼻をくじかれながら、9:30には会場入り。といっても、今回は裏方さんである。裏方といっても揃いのTシャツを着てイベント参加者の誘導とかスピーカーのお相手とかではなく、3階で書籍を売るという、きわめて業務的な裏方だ。

こーゆうのは、10年近く前に秋葉原のT-ZONE前で橋幸夫のCDをガンガン流しながら別冊を売って以来のことかもしれない。もちろん、あの時は売るにあたってのお膳立て(物品の搬入とか細かいお金の手配とか領収書用の用意とかポップとかポスターとかその他モロモロ)は、その専門部隊がやってくれたので、こっちは客寄せパンダとして参加すればよくて、お客さんに甘い言葉をかけて物品を手にとらせれば、あとは販売部隊がなんとかしてくれたわけだけど、今回は販売する書籍の選別からその手配、小銭の準備だのやらせていただきました。つっても、そんだけだけどな。ポップとか「10%off」のポスターとか弊社名を入れた印刷物とか一切作らなかったけどな。書籍を立てるラックみたいなものとか紙袋とかビニールの袋とかあるような気がするんだけど、社内の人間で知ってるヤツがいないんだよな。知ってるのに教えてくれないだけだと思うんだけどさ。

まあ、そんなこんなで、ほとんど色気のない売り場でボーズ頭のラマ僧みたいなヤツをみかけたら、それはおれだ(って、終わってから言うなよ)。

それにしても、やはりお初の売り子はダメである。大丈夫だろうと思っていたのだけれど、すっかり読みが外れて、小銭(というか千円札)がまるで足りない。謝っていたら、隣のインプレスの販売の方が崩してくれて事なきを得たり。

書籍を入れる紙袋すら用意してなくて「ハダカですみません」と言ったら、「カバンがあるから大丈夫ですよ」とにこやかに受け取ってくれた参加者の方とか、カードは使えないので、わざわざお金を下ろしてきてくれた方とか、本当にどうもありがとうございました。

とくに最後の最後で分厚い書籍を購入してくれた、京都から参加の方には頭をどれだけ下げても感謝し足りないように思います。

というわけで、唐突ではありますが、ここで三分間の土下座。

晴れて驚くオレガイル

本日もこそこそしていたのだが、というか、大掛かりなイメチェンを図ったので、見知ったヒトにも気づかれにくくなっている。それはmono meetingでも実証済みなわけだが、昼食後、ついにマイクロソフトのI.Wadeさんに捕捉されてしまう。まあ、それはそれでウレシイのだけどね。

データ駆動のプログラミングモデルやらMVCやら、いろいろ話を聞き、どうもそれで十分なような気がしてしまったので、帰宅する。ちょうどMSDNの出店の前だったこともあって、今月末で切れるMSDNサブスクライブ用の金策も考えなければならなかったし。まあ、早く帰ったからといってお金が降ってくるわけではないんだけどさ。

これまでは新宿から湘南ライナーで横浜に入って、地下鉄でみなとみらいへと向かっていたけれど、帰りは渋谷に出て副都心線を使う。タモリ倶楽部で見ていたせいで、初めて乗る気がしないってのが、我ながらおかしい。あ。いや、渋谷のスタジオやライブハウスに入るとき乗ったんだ。初めてなわけがない。

もう、この程度のことすら覚えていられないのだから、カンファレンスなんて参加してもダメだろうと思う二日目でございます。

それでもSilverlightオンリーとなるReMix09にも参加する予定なんだけどね。

ヨコハマは今日も雨だった

というわけで、TechED Yokohamaなわけだが。

おそらく知ってるヒトビトも多く参加しているはずなのだが、会うと熱く愚痴を申し述べそうな予感がするので、人気のないところを選んでセッション会場へと移動し、こそこそと“面白そうな”ネタを集める。もっとも終わってみると期待したほどではなかったり。

カンファレンスそのものよりも、みなとみらいの開発/整備具合とか来場者の顔つきとか顔色とかふいんき(←なぜか変換できない)とかをチェック。つか、金額別のカンファレンスバッグってのは、どうなんだろうな。3種類、全部欲しいけどさ。

それにしてもなあ。今週いっぱいはTechEDに参加の予定だったんだけど、悩ましいなあ。行ったことにして自宅で寝てるってのが、なんとなく一番正しい選択のような気がしているのよね。困ったもんだ。

真夏の夜の出来事

というわけで、Mono meeting終了。

前回(Mix07裏meeting)は、オモテのMix07があまりにもあまりだったので大激怒(だったそうです。K.Awasakiさんの話によると ;)し、そのまま帰ってしまったがために参加できず(直前に電話までいただいたんだけどねえ)。

2007年の年末特大Mono Meetingは仕事の都合で参加不可となり、その前(たぶん第4回)のMono Meetingは、会場の冷房が壊れていて、みんな汗だくになりながらの開発与太話だったことを覚えているので、かれこれ1年ぶりかあ……。

今回は雑談がメインで、ネタとしては、

  • Google Street View
  • デラゲーツ(笑)
  • RPC
  • CORBA(!?)
  • Visual Studio 2008 SP1のAA

かな。

まあ、個別に細かい話をしていたとは思うのだけど(特に後半)、アウェイの身としては遠巻きに眺める程度で。

「Google Street View」というか、そっち方面の話題はMIAUのほうでゴニョゴニョするそうなので、興味のある方はそっちを注意するといいと思った。

「デラゲーツ(笑)」は「スイーツ(笑)」みたいなもの(らしい)。JavaとかJavaハウスとかそっちの方面にとんと疎い私には、よく理解できませんでした。残念。

「RPC」は、次の「CORBA」と密接な関係があるのだけれど、詳細はカット。てか、CORBAなんて単語を聞いたのは何年ぶりだ? DDJJやってたころだから1997年から1999年くらいかな。MSがDCOMでJavaがCORBAなんて感じで、分散が合言葉だったような気が。

あとはartonさんの「Visual Studio 2008 SP1のAA」ですね。プログレスバーを補助するAAという発想はなかったわ、と大絶賛。これほどまでに先進的なインターフェイスならMono Developにも実装するべし、ということになり、どうも次のバージョンでは採用されるらしい。

てゆうか、Mono Developの先進機能として、Debug機能が実装されたわけだが、これが凄い。ブレークポイントが設定できるようになったし、エラー発生箇所から[F1]キー(だったかな)で飛ぶと、該当箇所が黄色の矢印で表示される。しかも2行も3行も!

「なんだそりゃ」と突っ込まれると「マルチスレッドなんだよ」とかわけのわからないフォローが入るあたりがMono meetingクオリティ。

ネタ開陳は、誰かが決められた時間で発表するというフォーマルなものではなく、自己紹介の際に“Monoに興味をもったきっかけ”を答えてもらい、それに応じて口を出せるものがint 21を発動するという割り込みイベント駆動型。なので、実際には茶会という感じ。このユルさと濃さがいいわけですけど。

後半、Java MVMネタのテーブルと、正規表現ネタに関するテーブルに分かれて、個人的には「文字列以外にも正規表現を適用する手法」みたいなコトバが聞こえていたほうに参加したかったのだけれど、Alexと悲しくて暗い話に終始する。

躁鬱の差が激しいヒトほど技術者に向いているかもしれないとか思ったり。なんつったって、開口一番「いい転職先はないですかねー」だって。もう、笑うしかない。

あまり活発に動いてないせいでBooも最近は触ってないし、面白そうな言語もないみたいで、燃える対象を見失ってる感じ。とりあえずAction Script+iPhoneネタを提示。

そのままAlexとはIDEの未来を暗く語りつつ、帰宅。あー、おもしろかった。

スピーカーが凄いことになっている件

twitterが死んでるっぽいので、こちらに。

こないだ来日したJoel Spolskyが主催するところの「Business of Software 2008」ってのが9月3日と4日にボストンで開催されるみたいなんだけど、このカンファレンスに参加するスピーカーがやたら凄い。

“黄色いタコ親爺”ことSeth Godinとか、“笛吹きプログラマ(←ひどす)”Richard Stallmanとか。

いずれYouTubeとかにカンファレンスのもようがアップされたりするんだろうか。Ustreamで流れたり。いやー。それはないだろうなあ。

イベントと散財と脱税

考えてみると、ことしは大小さまざまな参加希望イベントがあって、わりと散財傾向にあるわけです。

10月のPDCは外したくないのと、国内で開催されるナントカ2008周りの各種イベントも見て回らないと、いまのままだと完全に取り残されてしまうし。てか、Microsoft系だけ見ていればOKだったのが、そういうわけにもいかなくなってしまったこともあって、知識不足が白日の下にさらされつつあるんだよな。さすがにマズイ。

アイドルと女子アナで盛り上がっていた幼年時代は終了してしまったのである。

あとは、NetBSDもFreeBSDもメジャーバージョンアップしたことと、ThinkPadの300系が出てきたことを受けて、オープンソース系(笑)のイベントも積極的に顔を出そうとか思っているほか(なぜそれが理由?)、実は一番大きなイベントが4月に控えていて、これが今のところ、最大の頭痛のタネ。いや、ネタはともかく散財の。

なにがあるのかというと、賃貸更改ってやつで、まあ、引越しに比べると出費は少なく、労力もかからないものの、それでもかなりの額が飛んでいく。

どうも社内引越しは、ことしも開催される見通しなので、いずれにしてもお金も体力もごっそり持っていかれることになるわけで。

これはツライ。

賃貸更改を筆頭に、MSDNの更改だの、月々のスタジオ代だの、年末年始の出稼ぎだのがある上で、各種イベント参加希望なのである。そら、中国産ギョーザに頼りたくなるのもわかりますわな。てか、ギョーザ食えるだけありがたーいキモチにもなりますわね。

なんかだんだん腹が立ってきたので、とりあえず脱税することにしました。脱税したところでたかが知れていることは重々承知の上ですが、脱税する。で、捕まったら「野末陳平言うところの節税である」と強弁するぞ強弁するぞ強弁するぞ。

気になるイベントがあるのだが

ちょっと面白げなイベント。

参加希望だけど、3月22日はちょっと微妙な按配で……。

日本でもやればいいのにと思った件

トイレでウンコしながら「あ。MicrosoftがYahoo!を買収できたら、ものすごく困るのはむしろAdobeじゃね?」とか思いました。こんにちは。

米国の検索市場の規模って、ちょっとこう体感できないのでなんともいえないんだけど、検索システムに関してはGoogleはあんまり危惧してないんじゃないかね。むしろ、そこにぶら下げたサービスをAdobe関連で固めすぎちゃったがために、不安を抱いているんじゃないかとか。考えすぎですかね。

セキュリティはズタボロで砂場すらないAirを使ってなにか作るよりは、Silvelightのほうが圧倒的に優位な気がしつつ、でも流行らないのよねー、と遠い目になる2月でござます。とか言いながらFlex3は、わりと注目していたりするわけですが。

てか、こーゆうの、日本でもやればいいのにね。やってたらごめんね。

3月のイベントに関する雑感

3月5日から7日にかけて、ラスベガスでMIX 08が賑々しく行われるわけですが。

しかし、どうもこっちのネタには触手が伸びないなあ。もちろん面白そうなセッションはあるんだけどね。ようやくナントカなりそうな銀光2.0もお披露目みたいだし。IE8だしIIS7.0だし。

たぶん、このカンファレンスに参加しちゃうと、おそらく「MSのWeb戦略はまだ大丈夫」とか思っちゃうんだろうな。たしかにaspxサイト増えてるしさ。VS2008はよくできてるし。なによりも、おれが洗脳されやすいし。

ただなあ、日本ではどうなんだろうなあ。もう10年前から言ってるけど(やや誇大)、外向けのWindowsサーバーが格安でドカドカ提供されない限り、PHP並みのユーザー数(開発者数)は獲得できないだろうし、VSで高品質なAjaxアプリケーション(という言い方はちょっとアレだけど)がカンタンに作れても、それを配置する先が企業内イントラだったら、Ajaxより先に実装すべきUIがあるでしょ、という話にしかならないし(そういう意味ではXBAPなんだけど)。

なんかもう、悩ましいなあ。

ちっせー話に持っていくと、たとえばこのサイトなんかVS2003で作ったアプリケーションが動いているわけですよ。これを2008にアップグレードするの、ホントに面倒くさいんだよね。“歳取ったせい”ってのもあるんだけど、それ以上に萌えないのよね(なぜおねえコトバに)。どうせ2~3年もすれば、またアップグレードしなきゃならんわけでしょ? とか。いや、ツールをアップグレードするのはやぶさかではないんだけど、動いてるアプリケーションをあげるのが面倒くさい。Ajaxとか銀光とかも、このアプリケーション内で使ってみたいんだけど、なんかもう凄いイキオイで腰が引けてしまう。

「動いてるアプリケーションはいじるな」という呪文のせいだと思うんだけどね。

もちろん、個人サイトのアプリケーションですから、そんな我儘が許されるわけで、これがお仕事となったら、それはそれでシンドイだろうなあ、ということは想像に難くありません。どうもご愁傷様です。

そんなわけで、MIX 08ネタもかなり腰が引けているわけですが、BillGではなくSteve Ballmerが、そして(おれ的にはAppleのカラーが強い)Guy Kawasakiが出てくるKeynoteは、ちょっと見てみたい気もする。

黙っていてもChannel 9とかにアップされるんだろうけどね。

ことし2月にSan Joseで……。

ことしもMicrosoft Office System developer conferenceが行われるわけだが、開催日が2月10日から13日なので、当然、参加できない。大変大変残念である。

キーノートは引退が秒読みに入ったBillG。彼がどんなことを喋るか、どんなコトバでOfficeというプロダクトをより明確にできるメッセージ(≒buzzword)を発するか、が最大の興味。まあ、このあたりはいずれChannel 10にあがってくるのだろうから、そんなにリアルタイムにどうこうというのはなんだけど、テクニカルセッションはどこにも上がってこないからなあ。

個人的にはSharepoint Portal Serverが(いろんな意味で)肝だと思っているので、ここのセッションはとにかく見たい。ExcelとかWordといった単体プロダクトの機能強化とかも重要なのだろうけど、それらはいまやパズルのピースでしかなく、ピースをソリューションに合わせてどう組み合わせるかが(たぶん)重要。そのグランドデザインを作り出すのが、SPSだと見ているので。

日本ではこのあたりがクリアに見えてないせいか、なかなか評判を聞かない。仙台の某ベンダーさんは「だから今が狙い目なんですよ」とにこやかにおっしゃっていたけどね。SPSのメリットとかデメリットとか、限界の線引きとかきちんとやっているのだろうなあ。

カンファレンスでメリットを確認しつつアイデアを広げて、限界ポイントを押さえるというサイクルに、また巻き込まれたいなあ、などと思ったり。

てゆうか、MicrosoftのサイトはSilverlight使いすぐる。使わなくてもいいところまで銀光使うなよ。

鬼が笑う話

Announcing PDC08

PDC is the definitive Microsoft event for software developers and architects focused on the future of the Microsoft platform. Mark your calendars and save the date.

「PDC08」(Events and Webcasts:MSDN)

来年の10月27日から30日かあ。お仕事は空けめにしておいて、参加する方向で予定しておこう。

目玉はWindows Server 2008だろうな。あと、Web関連とWCF周りかな。つか、今度はやるんだよなあ。

Lang.NET Symposium 2008

来年の1月28日から30日までレドモンドでLang.NET Symposium 2008が開催されるわけですが、ちょっと行きたい風味。

今現在はまだアジェンダもスピーカーもあがってないからアレですけど、おそらくIronPythonだのIronRubyだのDynamicVBだの(あとおそらくF#)が取り上げつつ、CLIのいいところと動的言語のいいところを、いかにMixしていくか、ちうような話になるのではないかと(あるいはJavaScriptのMS的解釈に正当性(?)を持たせるかとか)。

まあ、直近のお仕事に結びつくようなネタでは、まるでないので、泰安洋行とはいくはずもなく。

VSHaskellあたりが取り上げられると、多少カスルかもしれないんだけど、どっちにしてもこの分野はホントに趣味になっちゃうからなあ。

“ギリギリぶっちゃけトーク”ねえ……

小寺信良×津田大介 コンテンツの未来を探る対話集

『CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ』出版記念

模せられなかった危ない話~“CONTENT'S FUTURE"アウトトラックス

『CONTENT'S FUTURE』には収録できなかったキワドイ話題や、時事性の高い最新のトピックスを取り上げ、放送とネットが対立から融合へと激動する2007年、メディア・コンテンツ・クリエイターが抱えるさまざまな問題を浮き彫りにします。

ライブならではのオフレコギリギリぶっちゃけトークにもご期待ください。

  • 開催日時:8月2日(木) 午後7時スタート9時終了予定
  • 開催場所:リブロ東池袋店内 カフェリブロ
  • 募集定員:60名
  • 参加費 :2,000円(ワンドリンク付)
  • 申込み方法:リブロ東池袋店まで今すぐお電話で 03-5954-7730
「小寺信良×津田大介『CONTENT’S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ』出版記念トークショーのご案内」(カフェのある本屋からの風景)

ちょっと面白そげ。行ってみようかな。超遅筆で(局所的に)有名となった著者のご尊顔を拝んでみたいという、ほとんど不純な動機なんだけどね。

その前に、本を読んでおかないとダメかしらん。

PDCが延期した件

蓮蹴る関係のネタをあさっていたら、こんなネタが……。

We are currently in the process of rescheduling this fall’s Professional Developer Conference. As the PDC is the definitive developer event focused on the future of the Microsoft platform, we try to align it to be in front of major platform milestones. By this fall, however, upcoming platform technologies including Windows Server 2008, SQL Server codenamed “Katmai,” Visual Studio codenamed “Orcas” and Silverlight will already be in developers’ hands and approaching launch, which is where we’ll focus our developer engagement in the near term. We will update this site when we have a new date for the PDC that is better timed with the next wave of platform technologies.

「PDC07」(MSDN)

「はあ?」という感じではございますが、なんかのβ版が遅れているんだろうなあ。Orcasは順調という話を某筋から聞いているので、おそらくKatmai。LINQとの整合性が取れてるとか取れてないとか。

一方では、2005から2003にダウングレードにいそしんでいる会社もあるとかないとか後ろ向きな話も漏れ伝え聞こえてくるので、なにもそんなに焦んなくてもいいんじゃね? という気もするので、大変残念ではありますが、延期もしょーがねーなー、なのであります。

で、結局、いつやるんだ?

