年に一度のポトラッチ大戦

週明けからの予定を確認すべくカレンダーを見て、8月9日が妹夫婦の長男の誕生日だったことに、いまさらながら気がつく。いかんなあ。

慌てて「どこに行けばそれっぽいのものが買えるか」リサーチを行ない、母数1の結果を受けて新宿・伊勢丹に赴く。

「昨今の子供用衣料品はかなりお高い」という情報も得ていたので、ある程度覚悟はしていたものの、マジで高くて思わず「ぱねー」とつぶやく。

品揃えも大人用と同じラインナップで、すなわちTシャツとかパンツとかジャージとかジャケットとかダウンとか。Tシャツなんか、ちゃんとそれっぽい“ファッション”していて、カンゲキのあまり思わず店員さんを前に「バっカじゃねーの」と正直な感想を申し述べてしまう。AC/DCのアンガス・ヤングがどーんとフロントにプリントしてあるTシャツなんて、実際にお目にかかるのはお初だもんね。こちとらそんなTシャツはロック雑誌でしか見たことがないくらいの田舎モノである。てか、2歳児にアンガス・ヤングがわかるのか?

それはともかく、妹夫婦の指向は残念ながらオブジェクトではなくパンクなので購入したのは以下の3点。

  • ドクロ柄のパンツ
  • PILのTシャツ
  • 袖にバラの柄を配したロンT

で、払った金額が¥31,000! しかも、これ2歳児用ですぜ。来年になったら、ぜってー着られないわけで。そういうモノに金を払うのは、妹の両親にしてみたら無駄以外のナニモノでもないわけで。あたしも妹もそういう思想の持ち主なわけで。ということから逆算すると、ポトラッチには最適という解が導き出され、複雑な心境でカードを渡す。

むしろこの金額分の商品券を贈ったほうが良かったんじゃないかとかいまさらながら思うわけだが、それにしてもうーむ……。

今回はパンキッシュにまとめたわけだが、一方で肩から袖にかけて、金ラメの柄が入ったジャージなどもあって、それはストリートファンク系かと思ったら、小栗旬がナントカZEROとかいう映画で着ていたのと同じものだそうで、小栗旬ファンのご両親が息子さん(2歳)に買うのだそうだ。売り子のオオイシさん(仮名)は「好きなヒトは買っていかれますよ。小栗旬くん、かっこよかったですからー」と目ハートでおっしゃってましたが、あたしは特段思い入れはないわけで。つか妹夫婦もおそらくその辺は好物ではないはずだし。

そういうのに交じって、いい感じのジャージがあったので値段を見たら¥148,000。

どこかが狂ってるとしか思えない。

てか、ポトラッチとはいえ、そういう買い物をする本人が、3枚で980円のTシャツに3足で680円のソックス。チノパンは4800円だけど、靴とポロシャツは貰い物というギャップが、個人的には愛おしいとさえ思うわけでございます。

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