最終日は基調講演がない代わりにシンポジウムが2つ並んでいて、ちょっと悩ましい。
ひとつは「Architecture Symposium」で、もうひとつは「Security Symposium」。悩んだ末に「Using the .NET Language Integrated Query Framework with Relational Data」にする。いろんな意味で期待されていた方、ごめんなさい。
昼休みにはショートセッションがあって、これが結構いい塩梅だったらしい。おれは「Tips, Tricks & Hacks to MSN Search and Desktop Search Platforms」を受講したものの、あまりにもユルイ内容で原稿整理が進む。「VB 2005 IDE」のTips & Tricksにしておけばよかった。
最終セットを受講後、あわててマイクロソフトショップに駆け込み、目星をつけておいたお土産を購入。カンファレンスバッグだのお土産袋だのを抱えてシャトルバス乗り場に行くと長蛇の列。一台やり過ごしてから列に加わると、先頭のほうにChris Andersonがいた。ずいぶん腹が出ちゃったよなあ、などと談笑する彼を眺めていたら聞き覚えのある声がすぐ後ろから聞こえた。振り返るとDon Box。この人はなんでこんなに元気なんだろう。人として器がでかいと申しましょうか。
巨人たちとバスに乗り込んだら隣に座った外人が話しかけてくる。前々日、シャトルバスの列を整理していたおっさんの台詞を聞き取れず、ラッキーパインさんに助けてもらったくらいなのだから、ビタイチわかりません。しょうがないので涼しげな顔をして頷いたり笑ったりする。
「ところでどのセッションが面白かった?」
――ADO.NETとLINQに興味があるところの私は、彼らのセッションが中心課題として参加することを欲した
「あー、データベースガイだな。仕事はデータベース関連?」
――いえ。わたしはわたしの仕事として編集を雑誌に対して行なうことを選んだ。それは開発者の日本人だ。向けた。あなたは何をするか?
「ぼくはソリューション関係のコンサルタント。どういうケースでどのテクノロジーを使用すると一番効果的かを考えて、それを提案したり実際に構築するための算段をしてるんだ。たとえば(以下略)」
――アーキテクト?
「そういう側面もあるかもね。ただまあ(以下略)。東京に住んでるの?」
――はいそうです。わたしは東京に住むことを長年続けています。
「ふぅん。ぼくも何年か住んでたことあるけど、あの街は相変わらず騒がしいんだろうねえ」
――そのとおりだ。わたしが思うに夜中に起きる彼らは眠らない。
「あははは。いやもう、都内を車で走るだけで疲れるよねえ」
――わたしは所有してない車は免許を持つ。手段は電車が移動だであるます。
「ぼくはラッシュの電車には乗ったことがないし乗れないな。あはは」
――リアリー?
会話になってないのだが、カンファレンスが終わってしゃべりたかったのか、ペラペラペラペラよくしゃべる。三船敏郎の名言「オトコは黙ってサッポロビール」という格言を送りたかったが、札幌の説明をするのが面倒くさかったのでニコニコしながら「オゥ」だの「ア~ハァ」などと相槌をうつ。
彼らが泊まっているホテルに到着し、外人たちが大挙してバスから降りたときは嫌な汗にまみれていた。まいった。
せめてPPTで会話の内容のAgendaを示してくれれば、もう少し日米友好の役に立てたのではないかと思われるのだが。残念である。