新中野でシアワセだった件

というわけで、本日はStuffセッション。実際は“Stuff”というキーワードのオフ会なんだけど、セッションもアリということでオフ会嫌いのわたくしも勇んで参加したという話はナイショだ。

これまで謎だったCornell Dupreeのサウンドの秘密の一端が垣間見られたほか、下は19歳から上は32歳までのドラムなヒトビトと出会えたり、古澤良で始まって治郎で終わる某プロドラマーのお弟子さんとジャズ界の噂話に興じたりと、楽しいひと時ではありました。

とくにセッションは、ツインドラムにツインギターという、まさにStuffの編成で贅沢極まりない至福のときを過ごしたのでございます。シアワセシアワセ。もっとも、ほんのちょっとしかセッションタイムがなかったのが悔やまれるわけですが。

やっぱり自分のバンドを持たないとダメよね。

新宿でライブを観る

第一子ご出産のため離脱した2ndキーボードが、彼とっての(とりあえず)最後のライブを行なうというので、新宿まで足を伸ばす。

編成はボーカルにサックスにギターにキーボードにドラムにベースにパーカッション。えぇと、ひぃふぅみぃの7人編成だ。狭いステージが人と楽器でいっぱいになる。

Metersの「Look - Ka Py Py」で幕を開けると、あとはもうノリノリのR&B/ソウルのオンパレード。残念ながらハウリング対策のせいか、マイクがちゃんと音を拾ってくれなかったせいでサックスがぜんぜん聞こえなかった点を除けば、スピード感のある豪快なステージでした。なにしろキーボードはスタンドから落ちそうになるし、ギターは3弦が切れるし。それでもドラム(♀)は淡々とタイトでパワフルなドラムを叩くという、どうにもめちゃくちゃプロっぽいところがいかしてました。

続く対バンはモッズ系というかフー系というかバッドカンパニー系というか、まあ、そっち系なので、2曲聴いたところですっかり飽きてしまう。バンドメンバーのキャラクターまでコピーしているのだけれど……。うーん、なんと申しましょうか。

客席には、これから別のプログレバンド(!?)のリハがあるというバンド仲間のドラムも来ていたのだけれど、彼は2ndキーボードのバンドが終了すると同時に帰ってしまった。休養もないし、というわけで最後まで観ていたのだが、後半は各メンバーの腹の出具合ばかり気になってしまうというお粗末。

藤原大輔トリオライブ

新大久保のイシモリイベントスペースで藤原大輔のトリオライブに行く。

井野信義のベースに鳥山健明のドラムスで、今回は完全にフリー。おそらく最後の一曲はテーマとか構造があると思うんだけど、なんだかわからなかった。しくしくしく。

今回のライブで一番感動的だったのは、実は鳥山健明のドラム。キックとスネア、タムとフロアタムに、トップとサイドのシンバル、あとハイハットだけという、シンプルなセッティングなんだけど、ありとあらゆる表情の音が出てくる。とくにスネアの音は凛として美しく、そのうえアーティキュレイションがすさまじい。叩いたら叩きっぱなしのロックやポップス(もちろんR&BやSoulも含めて)とは異なり、「ターン」のときもあれば「タ」のときもあるし「トン」のときや「スト」ときもある。ありとあらゆる表情を叩き出すのだ。

イヤもうホントに、リズムアーティストという感じ。

ベースもドラムスもサックスも対等に音を出していて、そこには衒いも迷いもなにもない。ただただ音があって、誰かが話題を持ち出すと、それにあわせて話が進む。喫茶店でパーソナルな話をしてる感じが狭くないホールに静かに満ちてゆく。

いい時間を過ごさせていただきました。

O'Reillyのカンファレンス、2本

海の向こうでは相変わらず「Web 2.0 Expo」なんてのをやるんだなあ。まあ、商標を持ってるO'Reillyだから当然かあ、などとボンヤリしていたんだけど、カンファレンス自体は、わりと(というか、かなり)地道な内容がならんでいる。もちろんマーケティング関連のセッションの賑わいに比べると、地味だけどね。

ストレージ系とオペレーション系、それにサービス&プラットフォーム系は、さもありなんな感じなんだけど、とりあえず「OpenID」は面白そうな気がする。

あと、やっぱり気を吐いているのはデザイン系だな。「Designing for Web 2.0: the Visual Ecosystem」とか「Integrating Agile Processes」とか。あるいは「Immersive Experiences: Lessons from Game Designers」は、ちょっと見てみたい気もする。

てゆうか、全体的に「わざわざ“Web 2.0”って言わなくてもいいじゃん」な感じなんですけどね。

まあ、いまこそ“技術カットのWeb 2.0”とか思わないではないんだけど、スポンサーがいないからなあ。わたくしの腰の重さもネックではあるわけですが。

なんて感じでさらにうろうろしていたら……、

「!!!」

「Where 2.0 CONFERENCE 2007」って!!! もしかして、これは高度情報産業時代の“自分探し”ですか!! とか思ってさっそく飛んでいったら、なんのことはない、地図関連でした。残念。

ちなみに、Web 2.0 Expoは4月15日から18日(サンフランシスコ)、Where 2.0 CONFERENCE 2007は、5月29日と30日(サンホセ)だそうです。

PDC 07の告知が始まっている件

おぉ。告知が始まっている!

プレカンファレンスは9月30日と10月1日。本セッションは10月2日から5日。

うーん。逝きたいなあ。逝けるかなあ。とりあえず、スケジュールは明けておこう。あとはお金だな。これが結構イタイ……。

  • PDC 07=http://msdn.microsoft.com/events/pdc/

Mix 07

2007年も、どうやらやるらしい。

開催は4月30日から5月2日で、レジストは1月からみたい。この時期のラスベガスって、どうなんだろうな。

シマカワさんは行くのだろうか? NHK関係者のデモステージとかあったりしてね。それはそれですごいことだ。

ライトアップされた横浜に野郎が集結していた件

本日はセキュリティmemoBoFで横浜入り。昨年はO'Reillyの方が喋るのを聞きながら笑っていればよかったのだけれど、ことしは「おっちょこちょいにやらせてみよう!」シリーズの一貫か、お鉢がまわってきたので直前までpptと格闘する。

昨晩は話の筋を考えているうちに朝になってしまったので、結局、会社で画像を探したりデータを作ったりと相変わらずドタバタ劇を演じる。

フラリと現われたデッドマン二世と「なんで毎年こんなことになるかねえ」などと力なく笑う。おれが。

で、id:wakatonoさんのセッション中に会場入り。

あいかわらずとっちらかった内容をべらべら喋り、多方面の顰蹙を大量に買い付けて帰宅したわけだが、その途中に見かけたのが本日の写真。「アンパンマンアカデミーショー授賞式御席」って!

こっちのほうに出席して驚愕していたかった、などというのはナイショの話だ。

Mono Meetingの資料

以下は会場で配布されたペーパーを入手できるURL。

で、これに付随した謎リンク集が、主催者のサイトに!

第4回 Mono Meetingに出席した件

4回目となるMono Meetingに出席。

一番乗りだったみたいで、おれの後ろを歩いていたという首謀者のid:atsushienoさんは、開口一番「Microsoftマークのリュックを背負った人がいて、これはもう確実に参加者だろうと思った」。

サプライズはartonさんがいたことで、思わず周囲を見回しK.Awasakiさんの姿を捜す。

「スラドで見てても、ホントにMonoって知名度ないのね」という一言からいかに狭間のテクノロジーが面白いかという話になる。MSフリークから見れば、.NET Frameworkがあるのに、なんでそんな辺境にいかなければならないの? だし、オープンソースな人たちからすると、MSでしょ? ということになるから、誰も積極的に拾いに来ないんだよね。というのが、artonさんの弁。もともとプラットフォームを越えたところで技術者しているartonさんらしいというか。だいたいバッグから取り出したマシンがMacというあたりが、すでにアレゲなわけで。というか「取材ですか?」とか訊かれて答えに詰まるという一幕もあったりして。

集まってきたのは、Linux(含むMac)系Java系をメインにしている人たちばかりで、このあたりはこれまでのMono Meetingと変わらない。ほとんどがハッカーで、実務よりの人はデータベース周りを見ている(らしい)人がひとりだけ。VMで盛り上がっている一群がいたけど、よくよく話を聞いていたら、.NET FrameworkによるTerminalソフト「ゲバラ」を作った人がいて、さっそく名刺交換。さらにセッション中だというのに大声で話をする人がいて、この人はPostgreSQLのコミッター。

したがって、基本的なVisual Studioの機能とか、Windows OSの基本的な機能とかをわかっている参加者はartonさんと首謀者のid:atsushienoさんくらい。まあ、Microsoftのテクノロジーを追っかけて検証して自身のプロジェクトに応用し実装するのが精一杯なんだろうけど、なんと申しましょうか。MSマンセーな技術者はMSの揺りカゴの中で一生を終えるんだろうなあ、などと不埒なことをボンヤリ考える。

結局、こういう人たちがテクノロジーの面白いところをゴソゴソやっているんだよな。中でもOracleデータベースとASP.NETを使用したシステムを構築している現場の技術者の話は面白かったな。そこからFinallyとCriticalFinally(だったっけ? Helpで探してもないんだけど。CriticalFinalizerObject?)の話が出て、どっちが本当のFinalなんだYO! みたいなネタが登場したり。あと、MS謹製のOracleドライバとOracle謹製のDBドライバの実装における思想の差とかね。

いや、MeetingのメインテーマはBoston Mono Meetingのレポートだったんだけどね。

そっちのネタとしては、.NET Framework 2.0への対応がぜんぜんなので、ちょっとなあ。ジェネリック周りが問題になってるらしく、ちょっと厳しい。あと、Windows.FormsもX11ベースなので、日本語は通らない。実用への道はまだまだ遠いというわけだ。じゃあなんで顔を出したのかというと、まあ、Monoを実用的に使うとか使わないとかはともかく、そこから.NET Frameworkを透かし見るのが楽しいというゆがんだ性格のおれにはうってつけなのであった。あはは。

オサーンたちの青春

というわけで本日はライブ当日だったわけだが。

朝の9時には神奈川県の某所に集合という、TechEdよりは遅いけど始業時間よりは早いという、底抜けなスケジュールに泣きながら付き合う。なにしろ、全6バンド、総勢えーっと何人だ? 数を数えられなくなってから久しいのでよくわからんが、ともかくたくさんのバンドマンがウジャウジャ終結するのは壮観……、でもなくて、このあたりが音楽ジャンルにおいては「フュージョン」とか「クロスオーバー」とかに分類されるバンドマンならではといえよう。普通にサラリーマンっぽい。

もっとも中には「えーと、右頬縦傷部第一次接触渉外課繁華街蟹股歩行係長ですか?」といった服装のサックス吹きもいたりするので、一概には言えないが。

おれらのバンドは15:00スタートの2組目という、非常に微妙なタイムテーブルだったのは、それこそ全然カラーが異なっているため。フュージョンとは名ばかりでR&Bだもんね。やってることは。14:00スタートの1組目は、急遽出演が決まったポップス系ボーカルバンドだったから、流れとしてはそうせざるをえないという側面もある。

ツインキーボードという贅沢なバンドなので、ステージ両袖にキーボードを配し、センターにドラムス。ドラムとキーボードの間にギターとベースを並べたわけだが、全体写真を忘れていたのと、ドラムス単体は照明が暗すぎて撮れず、まあ、上のような按配ということで察していただきたい。

てか、他のバンドはコンソール直とか、足元にところ狭しとエフェクターボードを並べたり、音源モジュールおよびエフェクター関係を格納した6Uラックを持ってきたりと、なんつーか、すごいわけです。こんなものなんですかね?

岩盤浴なみに汗が流れ落ち、すっかりお肌がきれいになってライブは終了。あー。楽しかった。短かったけど。

21:00の完全撤収後、ヘロヘロになって帰宅。

次はいつやるかなあ。

REMIX Tokyo 06

「Mix 06」の日本版「REMIX Tokyo 06」に参加するため、有楽町に赴く。

東京国際フォーラムは、部屋のアサインを間違えると上に行ったり下に行ったりが非常に困難(というか面倒くさい)ため、やや不安だったのだけれど、4階と5階を押さえていたので、助かった。もっとも、同時にVistaとOfficeの発表会をニューオータニでやるのはどうかと思うが。

MSのイベントらしくドリンクサービスもあったし、“Web 2.0”を意識したのか(え?)オープンスペースでは座談会みたいなことをやって、それぞれ場内の大型プロジェクターに映したり、それを囲むように協賛各社の展示ブースが並んだり。

にもかかわらず、セッションはまさに“マイクロソフト”で、そのギャップに笑ってしまう。このあたりは企画者が狙いとターゲットゾーンとそこに対する手法をどれだけ説明しようが、結局、演者にその意識がなければダメというお決まりのパターンだ。

紙メディアなら、一回編集者のフィルターを通せるので、多少ながら調整も可能だけれど、ライブだと厳しいよなあ。

その一方で、たとえばLive Gadget系のセッションは満席で入場不可となったにもかかわらず、パワーポイント資料は配布されるものの、サテライトで見せるなんてこともなく、サテライトとは言わないまでも、たとえば会場の外にモニタを1台置くとかさ、オープンスペースに置かれたマシンに映像を配信するとかさ、なんか方法があったと思うんだけど、そういうことは一切ナシ。

まあ、マイクロソフトのWeb 2.0だからしょうがないのだろうな。エンタープライズ向けのWeb 2.0とアルファギーク向けWeb 2.0は、やっぱり違うんだなあ、としみじみしてしまう。

  • REMIX Tokyo=http://www.event-registration.jp/events/remix06/

スルー力をつける

あまりにも今のわたしにぴったりのカンファレンスだったので、即座にレジスト!

面倒くささばかり加速する件

ことしの3月20日にラスベガスで行なわれた「Mix 06」の日本版「REMIX Tokyo」などというイベントがあるので、行ってみようかと思ったものの、カンファレンスの申し込みで萎え萎えになる。

申し込みは、

  • 一般価格:20000円
  • 早期割引価格:10000円
  • 特別価格:6000円

となっていて、当然、特別価格を選択したいのだけれど、なにをどうすれば特別価格になるんだかわからない。もしかしたらMSイベントIDを持っていると、お安くなるのかしらん、と2~3年前に登録したIDをメールの山から探そうとするが、CDに焼いたアーカイブを探さなければ見当たらないことがわかり、これは挫折。

しかたなく、「マイイベント」などというサイトに(久しぶりに)飛んでみるが、MSイベントIDを確認するすべがないことに気がつき愕然とする。なんだそれ。

「マイイベント」ページにある「イベント検索」あるいは「イベントID」を入力すれば、該当イベントが表示されて、そこから登録できるかと思ったのだけれど、そもそも「REMIX Tokyo」イベントがヒットしない上、「REMIX Tokyo」サイトはもちろんマイクロソフトのWeb上にも同イベントのIDが見当たらない。なんだそれ。

さらに月内のイベント検索を行なうと、オンデマンド型「Webcast」がぞろぞろ表示されて「そんなものイベントじゃねーじゃねーか!」と逆上しそうになる。

まあ、おれが手前の登録IDを忘れるのがいかんのかもしれないけど(てか、そんなもの覚えてられるか!)、なんかもう、すべてに見放された気がしてならない今日この頃なのであった。

テクニカル(っぽい)セッションデビュー

本日は赤坂プリンスホテルそばの某所でカンファレンス。受講ではなくなんと講師というのだから大笑いだ。しかも基調講演て。昔むかしにお世話になった方からの依頼なので、3秒考えて受諾したのだけれど、無料のカンファレンスとはいえ、技術系だからちょっとドキドキである。

.NET Framework 3.0ベースのプログラミングを試せるようにいろんなβ版をインストールしたVista RC1に、再サポートが宣言されたVB6.0も導入し、ちゃんとVista上でも動くことを確認。デザインエディタを使っていると、あるタイミングで落ちることもわかったけど、これはまあ、今回は関係ない。

見に来る人の層を考えてデータベースアプリケーションをVB6.0とVS2005で作成し、話の筋をまとめる。データベースはAccessのMDBファイルだとラクチンなんだけど、それだとあまり面白くないので、SQL Server2005 Expressを使用することにする。せっかくなので、SQL Server Management Studio Expressもダウンロードし、データを作ったり、認証モデルをWindows認証とSQL Server認証の混合モードが選択できるようにしたり。

で、そのManagement Studio Expressを使うと混合モードで(SQL Server認証でもWindows認証でも)SQL Serverにログインできるのだけれど、VS2005からだとSQL Server認証しか効かなくなってしまったのはなぜだろう?

とりあえず、同じような操作で同じようなアプリケーションが作れて、なおかつVS2005ならVB6.0で必要なコードすら書かなくてもいーんだよ。「オッフ!!」。などというネタも考える(さすがにこれは本番では使わなかったけど)。

要は、VB6.0ならVB2005への移行は、COBOLからJavaへの移行よりも全然ラクチンだしナニを迷う必要があるのだ、というアジテーションになる。

つくづくおれはアジテーションしかできないのだなあ。

もっと本格的にテクニカルな話はマイではじまってクロソフトのK.オンドウさんが受け持つので、おれはアジテーションに徹すればいいわけだけど、アジテートしながら「アレは使えない」とか「.NET Framework 3.0は2.0に乗っかってるだけだから、3.0のことなんか気にする必要なんかない。あんなものすぐ必要なヒトなんていないでしょ?」などと、好き放題口を滑らせてみるのは、なかなかスリリングな時間でございました。

あと、なぜかシマカワさんが来場して、W-ZERO3[es]を自慢される。

人数的には対したことはないのだろうけど、テクニカルなセッションデビューとなった、とても記念日的な1日でございました。

これ、病み付きになったらどうしましょう。

雨の中のJazz Live

「関東地区に上陸する」というお知らせメールをいただいたので、仕事をほっぽりだして、勇躍、代々木に赴く。

本日はピアノとボーカルのデュオ。ピアノはお馴染みのkaolingなのだけれど、ボーカルの小笠原千秋さんはお初なので、どんなことになるのか興味津々。予想はスタンダード中心のステージだったのだけれど、始まってみたらkaolingのオリジナルにスタンダードをkaolingっぽい(と言ったら失礼か?)色付けで聴かせてくれた。

ボーカルは、なんというか白いカーメン・マクレエとでも申しましょうか。キライじゃないスタイルなんだけど、むしろシャンソンのほうがベストフィットなんじゃないかなあ、とか思ったり。

ただ、語りかけるような(あるいは物語るような)曲の場合はアリかもしれない。「七海」という曲は、まさにそんな感じでした。

ゴスペル/ソウルっぽいアレンジの曲(タイトル失念)がいくつかあって、それが気持ちよかったのは、バンドでも私生活でもそっち方向の曲でウキウキになるからだろうな。もっとも、そういうアレンジでもエンディングはカクテルピアノすれすれになってしまうあたりが惜しい!

ジョン・レノンの「ジェラスガイ」や「Give me the Simple Life」(Harry Ruby & Rube Bloom)などでは、kaolingがボーカルも披露してくれたのだけれど、これがかなりいい感じの声。茫洋とした優しい声だったんだなあ、と再確認しました。次回は弾き語りをぜひ。

あんまり気持ちよすぎて3ステージの最初のほうは意識が飛んでしまいました。大変申し訳ございませんでした。

次回はどんな音を聴かせてくれるのかなあ。

第3回mono Meeting

当日(13日)の17:00まで散々悩んだ挙句、結局、今回は不参加ということに。

まあ、午後から新宿駅と代々木駅の間にある某社に逝って泣きながら詫び文句をウワゴトのように申し述べ、平蟹のように退席し、そのままの格好で都営新宿線に乗り込み、曙橋に着いたらすっかり疲れてしまった、という背景もありつつ、いやむしろ進路を北北西に取ったがゆえに飛び交う銃弾がいや増しに増し、なかば膠着状態となったというのが真相ではあるのだが。

mono Meetingでは、シマカワさん曰く「最近珍しい、正しくまともなハッカー」であるところの主催者にご挨拶のひとつもしたかったのだが、Windowsでの.NET Frameworkを使った開発ですら手を焼いているのにmonoにまで手を広げてどうするんだ。手だけじゃなく満身創痍となりたいか。という天使の声がはるか上空から響いてきたこともあったり。本当はVistaのRC1をインストールしたマシンを持っていって、プチ自慢をしたかったというのはナイショの話だ。

まあ、そんなわけで、あっちのほうを気にしながら相変わらずのゲリラ戦を展開する。基本的には攻撃とすばやい撤収/逃走なのだが、なかなか攻撃点が定まらないうえ、弾薬が湿っていて期待した効果が得られなかったり、そもそも弾薬がなかったりと思わしくない。

「思わしくありませんなあ」などと声をかけると、「この弾薬には殺意すら覚えますね」という頼もしい回答が返ってきた。今月もなんとか乗り切れそうである。

偉そうな言説で総括する

「いやあ、楽しかった」とかいいながら、ちょっと陰口。

結局、テクノロジー的にはPDC03とほとんど代わり映えがしないし、製品群から見るとPDC05と同じ。それぞれ、ようやく使えるレベルに近づいて来たかなあ、という感じだった。

さらに、Windows Live系のセッションがBoFでしか提供されなかったのも残念な点。うがった見方をすれば、まずはファイアウォール内のMicrosoft化(クライアント/サーバーモデルの.NET化、OfficeのOffice System化)を徹底し、ファイアウォールから外に出てゆくときは、その80%以上の陣地を確保するために腰をかがめた、とか。

でもなあ、Webの世界では、それは通用しないと思うんだけどねえ。まあ、Expressionも含めて、Mix06日本版で正式お披露目となるんだろうけど。

いやしかし、そんなことより「Developer! Developer! Developer! Developer! Developer! Developer!(ry」ではなく「ITプロフェッショナル」だという点。そんな曖昧なことでいいのかなあ。DeveloperがServer群を購入決定をするわけではないから、Developerを含む購買層という見地で言えばITプロフェッショナルというカテゴリがあってもおかしくはないんだろうけど、じゃあ、手前をITプロフェッショナルだと規定している香具師はどれくらいるのか。

拡張すればするほど個別メッセージは伝わらないものになってゆくものだなあ、と夕日を見ながら考えた。

おれもそろそろ自分が属している組織を含むところの法人が、どのようなイメージで捉えられているのかを再確認しなければ。確認したからといって何が変わるわけでもないような気がしますけど。

いずれにしても、基調講演の「4つの約束」ってのがなあ。個人的には「ここに集まってるのは開発者だよな!(イエーイ) おれらの目標はエンドユーザーに今までにない最高の体験をさせることだよな!(イェーイ) んじゃー、その目標に一緒に邁進しようぜ!(イェーイ!)」という、ある種ガサツな共闘体制に魅力があったような気がするんだけど、やっぱりネクタイの属性が強くなると変わらざるを得ないのかなあ。

ステロタイプで恐縮ですけど、よく手入れされた爪ときれいに整えられた頭髪とソフトな声で“約束”を語るネクタイ族というと、詐欺師しか思い浮かべられないのです。すみません。

とはいえ、テクノロジーは圧倒的。かつての破竹の勢いは感じられないけれど、粛々と面白いものが作られているのだよなあ。

ヨコハマ最終日

TechEd 2006 YOKOHAMA最終日は、Room Aの最前列で見てやろう、とスケジュールを見た瞬間に決めていたので、朝一で会場入りしたら、あとはずーっとRoom Aにこもる。こもるったって、大会場なわけですが。

見られているほうもイヤかもしれないが、見ているほうも舟を漕ぐわけにもいかず、なかなか大変なのである。まあ、眠くなるセッションはなかったけど。

近藤さんの.NET Frameworkの配置から、平井さんのWindowsフォームとWPFの比較まで、マジであっという間でございました。

いやあ、楽しかった。

「うわー。IT業界のモー娘やー」となるか?

