鈴木茂『BAND WAGON』

鈴木茂の「Snow Express」を演りたいというリクエストがベースから届いたので、アルバム『BAND WAGON』を引っ張り出して聴いているのだが、詞と曲(メロディ+サウンド+リズム)の各イメージが、ここまで乖離しているアルバムって、空前絶後だよなあ。

ということを、初めて聴いたときにも思ったものでした。

この当時の松本隆の詩は宮沢賢治から遊離して、純文学(あるいは四畳半青春小説)へのベクトルと、南佳隆(の『摩天楼のヒロイン』)へと結実する“シティポップス”(あるいは現マガジンハウス的風景)へのベクトルとが渦を巻いているうえ、はっぴいえんどの風景が四散しているってのが、かなりキツイ。その上、大瀧詠一っぽいけど圧倒的に線の細い鈴木茂のボーカルは、リトルフィートの面々が繰り出す粘っこいファンキービートとタメを張れるほどドスが効くはずもなく。

まあ、そこが初々しくていいんだけどさ。

だから、個人的には作詞に松本隆を起用した時点で“ちょっと失敗かなあ”という気が(いまだに)する。いまさらだけど、友部正人とかのほうが面白かったんじゃないかなあ。

鈴木茂 BAND WAGON -Perfect Edition- (DVD付)
鈴木茂
日本クラウン (2005/05/25)

Rolling Stone誌の表紙を飾った件

過日、赤坂の某所で行なわれたボーカルバンドのライブシーンがRollingStone誌の表紙を飾ったので晒してみるテスツ。

というのはもちろん大嘘で、MAGMYPICという、手持ちの写真データをアップすると、NATIONAL GEOGRAPHICとかVOGUEとかGQとかTIMEとかPeopleとかSports Illustratedとか、米国有名雑誌の表紙テンプレに画像をはめ込んでくれるという、バカサービスで作ったものだ。

このピンボケ写真を撮ってくれたカメラマンには無断で使用しているので、もしかするとあとで凄く怒られるかもしれないが、まあ首をすくめてやり過ごそう。

このときのライブは、狭いステージにもかかわらず、おれは上手にアンプは下手にあるという掟破りのセッティングで、音量の調整はおろかサウンドの調整すらまともにできず、大変不本意な結果に終わったので、さっさと忘れてしまいたいわけだが、バンド的には大変うまいボーカル(女性)と、がさりげなく行き届いたサポートをするキーボードがいるので、ちょっとパーマネント化しそうな按配。もっとも、選曲の段階で紛糾する兆しもすでにあるので、予断は許されないのだが。

個人的にはドラムとベースがコンビネーションを考えてプレイをしてくれれば言うことなしなのだけれど、なかなかそうも逝かないところが、シロートバンドの悲哀なのであった。

このバンドの次のライブはいつかなあ。春にはやりたいものだけれど。

新中野でシアワセだった件

というわけで、本日はStuffセッション。実際は“Stuff”というキーワードのオフ会なんだけど、セッションもアリということでオフ会嫌いのわたくしも勇んで参加したという話はナイショだ。

これまで謎だったCornell Dupreeのサウンドの秘密の一端が垣間見られたほか、下は19歳から上は32歳までのドラムなヒトビトと出会えたり、古澤良で始まって治郎で終わる某プロドラマーのお弟子さんとジャズ界の噂話に興じたりと、楽しいひと時ではありました。

とくにセッションは、ツインドラムにツインギターという、まさにStuffの編成で贅沢極まりない至福のときを過ごしたのでございます。シアワセシアワセ。もっとも、ほんのちょっとしかセッションタイムがなかったのが悔やまれるわけですが。

やっぱり自分のバンドを持たないとダメよね。

バンドの日

前回に引き続き、2ndキーボードが多忙のため欠席。このままフェイドアウトかもしれんなあ。サラリーマンバンドの悲哀と申しましょうか。

あまりにもダメダメだった前回のリハを各自反省したのか、今回は非常によいできでございました。とくにバンマスががんばった。えらい。あのリチャード・ティーのソロを、ちゃんとそれっぽくリズムを壊さずにコピーしてきたのは、とてもエライと思う。

おれが足を引っ張らなければ、完璧なのではないか。

というわけで、以下セットリスト。

  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
  • 『A White Shade Of Pale』:The Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last』:Stuff
  • 『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』:The Gadd Gang
  • 『Shuffle』:Stuff
  • 『Nothing from Nothing』:Billy Preston
  • 『Do You Want Some of This』:Stuff

あとは3か月に一度くらいのペースでライブができるようになるといいんだけどなあ。みなさん仕事人なので、それはさすがにちょっと厳しいよなあ。

最近注目しているバンド

昨年、手前が所属するところのバンドが出演できそうなライブハウスを探していて、偶然耳にした音源があまりにもカッコよくてすっかり気に入ってしまったバンドがある。

「伝座禄区」というバンドがそれ。最初、なんだかよくわからなかったのだけれど、リーダーのvo兼pfの伝美さん率いる「伝 the Rock」ということだと気が付いたのは、ライブハウスのサイトにアップしてあった音源を256回くらい聴いた後のコト。鈍くてどうもすみません。

vo兼pfの伝さんに、バーバラ(Cho/Sanshin/Acordion)、ロドリゲス軍曹(dr)、石川(Bass)、村田(guitar)という面々(敬称略/順不同、ちなみに“ろどりげす”と入力して変換したら“路鳥下種”と出てひっくり返った)。

音のほうは、ギターが加入する前の音源なので、いまとは若干違うかもしれないけれど、覚えやすいピアノのリフに伝さんの太っとい声が載る、パワフルなロック(なのかな?)。リズム隊がすごいタイトで無駄がなく、そこがとても気持ちいい。なんというか、大鉈でガンガンぶった切ってる感じ。なにをぶった切っているのだかよくわからないんだけど。

