エクストリーム聖火リレーのことなど

結局、日本はエクストリーム・聖火リレーで何ポイント獲得したのか判然としないまま、どうもすでにスポットライトは山口に移動しているようですけど。

前の晩からうだうだしながら見ていた各テレビ局では、中国人留学生がバスを連ねて長野入りとか、格安長野エクストリーム・聖火リレーツアー2000円!とか、そりゃもう大賑わいだったんだけど、当日8:30のスタートから12:30のゴールまでのリアルタイム映像は、テレビ朝日が「相棒」を再放送中にワイプで表示する程度だったんで、もっすごい欲求不満。

どうせ教育テレビのサブセット局であるところのNHK(事実誤認)が我が物顔で五輪中継をするんだから、エクストリーム・聖火リレーもきちんと放送してほしいものだと思ったり。

てゆうかね、まあ各国の競技を見ていて思ったんだけど、どんどんギャラリーが増えてくんだよね。どっから湧いて出てきたんだお前ら。つーぐらい。とくにディフェンス側のギャラリーが。

で、あのディフェンス側ギャラリーってのは、どう考えたって文盲とは思えないわけですよ。おれみたいに日本語以外の各国語に関しては完全に文盲な(もちろん母国語も怪しいと言えばあやしい)、いわゆるツアーリストがお祭り気分で地元のイベントに参加しましたってヒトビトとは到底思えないんだよね(もちろん、本国から大量に動員されているんだろうけどさ(だから、エクストリーム・聖火リレー時の、入出国管理局のリストを調べると面白いかもしれない))。

少なくともディフェンス側ギャラリーの公式な“留学生”は、滞在国の新聞くらい読むだろうし各種メディアに接するだろうし彼の国の友人知己もいるだろうし。けれども、(少なくとも表面上は)大本営発表しか腑に落としてない風情ってのがいろんな意味でスゴイ。

おそらく、ディフェンス側ギャラリーの大半が“中国五輪開催万歳型政治活動”への参加がメタレベルの政治活動であり、「オリンピックに政治を持ち込むべきではない」という大本営発表と、微妙にズレているということを理解しつつ、ディフェンス側に参加しているのではないかと、おれなんかは忖度するわけで。

ただ、それを「ズレてね?」とか指摘すると、本国に呼び戻されたりビザを取り消されたり『毛沢東語録』を7万冊分筆写させられたり人民八分にあったり自己批判を迫られたり角材で殴られたり8tの鉄アレイをつけて黄河と長江で遠泳させられたり、なんてことを経験させられかねないという事情もあるのではないか。

まあ早い話が、留学生といえども共産主義国家の“人民”であるということなのだけど。

これはつまり、(おれの浅い考察によると)日本で暮らそうがフランスで学ぼうが、人民は人民であってヒトではないってことになるわけで、そうすると「“Free Tibet”であると同時に“Free China”なのではないか」なんてところまで一直線。

ただまあ、個人的にはFree ChinaつーよりOpen Chinaのほうが、なんとなくしっくりくる。なんとなくだけどね。

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