そうそう。忘れていたけど、2年ぶり(?)くらいにキャナルサイドさんとも会う。立ち上げた会社も順調で、いろいろ大変だけどいい塩梅だそうだ。まずはめでたい。

「ぼくはねえ、つんく♂になるですよ」と言うのでなにかと思ったら、むさい男の先生よりきれいな女性の先生のほうが(多少高くても)人気がある(需要がある)ワケで、だから元レースクイーンといったキレイどころを集めて、組織を“モー娘”化しようとしているのだという。

あー、それはたしかに正しい。しかも3か月間くらいみっちり教えれば、第一線で十分通用するくらいの環境はあるのだから、難しいことは何もない。

「問題はですねえ、VS2005でシステムを作ることはできてもExcelの基本的な機能を知らなかったりすることなんですねえ」。

「じゃあ、Excelはわたしが教えますから、開発ノウハウの記事を個人的に書いてもらうというのは、どうでしょう」と頼んだものの、一笑に付される。悲しい。

基礎体力がものを言う

しかしまあ、3日目になると、さすがにダレるな。集中力が続かないとも言うが。

そんなわけで、午後は興味を惹かれるセッションが少なかった(ややウソ)こともあって、K.粟崎さんとOrigamiをいじくりまわしながらバカ話。やっぱり基礎知識が豊富なヒトの話は面白い。

「へー」「へー!?」「へー!!」などと数種類の「へー」を使っていろいろと含蓄のあるお話を伺っているうちに、すべてのセッションが終了してしまった。

明日はRoom Aにこもる予定。平井さんのセッションが気になる気になる。

ガイジンの日本語PowerPoint

同時通訳がはいるガイジンのセッションは、別に苦ではないのだけれど、とりあえずPowerPointは何とかしたほうがいいと思った。

「Ex」ではじまって「cite」で終わるサイトで翻訳したような日本語(やや誇張)と脱力系図版満載というのはなあ。

あまりにもあんまりな図版はともかく、日本語は単に改行位置を変えたりバランスを変えたり配色を変えるだけで、かなり印象が変わると思うのだけれど。

PowerPointをチェックするヒトは、そのあたりも含めて見てあげるといいと思った。

いっぱいヒトと会う

交友関係が広いのは、おそらく“よい”ことなんだろう。たとえそれがオシゴト絡みの関係であったとしても。

今回のTech・EDは、デベロッパーだけではなく、IT-Proもターゲットにしているせいか、セキュリティ関係の人々も多く、会場を歩いていると、あっちに頭を下げつつこっちに頭を下げて振り返って頭を下げるという、ピタゴラ体操みたいなことになっている(←やや事実誤認)。

ドイツで羽根を伸ばしてきたid:sonodamさんに会ったり、id:wakatonoさんに会ったり。思わずmemo BoFかと思ってコジマ先生を探したくらいだ。大阪在住の眠れない管理者にもお会いできたし、そう考えると、こーゆうところに参加するもの、いいっちゃーいいんだろうな。

パーティだった件

K.粟崎さんとartonさんと一緒にAttendeeパーティに顔を出す。

連絡が途絶え、死んだかもしれないと思っていた某著者と邂逅し腰が砕ける。彼の話を総合すると、連絡が途絶えたのは某超強力串のおかげで、こちらからのメールが到達できなかったことが原因らしい。「連絡がないということは連載中止ということだろう」と考えてしまったようだ。

「一報くれればいーじゃない」などと涙ながらに訴える。

とりあえず誤解も解け、引き続き健筆を振るっていただくことになった。まずはめでたい。

Attendeeパーティは、まあ通常のパーティ同様スロットによる景品抽選コーナーありマジックショウありの立食バーティなわけだが、となりの小会場ではなんと映画『ディープブルー』の上映会が催されており、さらに「リラクゼーションルーム」では“てもみん”型マッサージだのアロマエッセンスを加えた酸素バーだのがブースを出していた。

マッサージを所望したが、これは予約人数超過のためダメ出しされ、かといって『ディープブルー』を見る気にもならず、酸素バーでお茶を濁す。

T.赤橋セソセイとS.小野田さんに囲まれ、狭くて暗い世界における前向きな明るい話題でやや盛り上がりつつ、パーティは終了。

さすがに人疲れして、うなだれながら湘南新宿ラインで戻る。

2日目のヨコハマ

TechEd 2006 YOKOHAMAの2日目。こういうイベントがあると早起きできるのは、幼稚園児時代の遠足と同じプライオリティだからだろう。われながら幼稚だ。

ことしのTechEdは、プレス向けにはカンファレンスバッグを出さないという方針のようで、コンビニやスーパーマーケットで使うことを目的としたような(もちろん“万引き”という意味ではない)、布製の手提げ袋しかもらえない。もっとも「キツネとブドウ」じゃないけれど、カンファレンスバッグ自体はあまり使い易そうには見えなかったので、もらっても日常的に使用することはなかっただろう。グズグズ言ってますけど、セッションを受講できるだけでもありがたいと思わないとバチがあたります。したがって、昼食が券1日あたり500円安くなったことも不問に伏しておきます。

2日目はRoom Bのセッションを中心に受講。とくに最後の「エンタープライズ対応のフォームを持つアプリケーションの構築」はセッション内容がわからず、ある意味、楽しみにしていたのだけれど、別に“エンタープライズ対応”でもなんでもなくて、ちょっと肩透かし。内容そのものは面白かったんだけどね。タイトルのミスマッチがイタかった。

とはいえ、今までiniファイルに書き込むようにプログラムしていたネタ(前回終了時の画面の位置設定とか、画面サイズとか)をプロパティの設定で行なえるようになっている点とか、HTMLタグで言うところのテーブルタグをコントロールに適用したり、メニューバー関連のネタといった細かいテーマは、うれしい人が多かったのではないか。

おれも恥ずかしながら今頃それを知って、自宅に戻ってからあらためてサンプルを動作させてみたり。VBとC#とでは若干コーディングが異なる点はあるものの(VBのほうが楽)、こりゃいいや、と喜んだ口だ。

InfoCardも、それほどアップデートもなく、淡々とした語り口が眠気を誘ってくれて、時間が経過するにつれて、おれの前後左右から寝息が聞こえ始める。

海外ではInfoCard人気が高いようだけれど、住基ネットの按配を見る限り、軌道に乗るのはまだまだ先だなあ、なんてことを思ったり。てゆうか、あの世界は利権が絡みすぎて、なにがなんだかわからんちんだしなあ。

Tech・ED 2006 YOKOHAMA雑感

ビジネスを取り巻く社会状況を概括し、その上で各フェーズに対応する製品とそのテクノロジーを紹介するというスタイルはTechというよりむしろBiz。テクノロジーというカテゴリにおける人間の潜在的な力(というか可能性)を披露してもらえることを楽しみにしていたおれにしてみると、政治と経済に対するパッチという非常に矮小化されたメッセージしか受け取れず、たまらない思いをする。

まあ、経済活動とか政治状況に微妙に影響を受けるレイヤーでの活動だからしょうがないのだけれど、ちょっと残念。

「人間のあらゆる営為はリアルタイムでは評価されない」と喝破したのは、ほかでもないおれなので、おそらく今行なわれている種々様々なことも、きちんとマッピングされて評価されるのは10年後・20年後のことなので、あまり気にすることはない(だろう)。

問題は、拡散するスピードを気にせずに、濃いところをいかにチョイスしてゆくか、という姿勢だろう。水を満たしたコップにインクを一滴垂らし、その一滴をいかに掬い上げるかというような。

そんなことできるのかよ、という気もするけど、テクニカルセッションの中に答えがあるのだろう。あるんじゃないかな。あるといいな。ま、ちょと覚悟はしておけ。

とはいえ、.NET Frameworkが3.0になろうがAtlasがASP.NETにマージされようが、ほとんどドキドキしないのは歳のせいか知らん。コードを一行も書くことなくビジネスインフラを構築できたりするのは、いいんだろうけどさ。エンジン部分のチューニングが終わったデータベースみたいなもんで、あとはユーティリティの充実ですか? という感じさえ受けるんだよな。困った困った。

R&Bとスカな夜

1970年代のロックを聴かせるバーが、ホテル街のど真ん中にあって、実はそのバーはライブハウスでもあることを知ったのは、現在関わっているバンドの2ndキーボードが、別のバンドで出演したため。

19:00開店、19:10開演という慌ただしいスケジュールにあわせて行ってみると、2バンドしか出ないにもかかわらず(しかもアマチュアだよ?)結構なヒトの入りにちょっと驚く。

2ndキーボードが参加しているバンドは、ダニー・ハザウェイとかアリーサ・フランクリンとかを中心に据えたR&B系(というかソウル)バンド。パーカッションを除いた全員がアフロのウィッグをつけて登場。ジェームズ・ブラウンの曲からスタートしたステージは、途中で女性ボーカルを加えて畳み掛けるようにR&B系の曲を展開してあっという間の50分でした。

バンドのサウンドバランスが悪く、2ndキーボードのボーカルはもちろん、メインボーカルの声がよく聞こえなかったのが残念といえば残念。

ドラムはどうも女性で、ライブ用の曲だけを一生懸命練習しました、という感じがよい。ベースも(良くも悪くも)破綻がなくて、バランスさえよければいい感じだったのではないか知らん。

バンマスのギターは、ちゃんとバンドの舵取りをして纏め上げつつ、いい感じのカッティングを聞かせてくれたものの、ソロでずっこける。まあ、ソロなんてそんなんでいいのかもしれないなあ。とくにR&Bは。グルーブしてナンボだからなあ。

対バンはスカバンドで、総勢9名。前のバンドでパーカッションを叩いていたのがドラムにはいり、ギターはそのまま。

ホーンセクションが入っていて、アルト、テナー、トロンボーン、トランペット×2という構成。アルトはキーボードと兼任。これにドラム、ベース、ギター、ボーカルという大人数。

これならたしかに狭い小屋もいっぱいになる罠。

スカなわりに、ベースがかなり凶悪なサウンドだった点と、2ndトランペットがミストーン連発だった点、ギターがソロになるたびに前に出てくる点が、どうにもいただけなかった。とくに、ソロだからといってギターがステージ前に出てくるのは、あれはかっこ悪いなあ。

ボントロのソロがグダグダだったのはご愛嬌。あんまり音も聞こえてこなかったし。

ボーカルはうまかったなあ。

まあ、いまさらでナンですけど、リズム隊とボーカルがうまくなければバンドはかっこ悪いわ。ホントに。

橋爪亮督@Manhattan

正確には7月25日の話になるのだけれど、阿佐ヶ谷のライブハウス「マンハッタン」で旧友に会う。もっとも“旧友”ったって、こっちがそう思ってるだけであっちは単なる客としてしか見てない可能性もあるわけだが。

数年前までは東京を拠点に活動していたのだけれど、ケコーンして京阪神地方に引越し、子供も生まれたため、なかなかその姿を見ることができなかったわけだけれど、子供も大きく(っても1歳?)なって、ようやくライブ活動も再開のキザシ。うれしいうれしい。

当然、旧友のパーマネントバンドではなく、以前から一緒に演っていた橋爪亮督(Sax)の「Standard Side」にゲストプレーヤーとして登場。橋爪さんは、旧友がリーダーのバンド“ドラムニャ”で一緒にやっていたので覚えている。ドラムニャ自体はポール・モチアンのバンドを髣髴とさせるサウンドだったのだけれど、今回のバンドはSax、Bass、Guitar、Pianoというドラムレスの編成で、しかもギターがビル・フリゼールっぽい空間系。なので、なんというかMarc Johnsonの「Bass Desires」みたいだ。まあ、Marc Johnsonのほうはドラムにピーター・アースキンがいたり、ジョン・スコフィールドが鋭角的に切り込んできたりするバンドだったわけだけれど。

そういうギターを含んだサウンドは、橋爪さんの息が漏れるようなサックスにはぴったり。ベースがまた寡黙な感じでしっかりとボトムを支えて、「ノリノリだぜー」という境地からは程遠い、なんというか、親しい人たちのナイショ話に加わってる感がいっぱい。

セットの合間に旧友と長話。ちょっとづつ関東圏でのライブも増えそうということなので、期して待ちたい。とりあえずは9月にボーカルとのデュオがあるらしい。

無理やりなアンコールを連発し、終電ぎりぎりまで音を楽しんで帰宅。

本当に久しぶりに水彩画のようなJazzを浴びたなあ。よかったよかった。

行けなかったイベント

しまった。「short Mono meeting」があったのか。

このところ凹むことが多くて、blogどころか通常のWebサイト巡回もままならず、気がついたのが今の今だ。ちくしょう。

今日はちょっとさすがに出歩くわけにも行かず、涙を呑んで不参加。

前回同様、行けば絶対に元気になれると思うのだけれど、まあしょうがない。

きちんと巡回してチェック怠りないようにしなければ。

quartz head@新宿PIT INN

気を取り直して新宿PIT-INN詣出。今日はquartz head a.k.a. 藤原大輔の「quartz-head council vol.1.2」があるのだ。

今回は6月21日発売されるアルバム『sen-tence』からのナンバーを中心に、rebustapeのdigital modular synthesizer(門外漢のおれにはなんだかよくわからん)とOmar Guaindefallのジャンベ(ヤンベ?)をフィーチャーしたライブ。ドラムスとベースの基本的なリズムはPC(Macintosh)が担当し、クラブ系といえばいいのだろうか、腰に来るビートの上にquartz headのサックスが男気たっぷりに吼える。

前回(2005年1月11日)PIT INNで見たときとほぼ同じフォーマットなんだけど、今回はVJが3台のプロジェクターを持ちこんでいて、ほとんど新宿PIT INNとは思えないような空間が出現する。壁面に「PIT INN」のロゴマークがなければホントわかんないよ。でも客はきちんとイスに座っていて、やっぱりPIT INNなのだなあ。鳴っているのは完全に躍らせる/踊りたくなる音なんだけどねえ。

あ。そういや、会場中ほどに陣取った黒人とポンニチのカップルがずーっと抱き合ってて、そこだけ異質な空間となっておりました。

Omar Guaindefallのヤンベはデジタルビートに負けないくらい硬質で、なんかしんどそうな感じがしました。あれはダイナミズムのせいかなあ。デジタルビートは麻薬的な気持ちよさがあるけど、あれは伸びも縮みもせず、同じレベルで延々ループするから気持ちいいのだろう。そこにヒューマンなパーカッションが加わる場合はメロディ楽器的に使うか、あるいはビートを揺らすためにカウンタービートを放り込むような形にしないと、ツライ気がする。

あと、やっぱりあれは踊らなくちゃ。

終了後、PIT INNの後ろで先行販売していたアルバム『sen-tence』を購入し(一緒に2005年9月の非売品ライブアルバムも買ってしまった)、quartz headにサインをもらいながらとりとめのないことを話す。

次は6月上旬の大久保。こちらは井野信義+鳥山健明がバックを務めるので、むしろおれ向き。どうも大網冷凍人間の曲がメインになりそうなので、ますます楽しみなのであった。

すべてのひとに等しく時は流れる

本日はお披露目ライブという名の結婚披露宴、というか結婚披露宴にかこつけたお披露目ライブというか。

もともとダンナのほうはストレートアヘッドなJazzからばりばりエレクトロまで“テナー一本生きてます”な人だし(といえば、わかる人はわかるかな)、ヨメさんのほうはセミプロで活躍していて、後半はキュートなエレクトロポップな楽曲を聴かせてくれた子。

ふたりがユニットを組むのは、まあ流れとしては自然で、個人的にもひとつのバンドで二人と会えるのだから、それはそれでシアワセなことである。

おれが彼らと知り合ったきっかけは、二人が所属するところの実験ポップスバンド(その名もsmalltalk!)で、かれこれ6年くらい前になりますか。ヨメさんの休止期間中も、思い出したようにメールが飛来したりして、付かず離れずだったわけだけれど、まさかこーゆうイベントに呼んでもらえるとは思わなかった。超ハッピーである。

残念ながら最後まで参加できなかったのだけれど、あの井野信義(ベーシスト)が来たりイノケンがうろうろしていたりと、なんかもうすごい空間にいたのだなあ、などと帰宅してから感慨にふける。

昔むかし、何の因果か、パイドパイパーのなんかのクローズドイベントに偶然参加してしまい(たしか六本木ピットイン)、矢野顕子+大貫妙子のミニライブとかとか山下達郎の挨拶とかをロハで堪能したことがあるのだけれど、今回はちゃんと招待されたんだもんね。

だからというわけではないけれど、末永くお幸せに。ますますよい音楽を作ってください。楽しみにしております。

ちなみにユニット名はgolという。

Mono Meeting:第1回

バタバタと会社を抜け出して第1回目となる「Mono meeting」に参加。今後続くかどうかよくわからないけど(続くにしても、どうも名称変更されるっぽいし)。

ヒコーキを待ちながら

結構スムーズについてしまったので(当たり前だ)、ヒコーキを待つ間、順不同で今週のおさらい。

  • ロードマップ
    • ローカルからWeb(HTTP)上での展開
    • 個人ユーザーはもちろん大人数での作業も
    • パーソナルツールからERPシステムまでフォロー
    • シームレスなデータ交換(Open XML)
    • BIツール化
  • プログラミング関連
    • VBA(や場合によってはWin32 API)を使った連携は終了
    • 連携(システム)自体はVSTO(ver.3)による作りこみ
    • InfoPathによる入力フォームの活用
      • 作りこみは非VBA
    • ASP.NETとSharePoint
    • .NET FrameworkとVSの機能をフル活用する
  • 雑感
    • 米国と日本のプロダクトに対するメンタリティの差
    • SOX法が追い風になるか
    • WindowsはともかくActiveDirectoryの浸透は
    • インフラストラクチャは“パーソナルコンピュータ”ではないような
    • Liveはどうする?
    • XMLはどこまで有効か/バイナリの可能性

なんでもいいけど、大変だ。

朝っぱらから忙しい件

早朝起床。

まさかとは思うが、フロントがタクシーを呼んでくれない場合、バスを乗り継いでSea-Tacまで行かなければならないので、できるだけ早めに準備しておこうという、われながら瀟洒な心がけが愛おしい。なにしろ成田でやたらと待たされたしな。

荷物をまとめ「私をタクシーと呼んでください」と言わないように何度も練習してからフロントに。

小雨がぱらつく中、空港に向けて出発。ヒスパニック系の運転手はひっきりなしに鳴る携帯電話の応対に忙しい。全然わからないながらも、どうやら「ヤポネを乗せてSea-Tacに向かってんだよ。だから、25分後に×△○で落ち合うべ。そのあと二人でちょいと……、な。いいだろいいだろ。いひひひ」なんてことをしゃべっているっぽい。知らんけど。

ノリノリな開発者がいた件

最終セットは基調講演のデモを、プログラムレベルで解説するセッション。

これが尋常じゃなくオモシロい。なにしろスピーカーがかっ飛んでいて、下手すると一発決めてきたんじゃないかくらいのイキオイだ。

後で話を聞いたら、MSが外部委託している会社のヒトで、プログラムを組むのが好きで好きでタマランという。

カンファレンス前半でぬるーいセッション(あっちゃこっちゃで「Hello World」)より、よっぽどオモシロい。日本でOffice DevConをやるときは彼を連れてくるといいと思った。

なんか数年前まではあーゆうデベロッパーが多かったはずなんだけど、最近はトンとご無沙汰で、久しぶりにwktkなセッションでございました。

スピード感とノリ、あと大事なのはいかに本人が楽しむか、ですかね。お勉強ノリじゃなくて、一種スポーツやってるみたいな感覚がサイコーでございます。

糸冬了

というわけで、当初想定していたよりは薄味だったけれど、いろいろ拾い物の多いカンファレンスは本日で終了。

会場から帰宅するため大荷物を運び出す人々に混じって、こちらは近所のホテルに帰る。

最後はカンファレンスバッグだのTシャツだの、在庫一掃もってけドロボー大会となっていて、会場入り口は黒山の人だかりで大混雑。おかげでロイクのお兄さんに一言挨拶しておこうという野望はもろくも崩れ、そのまま宿便のごとく会場外に吐き出される。残念。

Excel Service

Excel Serviceってのは、Excelのタコな共有機能を越えるための施策か?