個人的には、曲想に比べて歌詞が弱いかなあ、とか思うのだけれど、それもまあ、伝美さんの声とバンドの重戦車並みのパワーが補って余りある。

おそらくライブだと「ガツン!」という感じで、パイルドライバーなみのショックを与えてくれるに違いない。違いないんだけど、あんまりライブがないんだよね。今年は伝座禄区を追いかけようかしらんとか思っているので、バリバリ活動してほしいな。できれば都内(というか23区内)がいいな。などと思ったり思わなかったり。

いずれにせよ、楽しみなバンドです。

[音源]

  • 「He's My Tamer」=http://www.wjaz.info/archive/den_the_rock/hes_my_tamer_20060611.mp3
  • 「半殺し」=http://www.wjaz.info/archive/den_the_rock/hangoroshi_20060611.mp3

[追記]

ライブ情報として「2/23(金)伝禄@六本木morph」があげられていたので、お店のHPに飛んでいったら、「山田晃士」なんて名前を見つけて驚愕する。そうか。まだ続けていたのかあ。「ひまわり」でメジャーデビューしたころ、某誌でインタビューをしたのは、もう20年近く前のことなんだよなあ。そのときのCDシングルをもっているおれはエライと思った。

新春セッションショー

てなわけで本日は新春セッションショー。

あわせて新年会を予定していたのだけれど、2ndキーボードが用事で不参加となり、ベースが練習後に用事が入ってしまったという、新年らしいあわただしさゆえに、新年会は流会。まあ、おれは呑めないので別にいいのだけれど。

ライブ後、ほとんど楽器に触っていなかったせいで、やや焦り気味に前日ちょっとスケール練習をしたらあまりにも指が動かず愕然とする。

若いころだと少し(10日くらい)のブランクは10時間で取り戻せたものだけれど、もはやそんなことにはならないことに、いまさらながら気が付く。老人力ばかり増進している状況をなんとかしなければ。

とりあえず、以下はセットリスト。

  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
  • 『A White Shade Of Pale』:The Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last』:Stuff
  • 『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』:The Gadd Gang
  • 『Shuffle』:Stuff

いつもの曲なんだけれど、これに以下の新曲が加わる。

  • 『Nothing from Nothing』:Billy Preston
  • 『Do You Want Some of This』:Stuff

Billy Prestonの曲は面白いなあ。これはこのバンドにぴったりだ。アゲアゲで逝けるといいねえ、などといいながら楽しむ。Stuffのほうは『Foots』っぽくてどうしたものか。もっともおれがコピーしていったのとバンマスがやりたかったバージョンが異なっていたので、これは次回への課題。

まあ、いつだって課題は多いわけだけれど。

年末に心温まった件

某所から無断転載。

好きなバンドが羅列してあったんだけど、

ANGRA/ArchEnemy/ChildrenofBodom/Cymbals/DarkMoor/DragonForce/Dssection/ENOZ/Focus/Halford/Helloween/IronMaiden/JudasPriest/KALMAH/MichllAngelo/MilesDavis/Oranges&Lemons/PaulGilbert/RacerX/Rhapsody/Sinergy/StratVarius/Xandria アニソンなども好き

などと、ぜんぜん知らないバンドばっかり(「Helloween」「IronMaiden」「JudasPriest」「MilesDavis」はさすがに知ってますけど)で、最後の「アニソンなども好き」ということから、おそらくメタルなヒトだろう、と忖度していたわけですが、その下の自己紹介欄がコレ。

とりあえず最近の日本の音楽のレベルの低下が目立ちますよね
メジャー後には曲の雰囲気まで変える
売れるために信念曲げる
とりあえずアニソンカバーしようぜ

ビジネスとして成立するためのバンドがのありようが「音楽のレベルの低下」を招いているという指摘の正否は、識者の解説を待ちたいところではありますが、「とりあえず」選択したアニソンにビジネスとバンドの両立を見ている点は、高く評価できるのではないでしょうか。彼の非常に繊細な感性を感じずにいられません。

2007年が彼にとって飛躍の年でありますように。

下手さを痛感した件

Webで知り合った人に誘われて、代々木にギターを抱えて赴く。パーマネントなバンドではなく、セッションだ。

“3コード”というだけで、なにをやるのかどんな楽器が来るのか一切不明のままだったのだが、メールに記載されていたフルネームをgoogle様に尋ねたところ、CDをリリースしているブルースマンが主催だとわかり、かなりびびる。まあ、びびっていてもしょうがないので、胸を借りるつもりで参戦。

来たのは主催者のほかにドラムスとベースとおれ。主催者のギターの音が出たとたん、とても追随できるギターじゃないことを悟る。B.B.King直系の芯のあるサウンドが気持ちいい。久しぶりに男気を感じるギターサウンドをたっぷり聴かせていただく。

主催者とは周知の間柄らしいドラムスは、音は大きいけれどうるさくないという稀有な太鼓を叩く人。これはきっとビートのつぼを押さえているせい。スカンとしたスネアがやたら気持ちいい。

久しぶりのドブルースは、足腰が萎え萎えになっていることをイヤというほど思い知らされる。いやあ、サウンドって大事だわ。ていうか、おそらくヘンなところに力がはいってしまって、思うような音が出ないんだよね。“アガル”のではなく、かっこいいことをうまく喋ろうとして声が上ずってしまうような感じ。意味のあることを自分の声色で話せるようになるには、まだまだ修行が必要だなあ。

初参戦のベースとおれは、二人が出してくるビートとサウンドに終始押されっぱなしで「クラクラしたねえ」などと帰る道々慰めあう。

次回、お呼びがかかれば再度参戦したいけれど、次はないかもしれない。しくしくしく。

オサーンたちの青春

というわけで本日はライブ当日だったわけだが。

朝の9時には神奈川県の某所に集合という、TechEdよりは遅いけど始業時間よりは早いという、底抜けなスケジュールに泣きながら付き合う。なにしろ、全6バンド、総勢えーっと何人だ? 数を数えられなくなってから久しいのでよくわからんが、ともかくたくさんのバンドマンがウジャウジャ終結するのは壮観……、でもなくて、このあたりが音楽ジャンルにおいては「フュージョン」とか「クロスオーバー」とかに分類されるバンドマンならではといえよう。普通にサラリーマンっぽい。

