第4回 Mono Meetingに出席した件

4回目となるMono Meetingに出席。

一番乗りだったみたいで、おれの後ろを歩いていたという首謀者のid:atsushienoさんは、開口一番「Microsoftマークのリュックを背負った人がいて、これはもう確実に参加者だろうと思った」。

サプライズはartonさんがいたことで、思わず周囲を見回しK.Awasakiさんの姿を捜す。

「スラドで見てても、ホントにMonoって知名度ないのね」という一言からいかに狭間のテクノロジーが面白いかという話になる。MSフリークから見れば、.NET Frameworkがあるのに、なんでそんな辺境にいかなければならないの? だし、オープンソースな人たちからすると、MSでしょ? ということになるから、誰も積極的に拾いに来ないんだよね。というのが、artonさんの弁。もともとプラットフォームを越えたところで技術者しているartonさんらしいというか。だいたいバッグから取り出したマシンがMacというあたりが、すでにアレゲなわけで。というか「取材ですか?」とか訊かれて答えに詰まるという一幕もあったりして。

集まってきたのは、Linux(含むMac)系Java系をメインにしている人たちばかりで、このあたりはこれまでのMono Meetingと変わらない。ほとんどがハッカーで、実務よりの人はデータベース周りを見ている(らしい)人がひとりだけ。VMで盛り上がっている一群がいたけど、よくよく話を聞いていたら、.NET FrameworkによるTerminalソフト「ゲバラ」を作った人がいて、さっそく名刺交換。さらにセッション中だというのに大声で話をする人がいて、この人はPostgreSQLのコミッター。

したがって、基本的なVisual Studioの機能とか、Windows OSの基本的な機能とかをわかっている参加者はartonさんと首謀者のid:atsushienoさんくらい。まあ、Microsoftのテクノロジーを追っかけて検証して自身のプロジェクトに応用し実装するのが精一杯なんだろうけど、なんと申しましょうか。MSマンセーな技術者はMSの揺りカゴの中で一生を終えるんだろうなあ、などと不埒なことをボンヤリ考える。

結局、こういう人たちがテクノロジーの面白いところをゴソゴソやっているんだよな。中でもOracleデータベースとASP.NETを使用したシステムを構築している現場の技術者の話は面白かったな。そこからFinallyとCriticalFinally(だったっけ? Helpで探してもないんだけど。CriticalFinalizerObject?)の話が出て、どっちが本当のFinalなんだYO! みたいなネタが登場したり。あと、MS謹製のOracleドライバとOracle謹製のDBドライバの実装における思想の差とかね。

いや、MeetingのメインテーマはBoston Mono Meetingのレポートだったんだけどね。

そっちのネタとしては、.NET Framework 2.0への対応がぜんぜんなので、ちょっとなあ。ジェネリック周りが問題になってるらしく、ちょっと厳しい。あと、Windows.FormsもX11ベースなので、日本語は通らない。実用への道はまだまだ遠いというわけだ。じゃあなんで顔を出したのかというと、まあ、Monoを実用的に使うとか使わないとかはともかく、そこから.NET Frameworkを透かし見るのが楽しいというゆがんだ性格のおれにはうってつけなのであった。あはは。

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