一連のLiveプロジェクトを推進するには人気アプリケーションの投入が不可欠ということはわかるんだけど。そういう意味ではPowerPointを初期の段階から投入するというのは、とても正しいと思う。正しいと思うんだけど……、んー。

データが返ってきた件

最終日は、なんとなく、いいことがあるんじゃないかと思わせるくらい、びっくりするほどいい天気。

とりあえず、朝一で昨日データを吸い上げていったロイクのお兄ちゃんのもとに行く。

「チップは持ってるか」と訊くのでデジカメ用のメモリカードを渡すと「昨日はすまんかった。何にも問題ないから全部返すよ」という。当たり前だばかやろう、などと怒ったりせず、にこやかに「それはよござんした」といってみるテスト。

チップとともにスターバックスのカードをくれた。「これはお詫びのしるし」だそうだが、去り際に「サンキュウ」と言ったつもりが舌が回らず「ファッキュウ」に聞こえてしまうようなセリフを吐いてしまい、しばしうなだれる。

Accessがようやく出てきた件

最終日は個別プロダクトセッションを中心に。

Accessのネタが全然なくて、どうしたものかと頭を抱えていたのだが(まあ、別に抱える必要はないのだけれど)、ようやく2コマ登場。

タブを採用したことで、MDIがSDIになったり、データを定義しようとするといろいろごちゃごちゃとウィンドウが出てきたのがすっきりまとめられたり、テーブルを表示しているときにインクリメントサーチができるようになっていたり、使いやすさはアップしている。

とくに印刷表示のウィンドウで、列の状態を動的に変えることができるようになっていて、これはなかなかいい感じ。非Accessユーザーのおれが言うのだから、ホントにいいかどうかはわからんが。

「VBAをゴリゴリ書いていたヤツはどれくらいいるんだ?」という質問に、わらわらと手を上げる受講者を見てスピーカーは大喜び(でもないか)。「いーねいーね。じゃあ、VBA Editorを見てみよう」とエディタを立ち上げ、何をするかと思ったら、マウスホイールをクルクルまわし、画面がスクロールするさまを見せてくれた。

「そ れ だ け か よ っ」

実際問題、Jetはどうなるのかとか作成可能なファイルサイズは変わったのか、などというアナウンスはなし。えー。それはちょっとどうなんですかねえ。

まあ、Access自体、Office製品群の中では鬼っ子なので、なかなかプロダクト自体の拡張は難しいだろうし(だって上を目指せばSQL Serverがいるし、下を見ればExcelがいるし)、製品の位置として(今となっては、コンシューマとコーポレートの)どちらを向いても中途半端なツールとなってしまっているため、(進化という観点から言えば)シオシオ感は否めない。

とはいえ、個人ユースのデータベースプロダクトに対して、これ以上何が必要か、という気がしなくもない。ある意味、完成しちゃったような気もする。これはOfficeプロダクト全般にも言えることなのだけど「Good Enoughなんだから、もういいじゃん」を最も端的に体現しているのがAccessという感じ。

はじめてデータベースに触るという人にはよりよいツールになった、とは言えるけれど、業務で使うことを目論むのなら最初からSQL Serverいじったほうがシアワセになれる、という昔からの言説がいまも通用するあたりに、Accessの限界が見え隠れ。

まあ、アップグレードするヤツはすでにSQL Serverに移行してるだろうし、移行しないヤツは壊れても使いにくくても移行しない。

それもまた見識ということで。

Intelマシンが花盛りな件

id:naoyaさんのイベントレポートだとMacがわんさかだったわけだが、さすがにこちらはDellがわんさか。当たり前と言えば当たり前なわけだが。IBM(というかレノボ)よりDellのほうが多かったなあ。しかも、みんなでかい。やたらと巨大なDellがあっちこっちで花開いている。

解像度を考えるとでかいマシンもいいんだけど、重さがなあ。

拉致られた件

今回のカンファレンスはセッション前にPPTの配布資料とかはなく(てか、今頃気がついたけど、資料の事前配布って日本くらいじゃないか)、カンファレンス後のDVDを待つしかないわけなんだけど、こちとら毛唐のコトバを十全に理解できるわけではないので、復習が必要となる。そのために、スライドをデジカメで抑えるわけですが、VSTOのセッションに出ていたときにスライドを撮っていたら強面の警備員に「お前、いま写真撮ったか。撮ったのか。ちょっと来い」と拉致られてしまいました。

「MSジャパンのインビテーションで来てるんだ、ばかやろ。ふざけるな」などと怒ったものの、とにかく来いの一点張りで、セッション中だったこともあってとりあえず外に。

つたない毛唐語で「なぜダメなのか」「全データのデリートは必要なのか」と押し問答するものの「これはセキュリティ上の問題だからダメだ」などと吐かしやがる。

そこに運よくMSジャパンの人が通りかかって説得工作に乗り出してくれた。

最終的に「わかった。とりあえずチップのデータは預からせてくれ。明日には全部返す」ということになり、若干の疑問符を頭の上に浮かべたまま、彼の面子も考慮して引き下がることに。

実はプライベートなデータも入っていたのだが、公共良俗に反するようなものではなかったのもおとなしく引き下がった要因のひとつでもある。これが、それこそあられもない姿で艶然と微笑んでいるデータなどがあった日にはあなた、強硬な姿勢を保ち、安易にチップを渡すようなことはしなかっただろうが。

データを抜き取られて空になったチップを返してもらい「写真撮ったときにフラッシュ焚いたんじゃないですか?」「んなことしませんよ」などとMSジャパンの方と立ち話。

基本的にβ版なので、画面ショットなどは門外不出だからかなあ、でもExcelのPMが書いてるBlogには結構出てるしなあ(「某ベータテスターも画面ショットをWebにさらしてるし」とは言わなかったけど)、だいたいにおいて、なぜおれが狙い打ちなんだ?

これでBillGとSteve Sinofskyの画像まで没収されたら、おれはなんのためにここまできたのかわからんようなことになる。

「明日には全部返すよ」というコトバを信じて、泣きながら後半のセッションを受講。

ワークフローがいい感じな件

2日目は初日に引き続き、開発系セッションに参加。

VSTOのバージョン3ベースのネタなので、試してみるわけにはいかないのだけれど、テンプレートも充実して(Accessのテンプレートもあった!)かなりよさげ。

とくにVisual Studio 2005から搭載されたWorkfrow Frameworkを援用して(いるんだと思う)、ワークフローをプログラミングしているあたりが感動的(ややウソ)。

プログラミングというより、フローチャートの各アイテムに対してプロパティを設定するだけで、ほぼOKというあたりがすごい。コーディングはif...elseの制御だけ。それだけにプロパティ設定がうざったく見えることもあるわけだけれど、これもいずれはウィザード化されたりするんだろうなあ。

それにしても提示されるコードがC#一色ってのがどうも。開発言語なんてなんでもいいっちゃーなんでもいいんだけど、ここまでC#だけってのはどうなんだろうなあ。

広がりすぎて大変な件

デモンストレーションを交えて3時間近くたっぷりMS節を堪能してランチ。

ランチはBox Lunchで、空気を抜いたハンドボール大のサンドイッチにポテトチップス、ミニキャロット、クッキー、飴、ボトルウォーターという、なんというか「温かいものを食わせろ!」と喚きたくなるような内容。まあ、日本の冷えた幕の内と同じと思えばよろしいかと。

基本的にSharePointを中心にした開発関連をチョイスして受講。

こんだけのことを本気で導入するかどうかはともかく、とんでもないわ、こりゃ。

あたくしはイヤですけど、でも、このシステムの中に入ってしまえば“作業”にのみ没頭できるから、効率はあがるかもしれない。たとえば、Origami(まだキャンパスでも売ってなかった。残念)とかHandheld PCがあれば、Outlookとの連携はもちろん加工されたデータをリアルタイムで読み取ったり逆にデータを抽入したり、しかもそれらのバージョンまで管理できるから、平気で会社のサイズを拡大できる。PCだけじゃなくて(デモでは)携帯電話からのアクセスも成功させていたから、日本でも(もしかすると)嬉しいかもしれない。

ただ、.NET Framework 1.0βからマイで始まってクロソフトで終わる某企業と協業していた携帯電話ソリューションプロバイダが、2.0を待たずに倒産(解散?)してたりするからなあ。早過ぎた観はあるものの、需要という見地からするとどうなんだろうか。

プログラミング関連のデモは、なにかっつーと「Hello World」なので、いかがなものかと。手を出せるところはすべて「Hello World」を表示してやろう、という意気込みは買いますけど、日本であれやったらブーイングだよなあ。あ、ちなみに日本のTechEDは8月3日からだそうです。

Sinofskyが小堺一機に見えてしかたのない件

基調講演は、前日ラスベガスでMIX06に顔を出したBillG。これを押さえないと話にならない。会場の最前列に陣取るため、朝食もそこそこに入り口に並ぶ。待つこと60分。中央前から2列目というポジションを獲得。

Jim Allchinの後任となる小堺一機……、じゃねえやSteve Sinofskyが登壇し、すごい勢いでしゃべりだす。こちとら写真を押さえるのに懸命で、ほとんどナニ言っているんだかわからないというのが悲しい。

続いてBillGが登壇し、これまでの個人ユーザープロダクトから、より過激に多人数の作業環境用プロダクトへと変貌させる旨、申し述べていたようだが、こちらも実は写真を押さえるのに精一杯で、ちゃんと把握していない。ははは。いや笑い事じゃない。

フレームの中のBillGは、まあ人数的な要因もあるのだろうけど、PDCのときよりはるかににこやかで、リラックスしている感じ。いや、当然、プロダクトとしての未来像を語るときは相変わらず悲壮感にあふれた語りっぷりなわけだけれど。

BillGとSinofskyがステージに並んで座り、観客とのQ&Aに答えるコーナーは、ホント楽しかった。検索に関してGoogleに絡めた質問が飛んだときには、さすがに苦笑していたけれど。

いやあ、それにしても、PCプロダクトは凄まじい地点まで来たものだなあ。と馬鹿みたいな感慨を抱く。

それでも迷い続ける件

シマカワさんに勧められたホテルはキレイで静かでいうことなし。キッチンがついているので食材を買ってくればバカ高く日本の老人向けとは到底いえない食い物を摂取する必要もない。最悪、コーヒーとバナナですごせることは、すでにスエズ運河バイト時に判明しているので、十字路ショッピングセンターよりもホテル寄りのマーケットにバスで行くことにする。

パンだのバナナだのコーヒーだのフィルターだのライターだの、細々したものを購入し、帰ろうと歩き出した方向が左斜め45度ずれていて、いつまで歩いてもホテルが見えない。気がつけばハイウェイを超え、野を越え山越え谷越えて、北方四島がはるかにかすんで見えるところまで来てしまった。

さすがにおかしい、と地図を引っ張り出し、軌道修正して帰ってくることができたが、あのまま歩いていたら日本に帰ってしまうところだった。あぶないあぶない。

およそ3時間近くウロウロ歩いていたわけだが、延々とマイではじまってクロソフトで終わる会社のキャンパスであることに腰が砕ける。ダウンタウンと異なり、建物はほとんど5階建ての低階層ビル(メインは3階建てで、こっちのほうが多い)で、それがもう、山の手線内くらいの規模で広がる(ような感じがする)。日本のように建物と建物の間がネコ一匹通るのがやっと、という造りではなく、しかもやたらと緑が多いから、とんでもなく気分がいい。

かつてテレビ朝日がアークヒルズにいたとき、制作は地下(!?)のフロアを割り当てられていて「だから、いいアイデアがでないだよ」と制作マンがぼやいていたことを思い出す。なんつうか“環境って大事よね”なのである。

買ってきたコーヒーを淹れようとして、挽いてない豆であることに気がつき、果てしなく凹みつつ、18:00になったのでレジスト+ウェルカムパーティに参加。

日本人はKKの3人とおれだけだ。ひとかたまりとなって新しいプロダクトについて、いろいろレクチャを受ける。

技術的にはオモシロいのだけれど、それがマジョリティを獲得できるかどうかは、また別の話だよなあ、などと思いながらホテルに戻る。

SEA-TACは快晴だった件

後ろ髪を引かれつつ、勇躍、成田に赴く。

本業が火を噴いているにもかかわらず、ツートップに任せて敵前逃亡だ。すまぬすまぬと心の中で詫びを入れつつ、成田に着いたらチェックインカウンターを三周するくらいの(相当ウソ)長蛇の列に顎が外れる。気を取り直して並んだものの、遅々として進まないこと、おれの原稿整理の如し。

時間に十分間に合うように電車を選んだにもかかわらず、税関を出たら搭乗締め切り30分前というのはいかがなものか。しかも改修工事をしていたらしく、いつもカートン買いする免税店の所在がわからず右往左往し、たどり着いたら今度は品物が見当たらないときた。

泣きながら搭乗口(これがまた、遠い!)にたどり着いたら残り数名という按配。それでもおれが座ったのは5人掛けの通路側。この列は3人のみ(端っこと真ん中なので隣が空く)なので、物理的にも心理的にも余裕がある。もっとも前の晩は徹夜だったので、飛び立つと同時に爆睡状態。気がつけばシアトルに着いていた。

“シアトルはいつも雨”という定説を覆して、本日は晴天。ちょっと肌寒いけれど、日本の3月下旬の陽気だ。黒人のオバちゃんたちに混じって、まずは一服。

スクリプト野郎であった件

個別セッションでは「Monad」セッションが一番面白かった。

cmd.exeじゃない、新しいシェルなわけだが、ここに載ってくるスクリプト言語がMonad。なんつーか、後発だけあってPerlだのRubyだののおいしいとこどりしてるあたりがイイ。まあ、PerlやRubyやPython(サービスフレーズ)ほどめちゃくちゃパワフルというわけではないけど。

ただ、惜しむらくはExchange Serverに搭載されて出てくるので、いわゆる管理者向けシェル+スクリプト言語という感じで、デベロッパー向けではないんだけどね。でもなあ、オブジェクト指向かつパイプ指向言語なんだから、デベロッパーにとってもオイシイと思うんだけどなあ。.NET Frameworkのオブジェクトもバシバシ使えるし。などと考えるのはおれだけですかそうですか。

C#3.0系のLINQでは、どんなタイプのデータも直でいじれます。というアナウンスがされてるけど、実際のところActive Directory関連のデータはいじれない(それ用のAPIは提供されるかもしれないそう(伝聞)だけど)けれど、Monadを使えば、いわゆるパイプ処理ができるので、ADのデータもカンタンにいじれたり加工できたり。

まだベータ版のレベルだけど、すごい使える。シェル拡張なんてワザがあったりして、これもまたいい感じ。つか面白い。

ちなみに、セッション会場でようやく意中の人と出会えて、「幸せハッピー」な感じも二乗でございました。

パシフィコ横浜がやたらとお寒い件

朝の9時スタート(レジストスタート8時半)なんだけど、客いねー!

基調講演、がらがらー。前の数列しか人いねー。

10時くらいにようやく埋まり始めて、最終的にはいっぱいになったけど、基調講演でこんなに人いないの、初めてだ。

セッション内容、つまんねー。Office12のプレゼンテーションを見ると使いたくなくなるってのはどうなんだろうなあ。デベロッパーズカンファレンスなのに、ぜんぜん開発魂が刺激されねー。

個別セッションに期待したい。

東京シャイネスはやさしかった件

誘われるままに京都入り。18:00から京大西部講堂で細野晴臣&東京シャイネスの講演があるため。

生Harry細野を観るのは、YMOのWinter Tour以来だから、えーと、ひゃあ25年ぶりだ。それどころか京大西部講堂に来るのは、上々颱風の前身である“紅龍とひまわりシスターズ”以来だから、これまた20数年ぶり。なんというか、感無量。

星マークが描かれた屋根は健在で、講堂の前では焚き火が赤々と燃え上がり、無料の甘酒が配られていたり、なんというか救世軍のもとに集まってきたホームレスという感じで開演を待つ。もっともおれらが行ったときにはすでに客入れが始まっていて、じゃっかん焦りつつ小汚い講堂に入ったわけだが。

相変わらず小汚い講堂内で40分近く待って、前座(名前失念)が登場。キュートで懐かしい音列を今ふうのビートとサウンドで和えました的音楽。

で、いよいよHarry登場。いやー。老けたわ。身のこなしとかしゃべり方とか表情とかは、昔ながらのHarry細野なんだけど、銀髪と頬の肉の落ち具合が年齢を感じさせるなあ。

「ろっかばいまいべいびい」からスタートして、アルバム『HOSONO HOUSE』と『泰安洋行』を中心に、はっぴいえんど時代の曲や新曲、カバーを織り交ぜつつ2時間近く。京大西部講堂が狭山になってしまった。Music from Big Pinkだ。

ミュージシャンはみんな凄腕なので、下手にリハーサルとかすると、ビチッととした音楽になってしまうためだろう、いかにみんなを崩すか、をHarryは狙っていた感じがする。それが良くも悪くも初々しさまで感じさせる緊張感と手馴れた感の微妙な世界が生まれていた。

「あー、この感じ。久しくなかったなあ」と陶然とする。

なんでも九段会館のときは2曲目に演奏した「風を集めて」で失敗して、以降、イヤな汗にまみれながらグダグダになったといっていたけど、どうかなあ。まあ、実際にバンマスが半小節間違えて歌いきっちゃうんだからなんとも。これからは泉谷しげるも自信をもって半拍子ズレたまま歌いきっていただきたい。

MCで 故どんと の名前が出る。

「今日は どんと くんの命日なんですね。たしか東京でも追悼記念コンサートとかやってると思うんですけど、どんと くんは京大西部講堂に縁のある人だから、たぶん、こっちに来てると思います。ぼくと どんと くんとは妙な縁があって(以下略)」

ずーっと立ちっぱななしなので腰と膝がしびれているのだが、この瞬間ちょっとココロもシビレタ。

2度のアンコールにこたえて最後は「STELA」で終了。狭山を出発点にYMOやスケッチショウを経過した音がしていた。

全曲終了し、全員がステージから消えた後、一瞬、

「この次はモアベターよ!」という声が聞こえたけど、これはたぶん幻聴。

すごい面子が集まっている件に関して

すごい面子だなあ。

参加してみたいけど、それよりも参加した人に面白おかしく話してもらいたいねたであることだなあ。

小島さん語録

「昨日(12月7日)ね、はいった寿司屋のショウユがおいしかったんですよー。寿司もまあ、おいしかったんですけどね、それ以上にショウユがおいしかったー。ご飯にかけたら軽く三杯くらい食べられちゃうくらい。なーんであんなに美味しかったんだろう」

「×××で食べた餃子のタレも美味しかったんですよ。あのタレだけでご飯が三杯くらい食べられるなあ。なーんであんなに美味しかったんだろう」

「『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』はすごい本ですねえ。あれはひとり1冊持っているべき本ですねえ。でも、どうやって調べたんだろうなあ。もうすでに無いサイトとかも平気で載ってますからねえ。週単位で世界中のサーバーのカレントショットをアーカイブしていたりして。そしたらフォレンジックの面から見ても万全ですねえ。(略)あの本はあらゆる意味で力作ですねえ」

「告知メールはねえ、ワタリさんが「(告知メールを)出すな」って脅すから出せなかったんですよ」

セキュリティmemoBoFに行ってみた

17:00ちょい過ぎくらいに四谷を脱出。ことしは余裕で18:30に間に合うと踏んでいたのだが、新宿駅に着いたら川崎近辺で信号機故障が発生していて、17:46(だったっけ?)の電車が休止。結局、会場に着いたのは18:40くらいか。

おかげでオラではじまってイリーで終わる某出版社のワタリさんのセッションは頭からは見られず。まあ、自己紹介と「出版社関係の人はいますか?」型質問程度で、面白めなところは網羅できたのでよしとすべきか。

PC出版社関連のヒトビトによる飲み会に“四谷会”というのがあって(mixiにもコミュが!)、これにワタリさんはしばしば参加しているようで、弊社はもとより技術評ではじまって論社で終わる会社のヒトとかインプではじまってレスで終わる会社のヒトとかとはおなじみだと思われるが、おれは下戸なので参加したことがなく、当然、初対面。

いろいろ驚愕するようなデータを示してオライではじまってリーで終わる出版社の現況を中心に話が進む。初版の刷り部数や、2005年度の(たぶん累計だと思うけど)売れた本トップ30、RADIUS関連の裏話などにひっくり返る。その内容をここに書いたりしたら、弊社上層部を動かして「潰しにかかります」とマジ顔で言われたので(これはつまり脅しか)、もろもろナイショ。