もっとも中には「えーと、右頬縦傷部第一次接触渉外課繁華街蟹股歩行係長ですか?」といった服装のサックス吹きもいたりするので、一概には言えないが。

おれらのバンドは15:00スタートの2組目という、非常に微妙なタイムテーブルだったのは、それこそ全然カラーが異なっているため。フュージョンとは名ばかりでR&Bだもんね。やってることは。14:00スタートの1組目は、急遽出演が決まったポップス系ボーカルバンドだったから、流れとしてはそうせざるをえないという側面もある。

ツインキーボードという贅沢なバンドなので、ステージ両袖にキーボードを配し、センターにドラムス。ドラムとキーボードの間にギターとベースを並べたわけだが、全体写真を忘れていたのと、ドラムス単体は照明が暗すぎて撮れず、まあ、上のような按配ということで察していただきたい。

てか、他のバンドはコンソール直とか、足元にところ狭しとエフェクターボードを並べたり、音源モジュールおよびエフェクター関係を格納した6Uラックを持ってきたりと、なんつーか、すごいわけです。こんなものなんですかね?

岩盤浴なみに汗が流れ落ち、すっかりお肌がきれいになってライブは終了。あー。楽しかった。短かったけど。

21:00の完全撤収後、ヘロヘロになって帰宅。

次はいつやるかなあ。

朝錬+最終調整

朝錬となった今回は2時間ほど微調整。

なんかもう微調整ばっかりやってるんだけど、なかなかマトモに聴こえないというのは、どういうことだ。なに。おれのせいですかそうですか。

2ndキーボードは業務がハードになりすぎ、徹夜続きだったらしく、顔色がさえない。ソロも、いつもの爆発暴走するような感じではなく、なんかちょっとつらそう。

それよりもなによりも、どうやっておれ自身の気持ちを高めていこうか。なんつうか、非常にダウナーな状態にあるので、他人様の身を案じる前に自分のコンディションを心配しろ、という天の声が聞こえたような気がするが、それは気がするだけだと言い聞かせつつ、帰宅。

新バンドのオーディションの件

いったん帰宅してギターを交換し、今度は代々木に赴く。こちらは例の新たにお座敷がかかったバンド。

なんでも女性ボーカル(井上真央と杏里を足して2で割ったような子)が12月24日にクリスマスパーティライブをやるとかで、集められた面々。トランペットはスキンヘッドだし、トロンボーンは市役所の受け付けみたいだし、キーボードは製薬会社の研究員みたいだし、ベースは土方みたいで、ホントに混成メンバー。

とはいえ、音が出ればいきなりまとまりのある音が出て、セミプロというかプロ予備軍というかもしかしてプロ? みたいな塩梅に冷や汗が滝のごとく流れ落ちる。

残念ながら12月24日は別の予定があるので、参加は辞退させていただくが、それ以降の活動予定次第で合流も、ということでお開き。まあ今回のバンドはクリスマスパーティ向けプロジェクトみたいなもんで、その中からパーマネントに動ける奴らをピックアップしたかったみたいだ。

というわけで、年を越えたあたりで、覚えていたら呼んでね、とか言いつつ別れる。

ヘタッピなジジイバンドマンでも、長期的にやってるとお声がかかるものなんだなあ、などと感慨にふけりつつ帰宅。

ライブが近くてあたふたしている件

というわけで、午前中はリハスタ入り。

リハーサルセットはいつものヤツ。時間的に「Shuffle」が可能かどうかが微妙ということになっている。「会場に入ってリハーサル時に演奏しようか。それで音決めするってのはどうよ」という強攻策が採択され、どうもそういうことになりそうな按配。

1stセットは新ギターの音をなじませたのだけれど、2ndセットは、なんだかうまくノレずに苦労する。どうしたんだろうな。さすがにしんどくなってきているのか。ジジイバンドの悲哀を感じる。

180分ほど通しの音合わせをして終了。2ndキーボードは、徹夜続きのため、今回はパスだったのだけれど、その分、音がよく見えるところが悲しい。全員そろうと音がまわり過ぎるのだ。キーボードの2人がもう少し音を整理してくれるといいんだけどなあ。

というわけで、次週につながる。

久しぶりの新宿スタジオ

新宿のスタジオに2時間ほど入る。

前回のリハ時に見せたようなみっともないことを避けるために、ピックアップの調整とアンプのセッティングの確認。

あとリズムとか決めの部分を確認したわけだけれど、まあ、デリケートになればなるほど、本番のステージに上がると失敗しやすいので、最終的にはどれだけ音楽の大きなところでノれるかどうかなんだけどね。

昨日のギターではなく、いつも使用しているギターにしたのは、ライブが近いせい。

とか言いつつ、全体リハには新しいギターを持っていくわけだが。

それにしても、気持ちのいい音ってなかなか確定できないなあ。アンプが同じでもスタジオのサイズや形に大きく影響を受けるせいだろうなあ。

しばらくはトレブルをあげるセッティングを試してみる。

お座敷がかかった件

その足でいったん新宿に。別のバンドからのお誘いがあったので、とりあえず話を聞くため。

まあ、ネタ的には悪くないのかなあ。喫茶店でお互いのバックボーンを少し話し、音源をもらう。打ち込みっぽいサウンドだから、走ったりもたったりするおれにはかなり荷が重いなあ。