某ネヅさんがスライドをすべてデジタルカメラに収めていたので、詳細は彼に訊くといいかも。

続いて、はてな で局所的に盛り上がっているホシザワさんの「フィッシング詐欺:最近の傾向」があり、IIJのマツザキさんが「ampの話」。

ホシザキさんの「SPAMフィルターを通過するためのあの手この手」がかなりキテました。字句解析をされないための処方とかね。あと、やっぱり海外ではフィッシング詐欺サイト構築キット(つってもhtmlファイルだの画像ファイルだのJavaScriptファイルだのがzipになってるだけ)なんてのがすでにでまわっていて、クラックしたサーバーに展開すれば、“あなたもすぐにフィッシングサイトオーナー”なんて感じになってるらしい。それでひっかかるユーザーが思いのほかいるようで笑ってしまう。いや、笑ってちゃいけないんだけど。

終了後、飲み会に流れ、近況報告方々、いろいろなひとに話を聞く。ネヅさん、ことしはホントに不幸な年だったようで、某出版社と仕事をした関係で詐欺まがいの被害にあっていたり初対面時に名刺すら出さない某副編集長にキレながら振り回されたり、泊り込みでセキュリティ関連の勉強を若手に教授するプロジェクト関係でブチ切れていたり、なんかもう、大変。

しまいにはセレブな店に響き渡るような声で弾劾演説を始めたりして、なんというか大時化状態と化す(もちろん大げさ)。

あとは1年ぶりに小島さんとか高木さんとか、1年ぶりではないけれど園田さんとか宮本さんとかと近況報告会。みなさんお忙しそうでなによりでした。

設立記念セミナーに参加した件

頭に血を上らせつつ、設立記念セミナーを観賞する。発起人の挨拶に引き続き、マイではじまってクロソフトの偉い人の話。すっかり頭に血が上っているので、かつてMSDEを紹介しつつ、データベースマネージメント用ユーティリティ作成記事を載せたら呼び出しをくらい、

「うちの商売を邪魔するな」

と恫喝(大げさ)されたことを思い出し、酸っぱいものがこみ上げる。

そんな状態でも帰らなかったのは、萩原さんの「ソフトウェア開発における諸問題を最新技術はどう捉えているか」が見たかったから。おそらくJavaOneでのサブセットになるだろうという予想に反して、萩原さんにしては、非常にわかりやすい例をたくさん提示しつつ、大規模企業システム開発の方法論まで展開……、できなかったんだよなあ、これが。

あまりにも前半に多数の例証を挙げたため、現状の問題点に終始するだけとなってしまった。ただ、その分、クラスの限界やUMLの限界と可能性、そしてなによりも“企業とは何か”という点がすごく明確に描き出してもらったので、開発者ではないおれにとってはとてもいいセッションとなった。

「UMLで一番重要なのはユースケース図」とか「“もの・こと”の連鎖」とか。あるいはこれはおれが勝手に妄想したんだけど、Binary2.0とWeb2.0をつなぐテクノロジー(というかプラットホーム)とか。個人的に非常に重要と思っているポイントを展開してくれて、非常にシアワセでございました。

あとはまあ、USで行なわれたVSラウンチイベントは観光となったのでその写真をお見せしますセッションだったりしたので、どーでもいい。てゆうか「そういうことやってるから原稿を落とすんだろうが」と心の中で毒づいてみたり。

フォーラムリーダーが出てきて挨拶をして終了したわけだけれど、トップバッターが“その場でアンケート”をとってくれて、これはありがたかった。案に相違してC#よりVB人口が多かったことと、VC++人口も少なくなかったことにちょっと驚く。でもVC++ユーザーはMFCどまりでATLはいなかったな。

NUnit使用者は半々(か、やや多いくらい?)。思ったよりテスト駆動してるのねえ。あと「私はアジャイラーだ」とかそっち系の質問になったので、パス(してちゃいけないんだけど)。

懇親会に入る前にさっさと帰宅。本日の夕飯はGoGoカレーでロースカツカレーでしたが、なにか?

参加したいす

これはいいな。時間が合えば参加したい。

本日の人間ドック

夕食後(17:30!)、部屋でベッドにひっくり返っているうちに、さすがに疲れが出たのか、うたた寝してしまう。気がついたら深夜1:00。3:00ごろ再度寝ようとするが、もはや眠れない。横になっているうちに「新耳袋」(TBS系のミニドラマ)を思い出したりして、嫌な汗が噴き出してきた。諦めて起床。

本日はメインイベントの肛門検査とバリウム飲んで胃のレントゲン。

肛門検査のほうは「終わったら手が前のほうに伸びてきて、おいなりさんの中のウスラのタマゴをクリクリっとされる」などという、現上長が解説してくれたようなこともなく、普通に「痔核ができかけてますね」などといわれて終了。

一方、胃を切っているくせにバリウムを飲むのは実は初体験。飲むのは苦労しないのだけれど、そのあと、回転するレントゲン台で医者に「あっち向け。こっち向け。そっち向け。うつ伏せになれ。仰向けになれ。左を向いたまま右側面を30度あげろ。右上げろ。左下げろ。右下げないで左上げろ」と好き勝手なことを言われ、そのとおりに動いているうちに気持ち悪くなる。必死にゲロをこらえてなんとか終了。

全行程が終了し、データを見ながら問診。インスリンと血糖の相関関係を教えてもらいつつ、運動不足を指摘される。

「とりあえず一日一万歩を目安に歩いてください」

「……」

いわゆる“悪玉コレステロール”を減らすにはそれが一番いいらしい。しょうがないのでとりあえず会社では階段を使おうかとも思うが、おそらく週が明けたとたん忘れているだろうなあ。

本日の人間ドック

2年連続ですっぽかしていた人間ドックに(覚悟を決めて)行くことにしたのは、やはりキカイダー症候群(頭部右半分がイタイ&重い)をなんとかしたいからだ。とはいえ、頭部輪切りコースはオプション扱いであり結構な金額が必要とわかったので、今回はパス。どうせなら“脳ドック”にかかったほうがいいもんな。

短時間で3回も採血されたうえ、2回も検尿を要請されるというとんでもないスケジュールをこなしつつ、身長/体重や視力/聴力、胸部レントゲンだの心電図、エコーによる内臓検査とか一般的な健康診断を行なって本日は終了。

昼食、夕食ともすごい薄味ではあるものの結構豪華で量も豊富。これを体験すると社会保険制度はできるだけ維持して欲しいなどと保守的なことを考えてしまう。というか、40以上の働くオジサン/オバサンは、そういうことをちゃんと発言しろよとか思ったり。

明日は肛門検査とバリウム飲んで胃の検査、あとは結果データをもとにした問診ということになるらしい。

窓を全開にした禁煙の病室で、新宿の夜景を遠く眺めながら、とりあえず一服。よいこのみんなは真似しちゃダメだよっ!

人間ドックに行ってきまーす

朝8時から8:30の間に来い、といわれていたものの起きたのが8:00。大慌てで支度をし、電話をかけたら「あー、まだ誰もいないんで。まあ遅れても大丈夫ですよ」とか言われる。あまりのことにすっかり腰が抜け、結局、病院にはいったのは9:00くらいか。

到着後、中の上くらいのホテルの部屋みたいな個室で検査用の服に着替え、看護婦さんに言われるがまま、採血し(2回!)血圧を(自分で!)計る。

まあ、細かい話は(忘れなければ)後ほど。

あわてるな

機内映画はなんだかよくわからん日本映画(?)と『銀河ヒッチハイクガイド』。大喜びで見入ってしまう。わーい。いや、『銀河~~』のほうだけです。ごめんなさい。

しごく大真面目な顔で物語る内容は、答えの出ない難問に対する無意味なデタラメという、英国特有の駄法螺で煙に巻くとても原作に忠実な映画でございました。もちろん全編デタラメだったらかったるいだけなんだけど、日本人であるおれらにもわかりやすいボゴン星人のエピソードもからめつつ、(じゃっかん薄味ではあるけれど)正しくエキセントリックなザフォドとか鬱の二足歩行型最新鋭ロボットとか、きちんと“娯楽映画”している。これで気の狂ったようなオペラ風味が加わると、まさにモンティ・パイソン。ま、それは言いすぎ。

それにしてもねえ、あっちのPV監督はきちんと娯楽映画を作れるのに、こっちのPV監督はフィルムの無駄遣いしかできないってのは、ちょっとなあ。やっぱり文化の違いなのかなあ。

お土産物屋彷徨

ロサンゼルス空港で11月号を作ってくれた2TOP向けお土産を物色するが、なんということでしょう。ゲートをくぐるとお土産屋はほぼないのでございました。

前に来たときって、こんなに何もなかったっけ?

数少ないお土産屋をはしごしつつ物色。めぼしいものがなく、泣きながらつまらない(けれど意味のありそうな)ものを買う。ご満足いただけなかったらどうしましょう。

本屋にはいるとAmazonで注文しようと思っていた『THE ULTIMATE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY』を見つける。これはダグラス・アダムスの5作品を1冊にまとめたもの。日本では3作(『銀河ヒッチハイクガイド』『宇宙の果てのレストラン』『銀河クリケット大戦争』)しか翻訳されていないため、かなり昔から気になっていたのだった。

Amazonで頼むとシップがかかることを考慮し、清水の舞台からダイブする。

父親に「売れてそうなPC雑誌を購入してきてくれ」と頼まれたことを思い出し、雑誌売り場を物色するが、Mac関連の雑誌3タイプと通販雑誌それにゲーム雑誌しかなく断念。代わりに何を買ったかというと、もちろん何も買わない。

続々とマイではじまってクロソフトで終わる会社の人々が集まる搭乗口で、およそ1時間半待ち。乗り込んだ飛行機は人間ギュー詰めで、まるで家畜列車のような按配。果たして飛行機(United Airline)は無事に飛べるのだろうか。

そして最後の晩

いったん宿に戻り、荷物を置き、日本人向けカンファレンス+懇親会に赴へ。会場はおれが泊まっている宿からタクシーで15分くらい。PDC05の全セッションのサマリーを見せてくれたわけだが、驚いたのは日本人の数。マイクロソフト以外の参加者はおれを含めて62名。その場にいなかった日本人も若干名いたはずだから、全部で100名近い参加者がいたはずなのだけれど、カンファレンス会場ではほとんど日本人の姿を目にすることはなかったんだよなあ。存在感を消すのがお得意な人たちばかりというか、なんというか。

懇親会では同姓さんから長々と卓見を伺う。ある意味、洗脳されたとも言うが、ようやくここに来てアドレナリンが噴き出した。たとえばなぜLINQが、というよりもデータ操作の機能を、フレームワークではなく言語に追加したのか。なぜTeam SystemやWorkflowが開発環境に取り込まれなければならないのか。ITはなんのためにあるのか。

PDC05で開陳されたのは大きな河の流れの、ごく一部をクローズアップしているがゆえに、流れそのものを見失いがちだけれど、もう一段上から俯瞰すると、とんでもない眺めが見えてくる。同姓さんの肩に乗ることで、なんかとんでもない眺めが垣間見ることができたような気がする。大感謝。唐突ではありますが、ここで感謝の意を表して3分間の土下座。

懇親会はつつがなく終了し、噴き出したアドレナリンを抱えて、徒歩で帰る。ロサンゼルスのダウンタウンは夜9:00くらいになると人気がなくなるので、とっても怖かったです。

最終日

最終日は基調講演がない代わりにシンポジウムが2つ並んでいて、ちょっと悩ましい。

ひとつは「Architecture Symposium」で、もうひとつは「Security Symposium」。悩んだ末に「Using the .NET Language Integrated Query Framework with Relational Data」にする。いろんな意味で期待されていた方、ごめんなさい。

昼休みにはショートセッションがあって、これが結構いい塩梅だったらしい。おれは「Tips, Tricks & Hacks to MSN Search and Desktop Search Platforms」を受講したものの、あまりにもユルイ内容で原稿整理が進む。「VB 2005 IDE」のTips & Tricksにしておけばよかった。

最終セットを受講後、あわててマイクロソフトショップに駆け込み、目星をつけておいたお土産を購入。カンファレンスバッグだのお土産袋だのを抱えてシャトルバス乗り場に行くと長蛇の列。一台やり過ごしてから列に加わると、先頭のほうにChris Andersonがいた。ずいぶん腹が出ちゃったよなあ、などと談笑する彼を眺めていたら聞き覚えのある声がすぐ後ろから聞こえた。振り返るとDon Box。この人はなんでこんなに元気なんだろう。人として器がでかいと申しましょうか。

巨人たちとバスに乗り込んだら隣に座った外人が話しかけてくる。前々日、シャトルバスの列を整理していたおっさんの台詞を聞き取れず、ラッキーパインさんに助けてもらったくらいなのだから、ビタイチわかりません。しょうがないので涼しげな顔をして頷いたり笑ったりする。

「ところでどのセッションが面白かった?」

――ADO.NETとLINQに興味があるところの私は、彼らのセッションが中心課題として参加することを欲した

「あー、データベースガイだな。仕事はデータベース関連?」

――いえ。わたしはわたしの仕事として編集を雑誌に対して行なうことを選んだ。それは開発者の日本人だ。向けた。あなたは何をするか?

「ぼくはソリューション関係のコンサルタント。どういうケースでどのテクノロジーを使用すると一番効果的かを考えて、それを提案したり実際に構築するための算段をしてるんだ。たとえば(以下略)」

――アーキテクト?

「そういう側面もあるかもね。ただまあ(以下略)。東京に住んでるの?」

――はいそうです。わたしは東京に住むことを長年続けています。

「ふぅん。ぼくも何年か住んでたことあるけど、あの街は相変わらず騒がしいんだろうねえ」

――そのとおりだ。わたしが思うに夜中に起きる彼らは眠らない。

「あははは。いやもう、都内を車で走るだけで疲れるよねえ」

――わたしは所有してない車は免許を持つ。手段は電車が移動だであるます。

「ぼくはラッシュの電車には乗ったことがないし乗れないな。あはは」

――リアリー?

会話になってないのだが、カンファレンスが終わってしゃべりたかったのか、ペラペラペラペラよくしゃべる。三船敏郎の名言「オトコは黙ってサッポロビール」という格言を送りたかったが、札幌の説明をするのが面倒くさかったのでニコニコしながら「オゥ」だの「ア~ハァ」などと相槌をうつ。

彼らが泊まっているホテルに到着し、外人たちが大挙してバスから降りたときは嫌な汗にまみれていた。まいった。

せめてPPTで会話の内容のAgendaを示してくれれば、もう少し日米友好の役に立てたのではないかと思われるのだが。残念である。

こぼれお土産

「VSTS2005のCTPかRCをくれてもいいじゃん」とかぼやいていたら、まさにRC版をもらう。ついでに13日にもらった詰め合わせ“THE GOODS”にはなかったLonghorn ServerのCTP版も。

残念ながらOffice12はβ版を作っていないため、もらえない。そのかわりBETA版登録サイトに登録するためのGuestIDが書かれた紙をもらう。とりあえず飛んでいってレジスト。

これでボーランド風タブつきツールバーを拝むことはできるだろうか。リザルト指向UIだそうですけどね。ははは。

ブレイクアウトセッションで、「Visual Basic Under the Hood on Extending the 'My' Namespace」を見に行くが、すげー狭い部屋で、なおかつ大して聴講生もいなくて、愕然とする。

どのセッションでもDEMOで使用している言語はC#で、あれだけ隆盛を極めていたVBによるDEMOはほとんどみあたらない。C#でDEMOを行なった後、「VBでも同様の機能が搭載されています」とか言及される程度というのが、なんともにんとも。

LINQプロジェクトにしても、(当たり前の話なんだろうけど)全面的にC#を使用していて、もうマジでAC/DCちうんですか? 両刀使いになってないと大変なことになりそうな予感に打ち震える。んなこたーない。

ブルース・ウィリスというかバンダレイ・シウバに似た外人たちの間をすり抜けながら広い会場をうろつきまわる。

そういや、Oracleの広報記事担当のLet'sGo女史が相変わらずの着物姿を披露していたなあ。まあ、カンファレンスバッグのなかに、Oracleの宣伝素材が平気で入っているくらいなんだから、そういうのもありか。歴史は変わりつつあるんだなあ、などと感慨にふける。

揺りかごから墓場まで

Longhorn ServerよりもIIS7.0を触りたい。まあ、結局、リリースされたらリリースされたで大喜びで触るんだろうけど。あとVisual Studio tools for Applicationって、ちょっと葡萄街にとっては脅威なんじゃないかと思ったり。

でも、Web ServerにExcelのシートを表示できるシステムを組んだら、たしかにものすごい勢いで喜ばれるだろうなあ。とくに某弱小出版社のイントラにおいては大活躍しそうな気もする。それがシステムとして正しいかどうかは別として。ある意味で、企業内お手軽開発者は、企業内にいるからこそそれほど業務内容についてヒアリングもすることなく、もちろん吟味することもなく、まさにお手軽開発を行なって非常に使いにくいシステムを作ってしまいがちだし。

しかも総務がシステム開発を握っていたりすると、まずエンドユーザーにとって使いやすいシステムにはならない(もちろん例外もあるだろうけど)。この場合のエンドユーザーは総務であって、実際に使用する本質的な“エンドユーザー”向けのシステムにはならないからだ。そうすると、やっぱりExcelシートは重要なんだよなあ。まあ、どうでもいいけど。

それ以上に、Sharepoint Serviceがやたらと重要になりそうな予感に悪寒。というか、たぶん多くの中小においてはSharepointを導入するところまで行かないだろうから、やっぱり単体ツールとしてOfficeを使用するだろうし、そうなるとバージョンやテンプレートを統一化するために、Web ServiceだったりClickOnceだったり(OfficeをUIとした)Smart Clientへと流れていくのではないか。

いやもう、なんというか“揺りかごから墓場まで”一貫したマイクロソフトワールドって感じですな。まあ、マイクロソフトワールドのお祭りなんだからしょうがないんだけど。揺りかごを選び間違えるといろんな意味で大変なことになりそう。

新製品登場

とりあえずメモ。

  • Windows Workflow Foundation(WWF)
  • Expression
    • Acrylic:Graphic Designer
    • Sparkle:Interactive Designer
    • Quartz:Web Designer

Windows Workflow FoundationはVSの中からWorkflowをビジュアルに作成できるようにしてくれるフレームワーク。なんか昔むかしにAccessでワークフローってのがあったような気がするんだけど、夢よふたたびってことなのかしらん。

Expressionに関しては、前々から出る出ると噂されていた製品。Illustrator/Photoshop市場へ、Macromedia MX/Flush市場への各殴りこみ製品。“Expression Familiy”ということから、どうもVSファミリーとかOfficeファミリーと肩を並べる製品群となるっぽい。これを本気度ととるかOfficeに傷をつけない方策ととるか。いずれにせよ、Vistaに搭載されるWindows Presentation Foundation(Avalon)を使用することでVS2005と親和性が高いグラフィック系ツールがようやく出てくる、というわけですね。XAMLでXML書くのはさすがにしんどいもんなあ。

ただ、そうするとVisioとかの立ち位置が微妙っちゃー微妙になるんだよなあ。この際、VisioもExpressionファミリーに移行しちゃうとか。なんかもう家なき子っぽい扱いでかわいそうなんだけどねえ。

追記

昼休み時にるいびるお父さんからWWFについて話を聞く。これまで大規模なフレームワーク生成製品はあったものの、生成されたフロー間の相互互換性やそもそも大規模すぎて部門内の細かいフローを纏め上げるには向かないなどのデメリットがあって、たとえば全社的な基幹フローにはいいけれど、3人とか5人のチームフローを作るには投資対効果が得られない。そりゃそうだ。それが使い慣れたVSからビジュアルに操作できて.NET言語からも操作できるとなれば、Microsoft大好き開発者にしてみれば大喜びだろうなあ。

ただなあ、WFFはともかく、デザインツールはデザイナが選択しないと浸透しないしなあ。DTP屋さんを眺めてもQuark Expressがいまだにワンオブベストという状況を考えると、Illustrator/Photoshopの市場やとくにFlushの市場に食い込むのは厳しいだろうなあ。デザイナってのは開発者以上に保守的だからなあ。

もらったはいいけど

というわけで、基調講演後にうなだれながら目玉のDVDをもらったわけだが。

Due to a DVD imaging error, it is not possible to install Visual Studio 2005 Team System Beta 2 directly from DVD 2 in this Package. Although the installation will appear to start, it will not complete. You can either copy the contents of the "VS2005" folder to your hard drive and install from there, or you can request a functional DVD from a limited supply available at the Materials Distribution Center. Please accept our apologies for this Inconvenience.

どっかの弱小出版社の開発系雑誌に添付されたβ版みたいな按配になっておるなあ。

まあ、好意的に考えると、VSTSはFixしているのだけれど、Vistaへのインストールは対応しきれていないためのerrorなんだろうな。

てゆうか、CTP出てるんじゃなかったっけ。VSTS。そっち{を|も}いただけたほうがよほど嬉しかったりするんだけど、それは図々しいにもほどがありますかそうですか。

とりあえず、DirectX9対応のチップセットの載ったマシンを調達してこなれければならない。また部屋が狭くなるなあ。

まあしかし

BillGにJobsのような決定的フレーズを期待するほうが間違いなのかもしれない。

冷静になって考えてみると、登壇時間が過去に例がないくらい異常に短かったような気もする。

BillGもJimAもDonBもいた

VistaだのOffice12だののリリースを控えて、ビルGが何を言うか、どこを指し示すか、どんなフレーズで興奮させてくれるかが、最大の興味の対象だったんだけど。うーん。どうしたものか。

たしかに20年という歳月を経過することでエンドユーザーの環境は向上したし、今後も向上し続けるに違いない。つか、向上し続けなければ別のナニカに取って代わられてしまうかもしれない。

たとえばOfficeと言えば“good enough”なプロダクトの代名詞だったりするわけだけれど、でもそれは機能がgood enoughなだけで、エンドユーザーにとって本質的なところ(たとえば表示だったり機能へのアクセシビリティだったり)は、やっぱり十分ではない。細かいことを言ってしまえば、なんで相変わらずGDI+よ、とか。あるいは下手すると画面の端まで埋め尽くすまでたどらなければならないメニュー構造だったりとか。

そういった現行のシステムのダメな点をクリアするためのプラットホームがWindows Vistaであり、一発目のプロダクトがOffice12やIE7です。そこにはWindows XP以上のExperienceがあり、それをエンドユーザーに体験させられるのは開発者である皆さんです。って、ゆぅじゃな~い。

……。それはそうかもしれないんだけどさ。

GDI+を使用してコードをゴリゴリ書いても実現できなくはないけど、VS2005の上でDirectX(Presentation Fx)を使ったほうが生産性も向上も見込めます。って、ゆぅじゃな~い。

……。それはそうかもしれないんだけどさ。

あなたがた開発者がVista(と、それが提供するフレームワーク)をベースとした開発を行なうことで、エンドユーザーはより快適なPC環境に親しむことができるのです。どんどん新しいフレームワークでアプリケーションを作ってください。って、ゆぅじゃな~い。

……。それはそうかもしれないんだけどさ。でもそれってPDC2003で耳にしたメッセージと、どう違うんだ?

たしかにドンとクリスの掛け合いプログラミングもあったさ。Ajaxを使用してものすごくカンタンにリッチな表示もして見せたさ。でも、なんでこんなにアドレナリンが出てこないんだろう。「HTTP」を「H-IT-P」と表示していたせいだろうか。Office12に採用された「タブ」がボーランドのC++ Builderのインターフェイスを彷彿とさせたせいだろうか。結局Vistaがどろろみたいな状態でリリースされそうなせいだろうか。ジムもクリスもいまいちノリが悪かったせいだろうか。

もしかすると、おれはなにか大きなものを見落としているのかもしれない。

停電

昼食時に停電。とんだハプニング。

14:10くらいに復旧したものの、警備員やポリスが要所要所に立ち現われ、一瞬殺気立つ。テロを想起したのだろうなあ。

カンファレンス参加者は始終和やか。プレカンファレンスだから良かったものの、本番だったら大騒ぎだねえ、などと間の抜けた会話をしたり。あっちこっちで携帯電話で「パワーが落ちちゃってさあ、なんもできねーよ」などと伝えている。

とりあえず、マイクもプロジェクターもマシンも動かないので狭い会場ではスピーカーが会場中央まで出てきて声を張り上げている。偉いなあ。広い会場では演壇にスピーカーだのスタッフだのが集まって鳩首協議。協議してもしょうがないんだけどね。

10番シャトルでリトルトーキョーに行き、ラーメンでも食べようかと思いながら、会場でダラダラしてたら、復旧してしまった。

さて、明日はどうなりますやら。

時差ぼけを正すのだ

PDC05初日。というか、プレカンファレンスなので、あんまり人はいない。むしろカンファレンス会場となりの施設(Staples Center)をメイン会場としたトライアスロン(?)のほうが賑わっていたり。本体は火曜日(13日)からの4日間だから当然といえば当然か。

レジストもつつがなく終了し、ちょっとほっとする。今にして思えばマイクロではじまってソフトで終わる某外資系企業の広報に、面倒くさがらずにネゴしてちゃんとPINコードを発行してもらい、プレス扱いにしてもらえばよかったなあ。もっともPINコードを待ってるとホテルの予約ができなくなるので、諦めたわけだが。

2003年のPDCは事前にIDカードが送られてきたのだが、今回はそーゆうのは一切なし。ドキドキしてたらパスポート(マイクロソフトのPassportではなく、リアルな方ね)の提示を求められるというドンデン返しに「ぎゃふん」(古い)。

新宿でウチアガってみる

著者と元チームメイトと新宿でなにかのウチアゲ。

韓国料理に舌鼓を打ちつつ、あることないこと(というよりないことないこと)吹聴する。

以下は著者の裏情報。ウソかホントか判然としないので都市伝説として処理していただきたく存じます。

  • 地震で停まった山手線がなかなか動かなかったのは、車掌や運転士に連絡がとれなかったから
    • 連絡手段は携帯電話だけだったという
  • 走行中の電車の位置が把握できるのは新幹線だけ
    • 山手線上の車両位置など把握していない
    • 把握するためにGPSを活用したシステムを構築中
    • ちなみにそんな金のかかることをやっているのはJR東日本だけで、JR西日本はカラッケツ
  • 地震被害に遭った上越新幹線のトンネルはゆがんでいるのでキケン
  • もちろん高架もキケン

各種悪だくみ情報を交換しつつ交歓し、2か月後にまた会いましょうといいつつウチアゲはつつがなく終了。でも、なんのウチアゲだったのだろうか?

ハゼと健康とシルバーニート

日の出前からゴソゴソ起き出し、ハゼ釣り。十数匹釣ったところで帰宅し、朝ごはん。釣ったハゼがテーブルに並ぶと、なんとなくステキな感じだが、そんなことはない。釣っても食べるわけではないのだから、無駄な殺生をしているわけだ。申し訳ない。この場を借りて全国ハゼ協同組合の皆さんにお詫び申し上げたい。突然ではあるが、ここで3分間の土下座。

朝ごはんの後片付けをし、そのまま昼食の準備。本日はバーベキューだそうだ。おれを除くオトコどもは鉄板だの食材だのを抱えてバーベキュー会場を設営。手馴れたもので、あっという間(ややウソだけど)に野菜が熱く焼けた鉄板に投下される。野菜に続いてチキンナゲットだのソーセージだのタンだのハツだのロースだのカルビだのイカだのタコだのが投入され、小皿に盛り分ける間もなく摂取される。健康ってすばらしい。

あらかた胃袋に収め、シルバーニートへ宗派替えを行ないつつある理由やその展望や夢などを語りつつ勧誘していたら、バケツの底を抜いたような大雨に見舞われる。どこかで誰かさんがちゃんと見ているのである。悪いことはできない。

剥離骨折を起こし、サウスポーに転向するか、そもそも野球をやめるか、重大な決断に悩む中学生とポツリポツリ話をする。もともとショートかセカンド指向なのだが、右腕肘の剥離骨折により、スローイングを繰り返していると痛くて投げられなくなるのだそうだ。野球は反時計回りに流れる競技のため、サウスポーはそれだけでハンデになる。

「監督からはファーストを勧められてるんだよね」

――ファーストはイヤなの?

「最後にボールが回ってくるからね。責任重大でしょ?」

――うーむ……。

この際だからイチローを目指せ、という全然アドバイスにならない助言をする。しかし、最後にボールが来るからファーストはイヤだという内野手って、どうなんだろうなあ。

もう一泊するという連中と別れ、帰宅。思いのほか車内は空いていたこともあって、発車直後から意識がなくなる。

東京駅は空気が重い。しんどさだけが加速する。

ハゼ釣りの日

というわけで、ワケあって写真のようなヘンな建物のある街に来ている。

東から西へとまっすぐに延びる線路をはさんで、駅の両サイドには、およそ東京ドーム36個分のスペースを使った広大なロータリーだ。おかげでいたるところに任意の方向を向いた信号機があり、どの信号に従えばよいのか判然としない。地元住民は平気な顔でどこかの信号に準じて移動しているが、他所者は立ち尽くすか地元住民の動きに呑まれる以外すべがない。その流れの先になにがあるのかは神のみぞ知る。

山のほうでは雷が落ちたりしているのだが天気はいい。もっとも、都内同様、湿度が非常に高く、虚弱体質のおれにはちとつらい。テレビのニュースによると裏日本方面では大雨で、新幹線が止まったりしているらしい。

広大なロータリーを有する駅前とか、ヘンな建物とか、新幹線が止まったというニュースを見ていると、やっぱりどうも、田中角栄型の政治手法から逃れるのは至難のワザなのではないかと思ったり。あるいは“地域密着型”と最近(でもないけど)流行のコミュニティってのは似てるなあとか。

それにしても、地方をトーキョー化あるいは東京のベッドタウン化することが、地元住民のシアワセに直結するという発想は、どこから降りてくるんだろうなあ。上下水道とか鉄道とか送電線とか電話線といった、インフラの敷設はわかるんだけどね。インフラよりもハブに投資するという発想がよくわからん。

なんてことを溶けそうな脳みそで考えながら、ハゼを釣る。

横浜最終戦

というわけで最終日。

昨日、inetaのセッション直前にスピーカーのひとりと話していたんだけど、その方が担当しておいでになるセミナーでは相変わらずVB6.0が(も)人気なのだそうだ。サポート切れてるのにー。というか、サポート切れを受けて回数を減らしたところ、会社で「VB6.0の勉強をして来い」とか言われるユーザーが実はまだたくさんいたため、結果的に2か月先3か月先まで埋まってしまったらしい。いやはや。

なにをメインに学習しているのかと聞いたら、別に問題意識はなくて、単に会社で言われたから来てるというヒトビトらしい。もちろん、VB.NET 2003も満席状態らしいのだけど、VB6.0を“いまから”学習する層もいるんだなあ。なんかもう、果てしなくぐったりする。

最終日の本日はFoundation Serverというかアーキテクト系というか、まあ、そういうのを中心に受講する。テールアイランド氏を見かけたが、PCを起動しなにやらお仕事。話をしたら「どーしても来たかったんですよー」とのこと。「というか会社にいたくなかったんですけどね」。おなじおなじ。会社よりこーゆう場のほうがみんな優しくしてくれるんですよねー。などと悲しく盛り上がる。

彼に言わせると、たいていのことは.NET Framework内でほぼ実現できるため、もはや“コンポーネントを購入してアプリケーションをつくる”という時代ではないのだそうだ。もちろん、使ってもいいんだろうけど、コンポーネントが有している発想と.NET Frameworkが有している発想が異なっていて、逆に使いにくくなる。その見地からVS2005に搭載されたDataGridはようやく使える標準コンポーネントになったのが最大にうれしいところだとか。うーん、どうする葡萄街。DataGridがようやく使えるコンポーネントになってきてうれしいといっていたけど、それは非常に同感。

ほかにもペンネーム・ファーストサウンド氏とか匿名希望氏とかとも会う。普段はメールと電話のお付き合いなので、顔を合わせた話はまた違うムードになるなあ。

あと、UNIX系のWebアプリケーション(PHPとかね)をASP.NETで実現する方法するには的な質問をしていた参加者がいて、非常に興味深かった。

それについては、結局、スキルのあるヒトがシステムを構築すれば、それはスケーラブルでパフォーマンスも優れたアプリケーションができるけれど、それはそのヒトをずーっと抱えていなければならないことを意味している。むしろアルバイトでも普通にスケーラブルでパフォーマンスの出るアプリケーションを作るためにはどうするか。あるいは、そのアプリケーションをどのくらい使い続けるのか、という視点がないと厳しいのではないか。という話になる。もっともスクラップ&ビルドを禿しく推奨していたのは誰だっけ、という気もするわけだし、AmazonがPerlで構築されていて、でもおそらくシステムエンジニアは一人じゃないわけだから、なんらかのやり方はあるはずだという気もする。

なんのことはない、初期段階でどのくらいまで“やりたいこと”と“やれること”を見極めて変動要素を取り込みつつ設計できるか、ということにかかっているのではないか。裏を返せば“どこまで事象をシンプルな状態にまで突き詰められるか”ということか。

落ちこぼれのおれには想像もできない。

グリーン車と郵政民営化のこと

昨日同様、朝から横浜入り。相変わらず蒸し暑い。会場外の波打ち際も風はあるものの日差しは強いし蒸していて一服しただけでうんざりする。魚もうんざりしているらしく、波間をポンポン飛んでいる。海の中じゃ風もないしな、湿度は100%だし。

一日中魚の跳躍を眺めているわけにもいかないので早々に会場に戻り、セッションの渡り鳥となる。

本日はSQL Serverとセキュリティ関連のセッションが目白押し。その中で目を引いたのがこれ。

・セキュアでリライアブルでトランザクティッドなConnected Systemの実現とその将来

なんだそら。

18:30からはINETA Japanの特別セッション「デスマーチからの脱出~徹夜からの帰還~」で、いろんなヒトに誘われていたのだが、満席のため拝聴できず。戻ってきたところをPASSJの偉いヒトでかつMVPなヒトに捕まり、「いや、せっかくだから行きましょう」とリベンジに赴くものの、デスマーチの元凶が満面の笑みとともに現われたので踵を返す。悪い冗談としか思えない。

帰宅時もJR湘南新宿ライン快速を利用したのだが、さすがにバテて、グリーン車に乗ることにした。プラットホーム(もちろんOSの話ではない)でグリーン車券を購入したわけだが、よくよく自動販売機の文面を読むとヘンである。曰く、

乗車後にお買い求めのグリーン車券は、乗車前の購入より高くなります。

横浜から新宿までのグリーン車券は750円なのだが、列車内で購入すると+250円になるのだ。なんでそんなことになっておるのだ。その250円は車内販売係りの人件費になるのか。ただしSuicaを持っていると、金額は変わらないらしい。なんだかよくわからないので、とりあえず乗車してみると、普通の列車の網棚のある位置にSuicaをかざすポイントがあり、そこでSuicaから課金され、同時に料金徴収済みのブルーサインが点灯するというシステムになっていた。Suicaをもっておらず、なおかつホームで購入していない場合は現金による購入となり、それは車掌(女性)の検札時に徴収となる。やはり人件費なのだ。

車掌はHPのHandPC(たぶん)を持っていて、そこで検札済み・徴収済み乗員の座席番号を入力する。ただしLANで飛ばしているわけではないようで、車掌が去ってからしばらくしてランプがブルーにかわった。一回ブルーになってしまうと、もはや席の移動はできない。座席指定のようで自由席のようで、なんだかよくわからんシステムってのはどうなんだろうな。しかも結局250円の人件費もかかるし。まあSuica促進という目的があるんだろうけど、ちょっと中途半端だよなあ。

帰宅するとどのチャンネルを回しても郵政民営化でますますうんざりしたので、とっとと寝ることにする。ちなみにおれは郵政民営化賛成論者である。あしからずご了承いただきたい。

JR湘南新宿ライン快速で行く横浜

縁あって横浜に赴く。縁も何もTech・Edなわけだが。

新宿からJR湘南新宿ライン快速を利用するとほぼ30分で横浜まで行けることに感無量。もっとも対面式シートなので感動率は45%だ。なにしろ、普通に座ってもおれの膝が対面のシートについてしまうのだから。なんでこういう設計をするのだろうか。日本人の発育状況を考慮できない、想像力のカケラもない設計者だったに違いない。あるいは出来合いのアセンブリをそのまま搭載することしかできない設計者だったとか。いずれにしてもダメ杉。

それでも窓際におねいさんが座り、残りの3座席がおじさんだったコーナーでは、おねいさんが網棚の自分の荷物からなにかを取り出そうとして背伸びするたびにヒップハングのジーンズから花柄のおパンツが覗き、対面とその並びのおじさんはもう、大喜びとなっていた。おねいさんは上を見ているからそんなことは露知らず、爪先立ちで手も伸ばす。そのたびにふたりのおじさんの目と鼻の先には平らなおなかとおヘソと花柄のおパンツが「こんにちわー」で、見る見るうちにおじさんの額と鼻の下から汗が噴出すという、面白シーンを楽しませていただいた。

「そうか、スペースが狭いとこういう状況に出会えるわけか」と目からウロコが落ちたものの、おれの対面にはそもそも人が入れるスペースすらないことに気がつき、果てしなくどうでもよくなる。

鎮火記念大久保音楽会参加記録

月日:2005年07月09日(土曜日)
場所:大久保ISHIMORI
開場:19:00/開演:19:30
入場料:2500円
出演:藤原大輔(ts)/井野信義(wb)/鳥山健明(Dr)

大炎上していた物件を滑り込みで鎮火したので、個人的に祝賀会と称してトモダチに会いに行く。小雨の中、大久保の会場にたどり着いたのは開場10分前で、開演したのはその70分後。なんだそりゃ。

前回はデューク・エリントンを取り上げて、斬新な解釈を聴かせてくれた藤原大輔が、今回取り上げたのはチャーリー・パーカーとオーネット・コールマン。

もっとも蓋を開けると大網冷凍人間の曲が大半で、4beatに乗ってバリバリなハードバップという展開は3曲くらいか。考えてみればquartz-headってのは、エレクトリック・ファンク・ビート(つうか、クラブビート?)をバックにフリーすれすれで吹きまくるスタイルなんだから、オーネットがメインになるのは当たり前といえば当たり前。さらに、支える井野信義は佐藤允彦と長いことトリオやコンボを組んでいたベーシストなんだから、フリーすれすれのインプロバイザーをバックアップするのはお手のもの。この時点でだいたい方向性が見えるのだけれど、さすが藤原大輔、もうひとひねりあった。

オーネット・コールマンってのは、「Turn around」を持ち出すまでもなく、めちゃめちゃメランコリックでユーモラスなメロディをもった曲を書く。藤原大輔はそのメロディを前面に出すことで、予定調和的なジャズにはしなかったのだった。たとえば「Peace」の冷笑的なメロディや「ラジオで聞いたよ」の日常感が、へんにひねることなくストレートに歌いあげることで、より強烈に立ち上がってきた。

テクニシャン井野信義もウッドベースをギターのように弾きまくって、藤原大輔のメロディが自由に泳げるように分厚い音空間を構築する。ソロになると、ディスコードを交えつつ、笑っちゃうくらいリリカルなメロディーを弾き出して、それはそれは滋味溢れる時間を提供してくれた。

あー、でも個人的にはすっごい軽くて切れ味のいい4beatをバックに、バリバリのハードバップが聴きたくなりました。もちろんスモールコンボで。

こっちは有給をとってでも

参加の方向でひとつ。

てゆうか、この日程なら「HYDE PARK MUSIC FESTIVAL 2005」も逝けるんじゃないかと夢想したり。いや、それはやっぱりまずいだろう。年齢的/体力的にそういうハードな日程で動き回ると、15年くらいオーバーホールが必要になるような気がするし。ホントは今すぐにでも3年くらいオーバーホールしたいわけだが。

それを考えると銀座で二晩オールナイトの大規模オフ型セミナーを、名古屋での勉強会をはさんで全日程参加するとか、よくまあやれたもんだなあ。さすがにもうできません。ごめんなさい。

  • PDC2005=http://msdn.microsoft.com/events/pdc/

このイベントには逝きたいなあ

これは本気で逝きたい。9月3日と4日かあ。うーん。ボランティアとして参加しちゃおうかなあ。

Pink Ladyはオバサンになってますます輝いていた件について

16:30に会社を抜け出し、東京・有楽町の国際フォーラムに。というのも、ひょんなことから2年間限定のPink Lady再結成コンサートツアー最終日の会場に参加することができたから。前日は開場18:00だったのだが、それも観たという奇特な方によると、最終日の今日は3時間半もの長丁場のため、開場17:00になるという。18:00スタートで延々21:30まで歌って踊るらしい。

すでに国際フォーラムは“おかしな”人がたむろしていて、一般人のおれは若干腰が引き気味。「“Blog Hackers Conference 2005”に逝くべきだったか」とか思ったのは内緒だ。なんでも、ピンクレディのコンサートは新宿2丁目界隈のみなさんが大挙して(コスチューム持参で)参加されるそうで、おかげで昨日今日はそれ系のお店はほとんど閉めているとのこと。それどころか、会社を辞めてこの2年間のコンサートの追っかけをやっている方々もいらっしゃるようで、たしかに会場の雰囲気はちょっと尋常ではない。つか、Stealy DanとかBrian Wilsonとか、おれが逝くコンサートが地味すぎですかそうですか。