来週あたりで一度セッションを行なうことを約束して打ち合わせ(?)は終了。

本日は(間違いなく)バンドの日

昨日と同じ時間の電車に乗ってスタジオ入り。

メンバーと合流して話を聞いていたら、2ndキーボードは今朝9:00にここに来たという。

「誰もいなしさあ、スタジオのドアも開いてないんだよー」

その後、果たして12時間の勘違いと24時間の勘違いは、どちらがマトモか、という議論となるが、バンマスの「はいはい、やりますよー」の声で終了。

とりあえずベースの「五十歩五十歩っていうんじゃないの?」というお言葉が的を射ていたのではないかと思われる。

というわけで、以下リハーサルセットリスト。

  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
  • 『A White Shade Of Pale』:The Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last』:Stuff
  • 『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』:The Gadd Gang

実は昨夜、弦を張り替え、ついでにピックアップの微調整を行なったのだが、それが完全に裏目に出てしまう。音量のバランスが極度に崩れてしまい、弾いてるおれがびっくりしてピックを取り落とす始末だ。

ダメなときは、何をやっても裏目に出るという好例といえよう。

歳はとりたくないものだと思った件

ここのところ早朝練習が続いていたのだが、文化祭の余波か北朝鮮の核実験のせいか、午前中はスタジオが完全にふさがっており、今回はなんと21:00スタートの120分一本勝負となる。終われば23:00だから、走って駅に行かねばの娘スケジュールなのである。

まあ、電車に乗ってしまえば、1本なので文庫本でも読んでいればいいわけで、とりあえず、未読のフリーマントル『シャーロック・ホームズの息子〈上〉』を小脇に抱え、勇躍、スタジオへと赴く。

スタジオ一番乗り! だったわけだが、10分前になっても誰も現われない。イヤな予感がして所在無げに店番をしているおにいちゃんに確認したら、練習日は明日でやがんの。

あまりにもバカすぎて、声も出ない。そそくさと退散し、ガラ空きの電車で家に戻ったら、それだけでスゴイ疲れた。往復1時間弱、本を読んでいただけなんだけどね。

カレンダーを確認したら、ちゃんと明日になってるし。なにを勘違いしたのかしらん。

かつて韓国に遊びに行ったとき、なぜか帰国日を1日勘違いし、フロントからの「延泊ですか?」という電話を寝惚けアタマで受け、驚愕のあまりベッドから転がり落ちた経験をもっているだけに、日にちを間違えるなんてことはもうしない。ハズだったのだが、ものの見事にやらかしてしまったわけだ。

まあ、明日がスタジオ入りだからよかった。昨日とかだったら、笑えない。2ちゃんねるの「私は これで バンド辞めました」スレに書き込むネタにはなるけど、そもそも書き込むほどの話でもないし。

……やれやれ。

朝練な日

これまでかかわってきた業界における“午前10:00スタート”は(そしてそれが有名無実化している状態は)、どうも国内におけるデフォルトのようだが、リハスタ入りがその時間というのは初めてのことなので、前日は遠足を翌日に控えた幼稚園児並みによく眠れなかったわけだ。

それでも8:15には起き出して9:00には電車に乗っているという快挙を成しえたのは、TechEdと同様、楽しいからにほかならない。

15分前には到着し、他の面々とバカ話に花を咲かせつつウォーミングアップ。スタジオに入ったら前回の音源を聴きながらさらに細かい修正とビートのシンクロに時間をかける。

で、気がついたのだが、5人の呼吸(ビート)がそろうように意識を集中すると、ソロになったときにメロディが出てこないのであった。ダメじゃん。

どうもビートを制御する脳細胞とメロディを紡ぐ脳細胞は別のようで、相互にすばやく切り替えることが難しい。日本語と英語ほどの差はないようだが、ちゃっちゃと換えられない。昔はもっと自由闊達だったんだけどなあ、などと遠い目になる。悲しい。

要は、呼吸するのと同じレベルで歌えないとダメということなのだが、それができるならプロになってますから。ははは。という力ない反論を自分にしつつあっという間の3時間でした。お疲れ様。

というわけで、以下セットリスト。

  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
  • 『A White Shade Of Pale』:The Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last』:Stuff
  • 『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』:The Gadd Gang
  • 『Shuffle』:Stuff

そろそろ新曲を投入したいが、それはまあライブ後だろうな。

ライブに関すること

リハーサル終了後、バンマスから近々参加する予定のライブをひとつ没にした、と告げられる。

主催者側と機材について詰めてみたら、キーボードアンプが足りないうえ、PAシステムもないことが判明したため。

まあ、参加する予定だったイベント自体「機材の調達だけで赤字なんじゃねーの?」という感じではあったので、個人的には“やっぱりな”感が強い。最近では、たとえばストリートライブ系のバンドマンでも、仰天するようなPAシステムを組んでいたりするので、そういうバンド主体の、要するに持ち出しで構成されるイベントじゃないかと思っていたら、案の定というわけだ。Jazzの人たちも、たとえばコントラバスの人もピックアップにアンプ持参だったりするからねえ。

その辺の読みというか、そもそも参加要綱にそういう項目を載っけてないのはいかがなものか、というような議論が伯仲しないのは、おれらが全員オジサンでばりばりアマチュア指向なため。

いずれにせよ、ライブがひとつ減ってしまったのはとても悲しい。参加できそうなイベントを新たに見つけなければ。

バンドのある生活

てなわけで、楽器を抱えて多摩川を越える。

学園祭が近いせいか、リハスタが埋まっており、本日は15:00スタート。およそ人間らしい時間帯なわけだが、来週は10:00スタート。「就業時刻と同じじゃん! おれ、来られないかもしんねぇ」など言ったら白い目で睨まれた。

ほとんど曲は同じで、テーマの4小節とか、ブリッジの8小節とか、細かいところを修正しているうちに、頭がくらくらしてくる。

休憩時間にドラムと「くらくらするねえ」などと話していたら、キノコを勧められた。

「キノコとモロヘイヤ、いいっすよ。欠かさず食べるようにしてたら、ここ数年、風邪ひかなくなったし。かなり健康になれる。それまでは結構風邪ひいてたんですけどね。いいっすよ、キノコ」

「じゃあ、馬と鹿もキノコとモロヘイヤを食ってるのかな」などというツッコミを入れると怒られそうな気がしたので、なるほどなるほどと頷くに留める。

そんなこんなで以下セットリスト。

  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
  • 『A White Shade Of Pale』:The Gadd Gang
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  • 『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』:The Gadd Gang
  • 『Shuffle』:Stuff

ジャズセッション参戦

パーマネントバンドのリハーサル終了後、場所を移して4beat系セッションに参加。

宮崎駿みたいな叔父さんが主催するセッションで、集まってくるメンバーはビッグバンドで木管や金管を吹いている連中。したがって、譜面は初見でバリバリ読んで、あっというまに音を合わせてくる。ただし、ブラスバンド上がりのビッグバンドメンバーのためか、アドリブソロとかスウィング感で行き詰っていて、それらを解消するための道場みたいな感じ。ということがわかったのは、到着して30秒くらいたってから。

もともとオンラインで誘われて、酔っ払いのレスポンスのようなメールを何通かもらい、全然要領を得ないのだが、とりあえず“ちょっと見学”気分で参加してみたら、小さな雑居ビルの一室で、木管/金管がバリバリ吹きまくっていたわけだ。

「本日は来訪者がことのほか多い」と宮崎駿は言っていたが、アルトサックスが5本、テナーサックスが3本、バリトンサックスが1本、トランペットが1本。ドラム要員が3人、ベース要員がひとり、キーボード要員が4人、ギター要員が(おれを含めて)3人。その上さらに、ボーカルのヒトが来たりパーカッションのヒトが来たりと、それはもう大騒ぎさ。

まあ、リズム隊は全員が一度に音を出すわけではなく、入れ替わり立ち代り。おれは都合3時間ほどスタンダードセッションに紛れ込み、泣きながら帰宅。もっと鍛錬しなければいけませんね。

バンドの日

久しぶりに5人全員がそろってのリハーサル。よくよく話を聞いたらベースは娘さんが病気なのではなく、父親が病気だったそうで、しかも癌だといわれ、おもわず絶句。いろんなところに転移していてもはや回復不能だそうだ。あいやー。

2ndキーボードは二日酔いっぽくて、なんか元気がない。どうしたものかね。

それでも10月と11月に設定されたライブには参加することが確定しているので、そこに向けて修正を加える。というより、曲順を確認し、通しで演奏してみる。なかなかダメであることが判明し、みな泣き笑い状態になる。

細かいレベルでビートの位置の修正と、ダイナミズムの修正を行なわなければならない。バンマスは「シロートなんだから楽しくやろうよー」とか言ってるけど、他人様に聴いていただくわけですから、あまり恥ずかしいものはお出ししたくないんだよなあ、などと思ったり。

というわけで以下セットリスト。

  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
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  • 『Shuffle』:Stuff

リハーサル後のミーティングでライブのチケットが配布されるが、どうも集金方法に納得がいかず、主催者に苦言を呈するようバンマスに強く迫る、というヒトコマがあったものの、そのほかは大半バカ話に流れる。

ヘンに眦(まなじり)を吊り上げるメンバーがいないのが、いいよなあ。ホントにグズグズで、まあ、シールドとアンプがあればいいんじゃね? というゆるさが最高にいい。他のバンドはアンプを使わずにラインで音を出すから云々とか6Uラックのエフェクターがどうしたとかステレオで出すからマイクが2本必要とか、お前らプロかよ! とツッコミどころ満載の要望が主催者向けに出てたりするようだ。まあ、今回ご一緒するバンドの中にはBSで放送されただの、コアなファンがついてるだの、“プロのコピーバンド”というジャンルを確立されているので、あまりいろんなことは言えないのだが。

モノマネ芸人は“笑い”という、対象とのズレがあってはじめて成立するけど、プロのコピーバンドは対象とズレることは許されないからなあ。対象と完全に1対1対応がなされないと認められないという、おれにはよく理解できない世界だ。

てか、それって“音楽”か?

ライブがあるようなないような

3か月くらい前に某イベントに出演しようかやめようか、という話がバンド内で発生し、とりあえず応募だけはしておこうとバンマスが書類を送ったものの、結局、お客様に聴かせるほど仕上がってはいないという理由でイベント参加はキャンセルしたつもりでいたのだが。

実はバンマスがキャンセルを忘れていて詳細な参加要綱が送られてきてしまったという。しかも、かなりの数の応募があったらしく「抽選の結果、あなたのバンドが選ばれました」などという一文も記載されている。

「せっかくだからさー、出ようと思うんだけどね」などとバンマスはすっかり色気づいてしまった。

といったって、最終的にはメンバーのスケジュール次第だし、他人様に楽しんでいただけるような音が出ているかというと、相変わらずのまとまりなので、まずは今後の練習スケジュールも含めた日程調整をしなきゃ、と進言する。

まあ、おれもこのバンドが楽しくなってきたこともあるから「毎週スタジオ入りでもいいかな」とか思ったものの、スタジオ入りは来週ではなく、再来週(9月10日)ということになった。やる気があるんだかないんだか、よくわからん。まあ、いいんだけどね。

音量の問題

エフェクターは実は各種持っていたりするのだけれど、最近はぜんぜん使ってない。どんなときも、ギターからアンプまでシールド1本という「Simple is Best」を貫いている。まあ、単に音がうまく作れないという情けない現実があるゆえなのだが。

一方、おれのギタースタイルは、単音と複音が混ざる、バックなんだかソロなんだかわからないような奏法。「ソロでございます」と八方踏んで出てくるよりは、「あれ? いま、なんかソロが入った?」という感じに弾くほうがウツクシイと思っているせいだ。鈴木茂だの大村憲司だのコーネル・デュプリーだのに傾倒していると、そういうことになる。