1階席前のほうは、完全に追っかけの一団が占拠していて、そろいのTシャツに身を包んでいるし、そこかしこに重力に負け{た|そうな}肉体をお手製スパンコールで締め付けて惜しげもなくさらしているファンがいる。おれの席の周囲は普通の人々ばかりなので若干ほっとする。もっとも曲が始まると一斉に一緒に踊りだすわけだが。

で、コンサートが始まってから知ったんだけど、ピンクレディの二人って、ことし47歳なのね。驚愕。47歳であの体型を維持していられるってのは、芸能人だからということもあるけれど、すごい。すごすぎる。ご存知のとおり「UFO」で片足を上げる振り付けがあるわけだけれど、これが全盛期よりあがるってのは、どういうことなのか。「サウスポー」でも踊りのキレが全然違うわけで、当時テレビで見て感じたグダグダ感とはほど遠い。あのころは物真似するほうが“キレ”という部分では一枚も二枚も上だったわけで。

1曲歌うとかなり長いMCが入るのが47歳のアイドルらしいステージ構成。しかも喋りが尋常じゃないくらいオバサンになっていて、涙を誘いそうになるのだけれど、ケイちゃんの吹っ切れぶり(というか天然ボケぶり)がすごくて、なんというか吉本新喜劇ですよ。

なにしろ、振られた話は聞いてないわ、コトバをつなぐのは「ねー」と「そうねそうね」と「あらやだわ」だけだわ、話の流れをぶった切る全然関係のないネタを口走るわ、ミーちゃんがフォローしても話が続かないとわかると平気で放り出して知らん顔だわ、まるでもう全盛期の西川のりお。アメリカデビューを果たし、あちらのインタビュー番組に出演するとかいう話題になって、

「そうよぉ、あなた、覚えてるぅ? あのほらあれ、なんだったかしら」

「え。なになに」

「あのほらあれよあれ。えーと」

「なによなによ」

「忘れたからいいわ。で、なんだっけ」

「なんだっけ」て。

往年のヒット曲から単なるフォークデュオだったときの曲、あと「こーゆう大人の雰囲気の曲が歌いたかったのよね」という全米デビュー後の地味な曲とか、各種取り揃えて生で聴いたわけですけど、今でこそ“それぞれ味わい深い”なんてまとめ方になるのだろうけど、やっぱり初期の快進撃を繰り広げていたころの楽曲はすさまじくクオリティが高かったことを再確認。なんかビーチボーイズやYMOを思い出してしまった(そういや、六本木のPIT-INNにYMOが出たときは「WANTED」を演奏したりしてたんだよなぁ)。若干、遠い目になりながら、ピンクレディメモリアルコンサート最終日はつつがなく終了。

帰途、一緒に逝ったヒトと「47歳でもあれだけのことができるんだから、わしらももっとがんばらんとイケンね」などと熱い会話を交わす。いや、それは会話じゃないでしょ。

そうそう、バックメンバーも豪華で、ツアーメンバー以外にキーボードで井上鑑、ギターに松原正樹、ドラムスに村上“ポンタ”秀一。あー、だからオープニングでパラシュートが流れていたのか。

南北線六本木一丁目駅からがわかりにくい件について

本日は六本木でイベント。眠い目をこすりながら、死に物狂いで会場に向かう。

向かったのはいいんだけど、会場がある場所を完全に勘違いし、すごい近所を15分近くうろうろする。たどり着いたときはさすがに挙動不審だったそうだ。

てゆうか、イベントの日程調整自体すさまじいことになっていて、無事に終わったからいいようなものの、開催3日前まで「もしかしたら当日になって“できません。あはは”などと定まらないまま、虚ろな笑いを浮かべることになるんじゃないか」と思っていたくらいだ。それでもちゃんと開催できてしまうところが、イベントプロジェクトリーダーの手腕である。

なんつったって、最後のスピーカーが確定したのが、開催一週間前だもんね。よくやるよ、ホントに。ダメだったらどうするつもりだったんだろう? なんて他人事みたいに言ってますけど、まあ、あたくしにも責任があったわけですが。

で、なんと今回はついに初の演台登壇となった。お招き系で出て行ってくだらないことをしゃべることはあったのだけれど、自社主催モノでは初めて。これまでも何度か機会があったけれど、すべて握りつぶしたり計画的にキャンセルをかましたりと逃げまくっていたのだ。我ながらヒドイ社員だなあ。

今回はさすがにそうもいかず、覚悟を決めて登壇。“笑いをとる”ことを目的にするとあとで怒られる(誰に?)ので、まじめな顔をしてまじめなことをしゃべる。頭を下げて裏に戻ったらイヤな汗が噴出した。やっぱり、お招き系のほうがいいなあ。

というわけで、はからずしも“生おれ”を見てしまった方、ご愁傷様でした。これで株価が下落したら大笑いだ。

イベントも後半になって上長が現われたものの、上長の上長が撮った写真を見て、そそくさと帰社。後で聞いたらおれが壇上にいるのをオンタイムで見たかのような駄法螺を吹きまくっていたらしい。「いやあ、感慨深くて涙が出たよ」って、お前が見たのは写真じゃねーか。しょうがないなあ。

上長の上長はとてもエライ人なのだが、ニコンの一眼レフデジタルカメラを抱えて、あっちの部屋からこっちの部屋へと飛び回って写真を撮っていた。とてもエライ人に見えないあたりが人徳である。すばらしい。でもデジカメを使えるというので前日からソワソワしていたというのは内緒の話らしい。

バックステージではスピーカー連中のキワドイ話に花が咲く。最終的に、SEの仕事環境なんて大工のそれにも劣る、ということになった。

「(大工にとって)買い手がいないまま製品が出来上がることはないし、天候のような不確定要素もきちんと考慮して日程が組まれるから、デスマーチなんてありえないよね」

「なにしろ、トンカチだのカンナのバージョンがあがって使えなくなる、なんてこともない」

「“この材木は古いバージョンでのみ有効です。アップグレードしてください”とかいわれてアップグレードウィザードにかけたら全部コメントアウトされたりして」

「イヒヒヒヒ」

などと言ってるうちに全演目が無事終了。ま、めでたしめでたりということで。

ことしの米国TechED

不参加が確定した日。

って、記念日にするわけじゃないですけど。

んー。ざんねーんっ!

あれれ

2月10日のころは「3月11日までにレジストすれば$300オフ」だったのだけど、今は「4月15日まで」になってるな。まあ例年のことではあるのだけれど、オトナになっていろいろ事情を知るようになると、下種の勘ぐりもしたくなるわけで。うーん。

まあ、蓋を開ければ大盛況になるんだろうけど、VS2005とSQL Server2005が、予想以上に難産な状況を反映してるのかなあ。日本のMSDNサイトには早々と「VS2005への移行」ネタが上がっていますけど。どうなんですかね。まあ、だからこそ、シオシオなプロダクトで登場しないだろう、などという楽観的な見方もできるわけですが。

そんなことより、とっとと登録しろって話もありますな。ははは。

イベントといや、こーゆうのもあったりするわけだけど、これ、上位ページ(http://www.seshop.com/event/)からは辿れないという、やる気があるんだかないんだかよくわからないことになっていて、とてもステキ(はーと)。

フジロック2005

かつての同僚から「ことしのフジロックにはビーチボーイズが来ますね♪」というメールが来る。

いやもう、ものすごい観たいのだけれど、大きな会場でのライブはいろいろツライので今年もパスだろうなあ。たぶん最後の来日公演となるであろうブライアン・ウィルソンも観たかったんだけど、行けなかったしねえ。つか、あんまり積極的に行こうという気もなかったけど。でもヴァン・ダイク・パークスが来たら行くんだろうなあ。

そういや、Poguesも来るんだよな。メールを送ってきた元同僚とは別の元同僚のお気に入りだったなあ。彼は(というか彼も)フジロック2005に参加するんだろうか。彼が参加するんだったらおれも行くかもしれない。なぜならおれは奴にサンリオ文庫に収蔵されているラファティ本を2冊も貸しているからだ。そろそろ返してもらわないと。

そういやTechED2005

ことしのTechEDはフロリダ州オーランドなんだなあ。はじめてのマイクロソフト系カンファレンスがVBITSで、開催地がやっぱりフロリダ州オーランド。このときは会社のエライ人と一緒で、いろいろ難渋しましたが。

9月にはPDCだからそっちにも行きたいし、TechEDにも行きたい。両方行かせてほしいけれど、会社はOK出してくれるかしらん。ダメだったらどっちかは(あるいは両方?)自費で参加しちゃおうかなあ。

レジストは始まってるっぽい。3月11日までにレジストすると300ドルお徳。うーむ。

  • Tech・ED2005=http://www.microsoft.com/events/teched2005/default.mspx

お勉強しちゃうぞ

これはちょっと面白そう。見たいのは「3rd Movement:メタデータとしてのRSSの可能性」だけなんだけどねえ。一般参加が4000円かあ。むー。

  • ブロードバンド マーケティングの黎明『メディア カタストロフィ』=http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002990.html
  • OVAL LINK=http://www.ovallink.jp/

XMLのインターオペラビリティ

某イベントを見に行く。個人的な目玉は近藤さんの「はてなの作り方」と吉松史彰さんの「Webサービスは(以下略)」。

近藤さんのほうは時間が合わず参加できなかったので吉松さんのだけ。

要は、

  • XMLによって、リクエストだろうがレスポンスだろうが、すべてのデータはヒトが読める形で行き来しているのだから、それをひっかければ必要な情報(データ)を表示させることが可能であること。
  • すなわち、システムや環境はもちろん、言語だのドメインだのを超えたところでデータの取捨選択が可能になる。
  • データ提供側はAPIさえ公開すればOK。というか、どんなXMLを欲しているのか、どんなXMLを流すのかさえ公開すればいい。
  • 流れてくるデータを見ればXMLのデータスキーマも関係ない(極論)。
  • もっと言っちゃうと、WSDLだの標準化だの、そんなことはコレまでどおり柔軟に対処すればいいことで、まずはすでにいろんなところ(でも海外ばっかり)から流れてくる生のXMLデータを見て、構築してみましょう。
  • XMLのインターオペラビリティってのは、そこにあるんだから。

というメッセージ。

で、実際にblogger.comで吉松さんが書いてるblogサイトと、やはり彼が管理しているflickr.com(写真アップサイト)、それにpingを送るサイト(どこだっけ。失念)に、手元のマシンからコンテンツと写真とpingリクエストをJavaScriptで送信するというDEMO。けど、これはDEMOとして最適かどうかやや疑問。わからないではないけど。

実際に、Google(Webサーチ、Imagaサーチ)、Amazon、映画のインデックスサイトの4サイトからデータを引っ張ってきて、ブラウザに表示させるA9.comを見せたときのほうが、イメージは捕らえやすかったと思う。ホントはそういうサイト(というかそういうアプリケーションを)作ってくれるともっと破壊的に面白かったと思うんだけど、それはまあ、高望みが過ぎるわけで。

企業内でどう使っているか、どう使われるのがいいのか、その事例はあるのか、ちょっと調べてみないとなあ。

でもまあ、考えてみれば流れてくるXMLを拾って取捨選択するというのは、Webでなんかするときの基本だよなあ。はてな がAPIを公開してくれたら、実験がてら、.NET Frameworkで作ってみるってのもいいかもしれない。

てゆうか、吉松さんのハック魂を見た感じがしました。はい。

デベロッパーサミット 2005

本日(2月3日)から開催。いやまあ、いいんですけど。

“サミット”ちぅわりには、横の(各団体間の)つながりがないのが気になるんだけどねえ。

見たいセッションは明日(4日)なので今日はシカトするか、VS2005のセッションだけ見に行くか。明日だとしても、同じ時間帯に3本も興味深いセッションがあるので困る。いや、本気で困る。なんとかならんか。

仙台行

ベンダー訪問最長移動距離編は仙台。というわけで、仙台に行きました。

新幹線を降りるとキリリと冷たい空気が気持ちいい。30分ほど地下鉄に揺られ、さらにタクシーで20分ほど走って目的地に到着。昨年訪れたときより周囲は家屋が立ち並び、人里っぽい雰囲気になってきている。去年はホントに“山の中”感がいっぱいだったからなあ。

いっしょに行った面子が恒例の敷地内探訪に出ているあいだ、開発の要となる人と長時間話込む。まあ、相変わらず開発者がダメダメになっている現状を憂える系のネタで、全然明るい話がない。悲しい。別のベンダーさんのところでも話が出たのだけれど、16ビットから32ビットに移行した段階で、処理の重いダメダメなソースコードでも動いちゃったこともあるから、次の32ビットから64ビット移行で、現状のダメダメソースコードでも十分動いちゃって、おかげでダメダメ度が加速するという。

それと、コンポーネントは今後どうなるかという話になって、これはもうLonghorn待ちだという結論になる。うーむ、Longhornのリリースが2年後(勝手な推測)だから業界が盛り上がるのは早くても3年後だなあ。まいったなあ。

帰京前に歓待していただいた店ではマジシャンが登場するという豪勢なプランだったので、歓待返しをどうするかで盛り上がる。

やはりここは国立競技場を借り切って高橋尚子を走らせるとかオリンピックプールを借り切ってイアン・ソープを泳がせるとか、富士急ハイランドを借り切って安藤美姫を滑らせるとか、そこまでやらないとダメなのではないか、と提案するがどうも却下されたもよう。悲しい。

LLイベント

鈴木嘉平さんのblogを読んでたら、なんとことしもLLイベントがあるらしい。

ことしは参加しようかなあ。

初詣

午前中はすっかり眠り呆けて、午後から近所にあるという神社に初詣に行く。まともな初詣なんて、何年ぶりだ? 行っても手も合わせずに帰って来ちゃうのが毎年の行事だったんだけどねえ。

近そうだったんだけど、やっぱり15分~20分くらいは歩いたかな。途中、車にはねられた大きな犬が側溝に横たわっていたり、お天道様が一番高いところにいたせいで汗だくになったり、ようやく辿り着いた神社は“荘厳”というより明るくてカラフルで、おまけに大きな藪蚊まで飛んでいたりして、なかなかユニークなところだった。

日本の庭園風なタタズマイを醸し出す工夫をいろいろ施してはいるんだけど、南国じゃやっぱり無理よ。残念ながら。注連縄(しめなわ)を張った正門は、なんだか田舎の無人駅舎の待ち合いみたいだけど、室内の色が白とパステル調のピンクで窓が大きく開放的だもんだから、農村の診療所の待ち合いにも見える(偏見偏見)。その待ち合いを過ぎると本尊が奉られている社に続く狭くて急な階段がある。で、上って行って驚いた。

本尊ないじゃん。

“仏作って魂入れず”どころのレベルじゃないわけですよ。逃げ出したのか連れ攫われたのかよくわからんですけど、ご本尊と会うことはかないませんでした。しょうがないので、そこから見える景色を楽しんで帰ることに。

来るときは内陸の車道を歩いてきたので、帰るときはそのまま海岸に出て、砂浜をダラダラ歩きながらホテルに戻る。いたるところに花火の残骸が残っていた。あと、まだ新しい注射器が捨てられていたんだけど、あれはたぶん花火で怪我をした人がいて、その治療に使ったんだと思うことにする。てゆうか、ほかにどんな使い道があるのか。針の先を使って爪の垢をほじくり出すとか?

逝きたい

2月2日から4日までRedmondでOffice 12ベースのデベロッパー向けカンファレンスがあるみたいなんだけど、これ、逝かせてもらえんものか。

つか、逝かせろ。

ちょっと気が早い

次回のPDCは2005年の9月11日の週だそうだ。場所はカリフォルニアのロサンゼルス。メインとなるネタはもちろんLonghornで、おそらくβ1も配布されるみたい。楽しみだけど、はたしておれはそのころまで生きていられるのだろうか。

memoBoF

横浜パシフィコでIW2004。本体には参加せずmemo BoFのみ。

昨年に比べて参加者が少ないような気がしたけど、あれは会場が広すぎたせいかな。小島さんも「去年くらいの会場のほうがよかったんですけどねえ」と申されてましたが。

A.D.200xの連中はいたんだろうか? どうもタリキさんはいたっぽいのだけれど。あとxcorpさんとか。伊原さんはいなかったな。しかPさんも発見できず。

近藤さんといい感じでお友達になれると楽しいかもしれない。でも、共通言語がなさすぎる。Perlなんて、いじらなくなって何年になるんだ?

ふくろ祭り

原宿からの帰路はバスで池袋入り。どーしてもスパゲティが食べたくなったせいだ。

池袋は昨日・今日(9月25日/26日)と来週の土日(10月2日/3日)は“ふくろ祭”ということで東武側のロータリーと東京芸術劇場前はステージとか出店が出て、小雨だというのに結構な人出。通りすがったときは琉球舞踊のチームが踊っていた。

Longhornのベータで遊ぶ

このβ版には、Longhorn用のPCエミュレーションソフト「Virtual PC」が付属している。つまり、これを使うことで従来のWindows XPまでのOSと完全に互換性を取ることが可能になる。ConnecixからのVirtual PC買収の目的は、単にMacintosh環境でWindowsプロダクツで使うためだけではなく、Longhornの互換性維持にもあったわけだ。
Longhornの詳細が明らかに(Microsoft Professional Developers Conference 2003 レポート)

これはちょっといかがなものかと(苦笑)。まあ、たしかにそういう見方もできなくはないけどねえ。

Win32アプリケーションは完全に互換性を持っていて、きちんと動作するんですわ。笑っちゃうくらい。ただ、GUIがGDI+からDirectXにアーキテクチャを変更したため、オーバーヘッドが(若干)かかるので、あまりよろしくないという面はあるっぽい。

あと、画面右下にビルドナンバーが表示されるのだけれど、それが時計つきタスクバー(?)の表示領域を広げたり狭めたりするのにあわせて、右に左に移動するんですわ。

この動きを見ると、どうも画像表示のレイヤーが膨大になってるんじゃないかと。……えーと、説明が下手で申し訳ないんだけど、ウィンドウごとのレイヤーという考え方ではなくて、もうモロにバッテン箱(XBox)の画面表示方法を取り入れているような動きをします。これ慣れるまで結構キモイかも。

今回のβ版は意外と安定しており、頻繁にクラッシュするというものではない。ときどき致命的なエラーが起こるものの、Windows 98の初期バージョン程度といったところ。もっともこのβ版、WinFSのデータベースファイルシステムが動いておらず(インストールはNTFSで行なわれた)、なんだかWindows XPとそっくりな部分もある。このため、今後出るβ版でも内容がクルクルと変わっていく可能性が高い(Windows 2000のときもそうだった)。
Longhornの詳細が明らかに(Microsoft Professional Developers Conference 2003 レポート)

てゆうか、Whidbey入れると、ガンガン落ちまつ。つかα版だし(笑)。

いつだって悪だくみ

最終日の最後に日本人向け概要説明セッションがMSKKから行なわれたのだけれど、これには参加せず、別のMSKKの人間(カーネル/ネットワークアーキテクチャ担当)とP2Pおよび新ビジネスについての相談。というか悪だくみ。

AvalonとWinFSを使ってちょっとまじめにP2Pでお仕事しようかなんて。

胃が小さくなってしまった件について

今回のPDCの、個人的なメインプロダクトはYukonとLonghornだったのだけど(Whidbeyじゃないんかい)、Longhornだけでお腹いっぱいになってしまいました。Yukonまで、とてもじゃないけどたどり着けない。

Fundamentalsの上に乗っかるAvalonとWinFS、そしてウワサのIndigoだけで、もう十分、という感じ。

これらを租借するだけでカンタンに1年くらい経ってしまいそう。もっとも、1年後(2年後?)にLonghornがリリースされた時に、今回のPDCでアナウンスされた機能がどれほど盛り込まれているかはかなーり疑問ではあるけれど。

“イケイケどんどん”な人

最終日は山火事で遅れてきた人向けのリピートセッションとパネルディスカッションが中心だったのだけれど、セキュリティ周りのパネルはあまり人が入ってなかったのが印象的。意識が低いという以前に、今回アナウンスされたテクノロジーをどう現場にフィードバックしつつ、アプリケーションを構築するかで頭がいっぱい、ということらしい。

「そら、セキュリティは重要だけど、オレたちゃデベロッパーだし、あのフレームワークの中でタイプセーフなプログラミングをしてりゃ、問題ねーぜベイベ」

と言われて、分業社会はいいなあ、と思ったり。つか、日本も早くそうならないと、いつまでたっても一人の人にかかる荷重が増えこそすれ減ることはないので、関係各位はナントカしてほしいと思います。