で、こないだTelecasterのピックアップを換えたら、これがやたらパワフルで、複音が大音量で出るようになってしまい、弾いてるほうが驚いてピックを取り落とすという事態になってしまった。

これ、困る。ピックアップを戻そうかと思ったのだが、ちょっとノイジーなので、できればそれは避けたい。かといって、現状のままコンプレッサーを加えるのも(そーゆう音がキライなので)避けたい。となると、右手のタッチを変えるしかないのだけれど、そもそもアマチュアなんだから、そこまでしたくない。

そういう場合は、一体どうすればいいのだろうか。とりあえず、ショップのリペアマンに相談すべきなのだが、そんな時間をどこから捻出すればいいのか。

サラリーマン兼バンドマンの悩みは尽きないのである。

本日はバンドの日

2ndキーボードがお休みで、ベースも「娘さんの体調が悪くなったので病院に行く」というい連絡を残して消えたので、なんと本日は3名。1stキーボードとドラムとギターだ。どうせいちうねん。

気を取り直して曲順とフックを確認しながら練習。しかしなあ、ベースがいないとツライわ。マジで。

というわけで以下セットリスト。代わり映えしなくてごめんなさい。なんかそれぞれ個人的にレパートリーは増やしてるみたいなんだけどね。まあ、それはそれで怖いわけだが。ある日いきなり8曲くらい新曲が増えたりするからなあ。

そういうのは勘弁してね、とかいいつつリズムを刻む。

  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
  • 『A White Shade Of Pale』:The Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last』:Stuff
  • 『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』:The Gadd Gang
  • 『Shuffle』:Stuff

「昔はよかったね」と対になる曲

  • 「昔はよかったね」
  • 「青い影」

というラインナップがあるわけですけど、この「昔はよかったね」の前か後にもう一曲追加する場合、なにがいいんだろう。

「昔はよかったね」のイメージを崩さずに、いわゆるJazz(4ビート)でアップ・ゴージャス(元気がよくてゴージャス)なイメージの曲がいいんだけど。

なんとなく「Blue Monk」あたりがはまりそうな気がするけど。「昔はよかったね」の後に、ちょっとテンポアップして「Blue Monk」がはいって、ウキウキしたところで「青い影」という流れはアリかも。ただ、あれをR&Bの解釈で演奏するのはちょっとコトかなあ。あとはデューク・エリントンのナンバーから探すのが吉かな。

本日はバンドの日

というわけで本日のセットリスト。

前回は、スタジオ入りが12:00であるにもかかわらず、就寝が朝の4時(というか、帰宅したのが朝の4時)だったため、泣く泣く参加を断念。

ほぼライブ対応の(つってもいつもの曲ではありますが)セットリストになっているのだけれど、曲順は未定。ケツに「How Long Will It Last」と「Signed, Sealed, Delivered I'm Yours」の並べてもってくるのはいいのだけれど、それ以外がどうもなあ。「My Sweetness」と「A White Shade Of Pale」が並ぶのはいただけないなあ。などという話をリハ後にする。

まあ、まだ先ですし、それよりもあわせなければならない細かいところがまだまだあるので、そのあたりも見つつ考えましょう、ということで本日は終了。

久しぶりだったせいか、あられもなく興奮して走ってしまったり。いやしかし、バンドは楽しいわ。

  • 『Things Ain't What It Used To Be』:The Gadd Gang
  • 『Shuffle』:Stuff
  • 『I Can't Turn You Loose』:The Gadd Gang
  • 『Watchin' The River Flows』:The Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『A White Shade Of Pale』:The Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last』:Stuff
  • 『Signed, Sealed, Delivered I'm Yours』:The Gadd Gang

団塊の世代向けサービスについて

団塊の世代が大量に定年退職を迎える「2007年問題」に注目が集まる中、コロムビアミュージックエンタテインメントとライフエンタテイメントは、団塊世代のバンドを募集し、レコーディングからCD制作までを請け負うサービスを8月上旬から開始する。
詳しい応募方法は8月上旬にライフエンタテイメントの雑誌『5L(ファイブエル)』誌上やホームページ(http://www.5-life.net)で発表される。問い合わせはライフエンタテイメント営業部TEL03・5545・1531。
「団塊バンドを募集 CD制作請け負い」(生活・文化/SankeiWeb)

あはは。こりゃいいや。うちのバンドのメンバーにも教えておこう。

今では普通にデジタル録音して、CDくらい作っちゃうし、気の効いたスタジオなら、スタジオ使用料+ミキサー要員代金でかなりクォリティの高いインディーズCDを作れるので「いまさらどうなんだろうなあ」という気もするけど、著作権関係の窓口もやってくれるのなら、ビートルズバンドとかストーンズバンドが大挙してCDを制作しそうな予感もする。

てゆうか、JASRACへの上納金ですっかり持ち出しになって、大赤字になるのではないかと。

団塊の世代はいつまで経ってもむしられる存在なのかもしれないなあ。

面接があった件

「バンドでギターを弾いてくれ」というお誘いにはホイホイ乗ってしまうほうなので、スタジオ入りしてはじめてそのバンドの指向性を知って愕然としたり、レベルの差に驚倒したり、人間性に泣きを見たりと、恥と冷や汗は人一倍かいてきている。

まあ、さすがにこの年齢になると、おいそれとはバンドのお誘いに乗るわけにもいかず、その前にデモテープ(相変わらずMDが主流みたいだけど)とか、直に会って話を聞くようにしている。

実は最近もお誘いがあって、ちょいと会社を抜け出し、話を聞きにいったのだが、それはそれは物凄いバンドでございました。

新規にバンドを立ち上げようとしていて、現在はベースとドラムスとボーカルのトリオ。ここにギターを入れたい。ボーカルはまあまあ唄える男性で、これまでハードロック/ヘビーメタル系の音楽をやってきている。ドラムスは女の子でシロート。したがって刻めるリズムはスクェアなハチのみ。ただしかなり揺れる。