パッチのリリースやそれによるアプリケーションへの影響についても聞きたかったのだけれど、つたない英語力では突っ込んだ話が聞けず残念至極。

「パッチ? あてるだろ、フツー。動作の不具合? 作り直せばいいんじゃん。だってお前、.NET Frameworkだぜ。まずいところはドンドン直せるし、そのほうがいいって、絶対」

そらまー、そうなんだけどね。

「つかさー、Javaの連中みたいにわざわざフレームワークを作る必要ないんだしさ。そのぶんセキュアだし構築もラクだろ。PDCに来て、そんな野暮なこと聞くなよ」

失礼いたしました。

外人にはかなわない件

どーでもいいが、やっぱガイジンはガタイがすごいので、持ってるPCもすさまじい。もう見た目がノートPCではなく、三世代くらい前のラップトップといった感じの巨大なマシンを平気で持ってる。

こっちはThinkPad 570Eでヒーヒー。

山火事アクシデントが響いてます

最終日であることに加えて、2コマ分のセッションをリピートセッションで1コマでやったりするから、かなり薄味。

Yukonのマネージドプログラミングのセッションは、かなーり悲しいことになっております。

早くも最終日であること

最終日。いやはや。

VSTOとデータオブジェクト

ADO.NETはますますプログラムレスでいけそう。

新しいオブジェクトを用意してくれたみたいで、それを使うと、これまでみたいにデータセットを用意してデータコネクトをあーしてこーして……、などということは不要になるっぽい。

単純に、データセット/データコネクト/データアダプタの三種の神器はあるオブジェクトがもっているメソッドの引数になるっぽい。

これはラクチンだよねえ。

もっともそのため非接続型のプログラム手法は変わらないから、接続型のデータベース更新プログラミングに慣れているAccessユーザーにとっては面倒かも。

このあたりをVS.NET Tools for Office Systemがフォローしてくれるといいのに、テンプレートはExcelとWordだけなんだよねえ。

散在した件について

読者プレゼント用に散財。つってもたいしたものじゃないのが悲しい。某著者にもガジェットを頼まれているのだけれど、この際知らん振りしようと思うけだるい午後。

山火事の影響が出てます

ロス近郊の大規模な山火事の影響で、本日は急遽リピートセッションが大量に投入された。もしかすると明日のパネルディスカッションも相当変更されるのではないか。

しかしなあ、今日になってまたレジストカウンターが長蛇の列になってたからなあ。山火事って、マジですごいことになっていたのね。

プレスルームでの出来事

肩こりから来る頭痛で息も絶えだえ。

目の前でスパニッシュのプレスが電話で延々もめている。

身振りと顔つきから判断するに、あれは痴話げんかだ。PDCの会場で痴話げんかをしてるんだから、たいしたものだ。

隣の同僚も止めたらいいと思うのだが。

ネットワークがぶち切られる件について

会場内にはWANが設置されているのだけれど(もちろん悪いことはしてない)、これがまあ、しばしば切れる。

ipconfig /all
ipconfig /renew

を繰り返しつつ「はてな」に書き込んでいるわけなんだけど、そんなにまでして書き込まなければならないような話かなあ、といささか疑問。

ココロの中で“いささかせんせい”が浮かんできたら-10ポイント。

山火事が襲ってきます

山火事がすごいらしいのだけれど、その類の話題はまるで耳にしない。おそらく私の耳が英語に不慣れなせいだと思うのだけれど。

ロスに昨日到着した日経BYTEの記者とライターの山本さんと会場で会うと、開口一番、

「山火事のせいで空のダイヤが大幅に乱れ、キーノートに間に合わなかった」

といわれた。もちろん意訳しているのだが(って、相手も日本語なんだけどさ)。

なんでもロスの街を囲むように火が燃えていて、空が真っ黒になるほど煙が上がっているため、着陸許可がおりなかったらしい。

カンファレンス会場のある街中とビバリーヒルズのふもとにあるホテルでは、そんな感じは微塵もないんだよなあ。CNNのニュースでは四六時中取り上げていたけど、そんなに切迫感はない。アメリカってでかいなあ、とヘンに感動(若干ウソ)。

結局

そのまま2日目に突入。

面白すぎる基調講演について

Bill Gatesの基調講演の後、Jim Allchinが登場。ここからは完全にデベロッパー向けの講演。PDCなんだからアタリマエか。

Jimに紹介されて出てきたのはDon BoxとChris Anderson。ふたりの掛け合い漫才でWinFXプログラミングがスタートする(そういや、.NETなんて言葉、ほとんど聞かれなかったな。聞き取れなかっただけか?)。

最初にChrisがDonにC#でWindows Formのソースを書かせ(アセンブリとしてXMLファイルも)、次にDonがChrisにそれを拡張させるという進行だった。

Donはemacsを使用し、ChrisはなんかC#専用IDE(フリーツール?)を使用。

C#のソースコードでは、

using System.MessageBus;
using System.MessageBus.Service;

なんていう名前空間を使用していた。

で、コンパイル時には「csc.exe」ではなく、「msbuild.exe」を使用し、

presentationcore.dll,windowsbass.dll,presentationfx.dll

などという引数が与えられている。

これはDonがC#とともにXMLで記述したファイル(アセンブリ?)の両方が一組でプロジェクトとして機能しているためだろう。要はMacのリソースフォーク部分をXMLで、データフォーク部分をC#で記述し、その2つで実行ファイルが生成される(Macだと先頭128バイトがリソースフォーク(だったかな?))からだ(ろう)。

「Windowsコードビハインド」とかいっていたけど、まあ、そのとおりで、ビルドされたWindowsアプリケーションに対して、DonがさらにXMLファイル(*.xaml)に変更を加えリビルドを行なうと、アプリケーションのインターフェイスがどんどん変わってゆく。

このあたりがLonghornの、ユーザーインターフェイス(AVALON)の面白いところか。

で、このWindowsアプリケーションをWebサービスに変更してゆくDEMOに繋がるのだけれど、その旨を紹介して舞台裏に引っ込もうとするJimをDonが「ぜひ、ソースの妙技をお見せください」なんてことを言って呼び止め、キーボードの前に座らせる。

立ち上げたエディタはGVIMで、思わず「Jim萌え」(もちろんサービスフレーズだ)。

で、いきなりWebサービスではなく、まずはローカルに保存された(すでに生成されているクラス)を呼び出すのだが、これはロジック部分をいじればいいだけだから、非常にカンタン。ボタンやラベルの配置、色やフォントの選択などは*.XAMLに記述する。

だからコードビハインドなんだけど。

数日前にVB.NETでボタンとテキストボックスをパネルに貼り込み、データグリッドをFillしただけの、ロジックが一切ないWindowsアプリケーションのスケルトンを記述したけど、あのインターフェイスにあたる部分がすべてXAMLに移行していると考えていい。つまりWindowsアプリケーションでさえ、ロジックとデザインを分離してしまったわけだ。

これ、おそらく非常に重要。

JimがGVIM上でパタパタやって、ファイルを読み込もうとしたら空白になって

「ねえ、もしかして(新規ファイルを)上書きしちゃった?」

「あー……、むー」

とか言いつつ、必要なファイルが表示されるとDonとChrisが大げさに「ふー」とか汗をぬぐうしぐさで笑いを取りつつ、JimのDEMOは終了。

で、ChrisがさらにWebアプリケーション向け(Webサービス)のロジック(名前空間とuidを指定。データの送受信向けに必要なソースを数行)を実装し、非常に簡便にWebアプリケーションへと変貌させて大拍手。

このやり取りはこちらから読むことができます。

Longhornの基本アーキテクチャ

話が前後しちゃうけど、

+-------------------------------+
|  AVALON  |  WinFS  |  INDIGO  | 
+-------------------------------+
|          Fundamentals         |
+-------------------------------+

これがLonghornの基本アーキテクチャ。それぞれ、

  • AVALON: プレゼンテーション層
  • WinFS: データベース層
  • INDIGO: コミュニケーション層
  • Fundamentals: “いわゆる”OS。基本OSサービスと総称されていた部分

この上に「WinFX」としてインターフェイスが載っかってくるわけで、それが.NET。WinFX(要はWindows Framework)から各層にアクセスし、データのやり取りを行なって、Fundamentalsを操作することになる。

WinFX(.NET)でオブジェクトが整理されたため、その下位層も整理しなおした、というのが実情か。

賞味期限は短い件について

まあ、おそらく2年後には大幅に変わっているかもしれない、Longhornに関する無駄知識。

font

AVALONはDirectX上で画像関連を処理しているため、GDIが使えない。そのため、fontをメモリの中で変換処理する必要がある(DirectX→Bitmap/GDI→TTFont)。

注)Service一覧のcache serviceを参照する。このあたりはVS.NETが吸収してくれる?

MS Search

WinFSもWin32 Serviceで動いている。WinFS Serviceを再起動すると、MS Search Serviceも再起動がかかる。WinFXのSystem.Searchは、おそらくこのMS SearchのProxyクラス(?)。

MS SearchはGathererとIndexerの2つから生成されているので、もしかしたらSite ServerとかMSN Searchからのアルゴリズムを継承しているのかもしれない(by 某MS社員)。

おそらく、GathererとIndexerを別のマシンで動かし、P2PでGathererの結果を集めて、自分に都合の良いIndexerを作れる仕掛けか。となるとこれもIndigoで公開されるかも。

Tcp Transport Listener Service

HTTP.SYSと並ぶKernelモードのProtocolハンドラのひとつ(?)。

W3WP.EXEはWindows 2000 SP3ではHTTP.SYSとしか繋がっていないけど、IndigoになってからはW3WP.EXEはさまざまなリスナと繋がるようになる。わかりやすい例がSMTPか。ここでWeb Serviceの受け付けとか。

WinFSSync

Windows File System Serviceのほかに動いている。このSyncは、

  • 「Schema Sync」
  • 「Hierarchy Sync」
  • 「Content Sync」

の三段階を想定できる。このSyncこそがIndigoのMessage型Web Serviceで動く(のかな???)。

ExplorerのMy Computerの下に「defaultstore」というFile共有が勝手に作られる。これがWinFSの入り口じゃないかというもっぱらのウワサ。

ローカルに存在しているファイルではあるけれど、一度ファイル共有を通すことで各種フィルターの実装を可能とするという考え方をすれば、WinFSもSMB Redirectorを使ってフィルタを混ぜ込むようにしている(のかもしれないなあ)。

まあ、これだと誰が何を操作したか全部わかるからSyncの一意性も簡単に出せる。あと、内部のChain構造も自由に設定することができる。

defaultstoreの中を見ると、

  • 「Schemas」
  • 「StoreInformation」
  • 「SystemData」
  • 「Volumes」

となっているから、ここはTemplateと考えても差し支えないかも。つまり、これをコピーすることで新しいWinFSのStackを作るという、GPOみたいな管理かね。

アドレナリンが噴き出している件について

えー、初日が終了します。

かなり興奮してます。やっぱりマイクロソフトにいる技術者って、すごい。

企業としてどうかというようなご意見もありますが、やはり前人未踏な地点に邁進してゆく彼らの姿勢には頭が下がります。

.NETはおそらく消えるでしょう。次はWinFxだ。

プレカンファレンスに出てみる

プレカンファレンスは、なんというか、これまでの復習という感じで、ちょっと食い足りないなあ。

まあ、プレカンファレンスなんだから、当たり前といえば当たり前なんだけどね。とりあえず、面白そうな部屋を探してあっちこっちウロウロしてみたり。

.NET Developers Conference 2003

PDC 2003 Highlights

PDC BlogDigger Aggregation Feeds

However, every site was on my round strike.

密会の夜

岩本町で密会。

某氏からタイ土産をもらう。ありがたいありがたい。

「セキュリティを通して考える情報モラル連続セミナー」第1回

  • 久保田裕
  • 松本直人

ウチアゲ

午前中に小冊子の青焼きが出て、15:00に戻し。下版して終了。

個人的にチンマリと打ち上がる予定だったのだが、広告課のO青少年が「相談がある」というので、臨時お悩み相談所&&ウチアゲとなる。

とりあえず新宿に出て、店を物色した結果「福みみ」にケテイ。

何の気なしに入ったけど、ここは穴場でしたね。旨いしそこそこ安いし(二人で食い散らかして6500円)雰囲気いいし(カップルばっかり。しかも女の子はみんな可愛いorきれい。厨房のおねいさんもきれい系でした)。正解。

われわれの目の前が定位置のお兄さんは、名札に「DJやってます」と誇らしげに書いてたけど、やっぱりDJって、誇らしいのかね。

「DJやってるけど焼き鳥屋の店員です」ってのは、なんというか「残念ながらまだDJでは食えないんです」ということで、それは結構悲しい話だと思うんだけどなあ。焼き鳥屋の、ちょっとエッジな*3店員は、実はDJもやってるんです。というほうがカコイイ感じがするんだけど。

で、相談というのは、まあ現状の組織形態であるがゆえの陰謀術策(簡単に言うと責任回避のアレコレ)に「もー、頭イタイっすよー」ということ。

頭イタイのはいずこも同じで、どこに移動しようが大して変わらないし、それよりもオメー、アレとかコレとかソレを何とかするというのは、どうか。などと焚きつけ、とりあえず方向付けをして(ほしいのはわしなんだけどね)みるテスト。

24時間営業の喫茶店にはいり、バカ話を続け、26:15ごろお開き。

よかったんだか悪かったんだか。

  • 福みみ=http://www.kuuraku.co.jp/framepage.shinjuku.htm

P.R.O.M.

21:45に小冊子を校了し、はてな を巡回していたら、同じ会社の某編集者がお皿を回すというので、行ってみることにした。

場所は「新宿レコード」の対面にあるBar。

そぼ降る雨(という表現には程遠いくらい、豪快に降ってた時期もありましたが)のなかを銀行経由で歩くというのは、気分的に非常にマッチしていて(通常は高揚していて手に負えないのだけれど、今回はイレギュラー)乙なもの。

30人程度でいっぱいになる店内は10人に満たないお客さんが、フラフラしている。おもわずマスターに地図を見せて「ここですよね」などと訊いてしまった。

# 実はこのときすでに1stセットが始まっていたという罠。

頭の中に渦巻く陰謀とか謀略とか被害妄想とかモロモロのことを大音量の音楽で押し流そうと思ったのだけれど、なかなかそうはいかない。

つか、単純に頭の中をカラにすると眠くなるという体質がモロに出たということですが。

2時くらいまでマターリと呆けてみる。

LBIって、何の略だったんだろうか

第4回となるLBIセミナー「セキュリティ市場と技術の動向」に参加してみる。

13:30 会場

  • LBI会長挨拶: 吉田亨(合資会社リバティシステムファクトリ)
  • セキュリティ市場の動向: 渡部章(株式会社アークン)

Information Security Magazineからの資料を使った、現状の動向解説。その意味では“看板に偽りなし”なんだけど……。

セッション後のQ&Aで、ひとりが「ウィルスとワームの違いを教えてください」。

やっぱりそうだよねえ。

  • 管理者権限の奪い方とその検知記録方法: 杉浦隆幸(ネットエージェント株式会社)

攻撃マシンからWindows 2000とLinux 6.2に攻撃を加えて侵入。その後ログを確認して、どこに着目しつつ注意したらよいかを解説。

結構期待大だったのですけど、どうなんでしょうねぇ。

会場には、初老の方とかもいて(つか、そっちの方が多かったかも)、LinuxとWindowsの区別はつくけど、exploitって、なに? くらいの人ばっかりだったような気がします。

そういうオーディエンスに対して、どのように説明するかがキーポイントだと思うのですが、結果的にA.D.200xや@Randomで見慣れたパターンになってしまいましたし、A.D.200xや@Randomほど突っ込んだ考察もなく、終わってしまいました。

いろいろ思うことしきり。

  • セキュリティ事業の新しい市場の創出: 上野宣(ゼロエクス株式会社)

えーと、ごめんなさい。会場が寒かったのと、タスクがいっぱいだったので、トンズラしました。ごめんなさい。

  • 情報漏洩と暗号技術: 佐々木實(株式会社パンプキンハウス)

えーと、ごめんなさい。会場が寒かったのと、タスクがいっぱいだったので、トンズラしました。ごめんなさい。というより、会社の名前がどうしてもセキュリティ関連と結びつきません。イメージ貧困でごめんなさい。

屋外のバーベQパーティは大変気持ちのよいこと

打ち合わせもそこそこに、天気がよかったため急遽開催されたバーベQパーティに参加させていただく。

数年ぶりの芝生の上を歩く感覚に狂喜乱舞。思わず靴を脱いで、上空の巨大な雲の塊を眺める。

これまた久しぶりの雲なので、見ているうちに笑いがこみ上げる。あまりに作り物めいた雲なので、次第にパースペクティブが狂い始め、あれは実は社屋の裏で作ったもので、ワイヤーで吊るしているのではないか、という疑惑が沸き起こってきた。

のどかに流れるカントリーソングと夕暮れの色合い、それとバーベQに飽きた若い人たちがフリスビーやサッカーに興じ始め、それがまた映画のワンシーンのようにはまりすぎていて、いよいよその念が強くなる。

ついにはコウモリまで飛び始め、それまで明瞭だった笑い声や話し声が、水の底から響いてくるように聞こえだし、体が軽くなってきてようやく気がついた。

これは某社の陰謀で、実は全部スタジオで作成されたイメージビデオのシーンなのだ。これはマズイ。ほかの二人にも教えなければ。これこれそこのお二人さん!

「ピクルスはさんじゃったけど、大丈夫ですよね?」

ピクルス入りのホットドッグは、やはり想像以上にうまかった。

某社訪問

現在手がけている雑誌関係で仙台訪問。

新社屋完成記念ですでに訪問していた広告課の二人にいろいろ聞いてはいたのだけど、いや、たまげました。

一見、ホテルか療養所かと見まごうばかりの建物は、鉄筋構造なのだが全体を木で覆い、内部はまるでコテージ。

デスク周りも会議室も階段もなにもかもが広く、圧迫感がゼロというのが、なにしろすごい。おそらくトイレも広大なのに違いない。

大きく取った窓の外はきれいに整えられた芝生が広がり、その向こうは仙台の郊外だけに山と空が圧倒的な存在感を伴って控えている。

「会社だの組織だの言うけど、最後はヒトでしょ? そのヒトが快適に作業できなければ会社の業績なんてあがりませんよ」

とのたもうた方がいらっしゃったが、その言葉が脳裏を横切る。

いやもう、そのとおりでございます。

PDC

Yes. I'll go.

大阪セキュリティ

@Random SP1 http://www.at-random.org/

  • 17:00: 開場
  • 園田道夫さん: 某社の情報流出とセキュリティ甲子園の中止に関する裏話。司会兼ホスト役のTipさんがあまりの暑さに暴走気味。園田さんの話もさわりの部分だけでちょっと食い足りない感じが残った。
  • Jark Simpsonさん: 四方山話と関西セキュリティシーンの盛り上げ方法について。週2回飲みに行くだけあって、Tipさんとツーカーの中であることはわかるのだけど、jark Simpsonさんの話の糸口がすべて冗談に流れてしまったのが残念。
  • 山崎はるかさん: 自身の経歴と広がってしまった活動場所に対する姿勢など。さすがに場馴れしているだけあって、Tipさんを突っ込みつつ、限られた時間をフルに使ってネタを披露。
  • 3名によるトークショー: 関西におけるセキュリティシーンの盛り上げ方など。
「関東と同じことをやってもダメなんですよね」
「ぺネトレーションで金を取るのではなく、テストはサービス。そこから先のコンサルと対策で金を取る」
「ここはやはり、マッチポンプ的にやらないとダメかもしれないねえ(笑)」
  • HotFix: @Randomメンバーと3者のぶっちゃけトーク。次代を担う人材の登場待望論。
「だいたい依頼原稿は1500文字なんですよ。で、考えてみれば、みんなメールや日記でそれくらい書いてるでしょ? ということは、みんな原稿なんて書けるんですよ」

いや、それはどうかなあ。

書いて欲しい人に説得する材料にはなるけど、実際はちょっと違うんだけど(もちろん他社ではOKなのかも)。

質問コーナーで、「MSのセキュリティ情報で、“緊急”の上はなんでしょうか」というのがあって、爆笑。

後半で参加者からの発言に対して山崎さんが「セキュリティ技術者=医者論」を展開。大枠で納得。この比喩だと限定的な知識のみの“専門医”およびなんでもやらざるを得ない“町医者”の二極化が進んでいる現状、そして無医村状態になる地域やシステムが出てくることも非常にクリアに見えてくるのだが、それぞれに潜むダメダメな点はどう解決すればいいのだろうか(まあ、基本的にカンファレンスは整理されるだけで、現実解は自身で発見してゆかなければならないものなのだけれど)。

  • 飲み会: ウチアゲ。某氏とJark SimpsonさんとTipさんから出題された問題を解けず、ACIDさんと蠅さんとともに「人間失格」烙印を押される。