ワイシャツにスコッチイエローのネクタイを締めた、“さわやか系会社員”ふうの対面相手はバンドリーダーでベース弾きだが、ベース演奏を極めるというより、むしろ作詞/作曲をやりたい。何曲かストックもあって、それらは(本人曰く)椎名林檎とかAIKOっぽい世界だったり、(本人曰く)「生と死」をテーマにしたものとか、(本人曰く)芥川龍之介のような世界観に彩られたものだという。

「曲は普通にメロディをつけてるけど、バンドメンバーが変わればサウンドやアレンジも変わるものである。そこで、あなたなりの解釈でかまわないので、ギターで参加してくれないか」。

持ってきてくれていたMDで旧バンドの音を聞いたのだが、そのー、歌詞がどうのとか世界観を云々する以前に、一時期流行った(いまも流行ってるのかもしれない。知らないけど)“純文学ハードロック”っぽかったせいか、おれの耳は「聴くな!」と拒否権を発動して大変なことになる。

お声掛けいただけるのは大変うれしいのだが、多少はこちらのバックボーンというものにも留意していただけると、もう少しスムーズな勧誘ができるのではないかと思う次第でございます。

まあ、そんなこと言いながら、後に彼らが大ブレークした時のことを考えて、とりあえず“音楽仲間”というジャンルでお茶を濁すことにしたおれもおれだが。

ペンタルックというのか?

そういや、バンマスがそろいのTシャツを作るとかいってたな。ユニクロで。

個人的には、そういうのはあまり好きじゃないのだけれど、まあ、他のメンバーは喜んでいたのでいいんだろうな。

てか、ユニクロって、そういうサービスもやってたのね。全然知らんかった。

ライブに向けて濃い時間を過ごした件

本日はバンドの日。

これまでカスタムメイドのストラトを使用していたのだけれど、サウンドがイマイチ安定しないのでテレキャスターを持ってゆく。このテレキャスターはフロントをハムバッキングに変えていたりサーキットをちょっといじったりしていて、いわゆるテレキャスターの音ではなく、なんというか、きつめのES-335みたいなサウンド。

わりと“伝家の宝刀”チックなギターなので、こんなに早く投入しちゃまずいような気もするのだけれど、ライブが近いということもあって、急遽登板することに。

スタジオにはMESSA BOOGIEがあったので、今回はアンプも変えてみようと思ったけれど、パワーがありすぎて最終的にフェンダーのTwin Reverveとのセットにする。このセットだと、気合を入れて弾かないとまともな音が出ないので、最初から全力投球になる。

今日は単に曲を合わせるのではなく、バランスとアレンジの再考がメイン。「How Long Will It Last?」なんて、乗れば乗るほど音が回ってしまって混沌としてしまうので、ここは弾くなとか、このパートは白タマにしてくれとか、「Shuffle」はもっと撥ねるリズムにしてハイハットのパターンに左手を合わせろとか、ベースのパターンがこうだから、リズムはこことここにビートをおかなきゃ、なんてことをみっちり。

おかげでかなりクリアなバンドサウンドになってきた。

キーボードが2台いて、ドラムにベースにギターだから、余裕が出てくるとオカズをバリバリに入れてうるさくなっちゃうのは当然なんだよなあ。

そういうわけで、曲目は少ないけど、非常に有意義な一日でございました。

“10年近く探していた”楽器を購入したベースの人が、せっかく飛び道具を持ってきたのに、それを使う曲をやらなかったのが、ちょっと申し訳ない感じ。まあ、これはまた次回と言うことで。

  • 『Foots』:Stuff
  • 『Shuffle』:Stuff
  • 『Signed, Sealed and Deliverd. I'm Yours』:the Gadd Gang
  • 『I Can't Turn You Loose』:the Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last?』:the Gadd Gang
  • 『Things Ain't What They Used To Be』:The Gadd Gang

3 Cord Session

バンドメンバーのひとりに誘われて、3 Cord Sessionに。会場は30人も入ればいっぱいになる小さいコヤで、参加フィーはワンドリンク込み1,000円。後は好きなだけJamに参加できる。まあ、進行役が楽器とプレーヤーを割り振ってステージに上げるわけですが。

こーゆうノリは大学時代以来だなあ、などと狭いステージに上がった連中を見て、ホントにまあオジサンたちに苦笑する。お前らグランドファンクレイルロード以降、ずーっと同じだろ、みたいな。

「Aね」「あ? A?」「そうそう。リズムは?」「シャッフルはやめとこうよ。走るから」などという会話があって、音出し。もう、ホントにロック一筋な方々ばかりで、熱い熱い。こちとら枯山水のオーディオサウンドくらいの枯れっぷり自慢をしたかったのだが、調子に乗ってうねうねうねうねOutしたりInしたりの“パツイチ決めてるだろバップふう流し素麺ナルト付き”を披露。怪訝な顔をされる。

若い連中もチラホラいるけれど、そろいもそろって絵に描いたような貧乏っぷりに脱帽。いまどき穴の開いたランニングシャツに作業ズボンしかない、という25歳が懸命にギターを弾くんですぜ。さっき1000円払ったから財布には490円しかない爽やかな青年がギターを弾くんですぜ。それはもう、跪いて聴くしかないだろう。

時間が経つにつれ、自分が百武彗星になったような気分になってきた。あの時のままな人たちが歳だけとってここにいる、みたいな。

まあ、妄想だけどな。

実はライブがありそうな件

本日のセットリスト。

4月30日のBooker T.&MG'sセッションのときに「いい音ですねえ」といわれて舞い上がっていたのもつかの間、どうも音がしょぼい。このメンバーでの音出しで、理想的な音が出たためしがない。

もともと「ギター、シールド、アンプ。以上終了」なセッティングなので、基本的にはアンプのセッティングがすべてなのだが、どうにも高音が伸びず、弾いていてイライラする。結果的にあまりよくない。落ち込む。楽器を見ることさえイヤになる。ついには破壊衝動が生まれ、ギターのネックに剃刀を走らせ……。

「おい。何をうつろな顔をしているのだ。とりあえずライブの日取りだ」といわれて予定表を見ると、かなり切羽詰まった日程だったりして。

「これはちょっと、リキ入れていかないとダメかもしれんね」

「つか、ダメでしょう」

「でもまあ、なんとかなるんじゃね?」

などという高校生のような会話を交わして、本日は終了。マジに練習しなきゃ。

  • 『Foots』:Stuff
  • 『Shuffle』:Stuff
  • 『Signed, Sealed and Deliverd. I'm Yours』:the Gadd Gang
  • 『I Can't Turn You Loose』:the Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last?』:the Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Watching The River Flow』:the Gadd Gang
  • 『Whiter Shade of Pain』:the Gadd Gang

代々木宴会場にて演物の練習

こちらのバンドはBooker T.&MG'sメインの、STAX/VOLT系でまとまりつつある。というか、まとめてるわけだけどね。

キーボードのおじさんが(って、おれもまあオジサンの部類だが)「どれも同じなんでよくわからないね」とか平気で言い放つので、ややぐったり。ベースがポジティブでまじめに音を採ってきてくれるのが唯一の救いか。

前途多難なバンドだなあ。

  • 『Green Onion』:Booker T.&MG's
  • 『Tic Tac Toe』:Booker T.&MG's
  • 『Mo' Onions』:Booker T.&MG's
  • 『Jellybread』:Booker T.&MG's
  • 『Tic-Tac-Toe』:Booker T.&MG's
  • 『Can't Be Still』:Booker T.&MG's
  • 『Boot Leg』:Booker T.&MG's
  • 『Red Beans And Rice』:Booker T.&MG's
  • 『Hip Hug-Her』:Booker T.&MG's
  • 『Slim Jenkins' Place』:Booker T.&MG's
  • 『the Chicken』:Jaco Pasturious Big Band
  • 『Things Ain't What They Used To Be』:The Gadd Gang

だんだんまとまってきた件

本日のセットリスト。

the Gadd Gangの曲はバリトンサックスがいないし、Stuffだとギターが足りない。そのため、いろいろ小技を使ってカバーしなければならないことが多くて大変。てか、まあ練習不足なワケだが。

次回は『青い影』を演ることが決定したが、最初のバリトンサックス部分をどうするかは未定。エレピとオルガンのデュオでジワリと立ち上がるのがいいんじゃないかと思うが、どうなりますやら。

  • 『Foots』:Stuff
  • 『Shuffle』:Stuff
  • 『Signed, Sealed and Deliverd. I'm Yours』:the Gadd Gang
  • 『I Can't Turn You Loose』:the Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last?』:the Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Watching The River Flow』:the Gadd Gang

リングネームがついた件

京王新宿線に乗って多摩川を越えたらバンドマンが待っていた。夜の底が白く抜けた。

というわけで本日のセットリスト。いやあ、それっぽくなってきました。リングネームは“食う寝るデュプリー”ということで。ひとつ。

  • 『Shuffle』:Stuff
  • 『Foots』:Stuff
  • 『Signed, Sealed and Deliverd. I'm Yours』:the Gadd Gang
  • 『I Can't Turn You Loose』:the Gadd Gang
  • 『How Long Will It Last?』:the Gadd Gang
  • 『My Sweetness』:Stuff
  • 『Watching The River Flow』:the Gadd Gang
  • 『Things Ain't What They Used To Be』:the Gadd Gang

体育会系バンドマンについて

バンド仲間に集団で暴行。警視庁が23歳男ら3人逮捕。ギター担当に「演奏が下手」と、縛って殴りライターの火も。
「バンド仲間に集団で暴行」(速報/SANKEI WEB)

ある意味、音楽に対して真摯なバンドといえないことはないんだけどねえ。いやまあしかし、こーゆうバンドじゃなくてよかった。

これでラブソングメインでボーカルのハイノートが売りのトリオだったら大笑いなんだけどねえ。あるいはパンク系SMバンドだったらアリっちゃーアリ?

ちなみにうちのバンドは現在休止中なんですけどね。年明けからキーボードとドラムを一新してはじまります。乞うご期待。いやべつに期待はしなくていいのだけれど。

代々木演芸小ホール

颱風一過のわりにすっきりしない湿度の高い中を代々木に赴く。

だらだらと準備をしていると、スネアのピッチを調整しながらドラムスが「来月はサンフランシスコにアレサ・フランクリンを聴きに行く」と突然言い出した。先月の中国奥地旅行に引き続き、また海外かよ! よくまあ、そんなに金があるなあ。と各パートからつっ込みが入る。

「海外に行くために仕事してますから」と悪びれずに言うあたりがドラムスだよなあ。なにしろ、4月に“オーストラリア1か月の旅(しかもカジノ付き)”のために会社を辞めて、今は某大規模カンファレンス会場で警備員のバイトをしてるという筋金入りだ。

セッション終了後、「やれやれ」ムードが漂ったあたりでキーボードが「いや実はですねえ……」とひたすら暗い話が浮上。

前途に暗雲が漂い始める中、果たしてバンドデビューはできるのか! 続報を待て!!

というわけで本日のセットリスト。

  • the Chicken
  • Things Ain't What They Used To Be
  • Duck Soup
  • Cantaloupe Island
  • The Windjammer
  • Green Onion
  • Tic Tac Toe
  • It Don't Mean A Thing(If It Ain't Got That Swing)
  • Blue Monk

代々木演芸小ホール

暑くてもう、ダレダレですよ。じじいバンドの悲哀を感じてしまいますな。

The Gadd Gang系(STUFF系)でゆくか、Booker T. & The MGズ系でまとめるか、いろいろ意見が出るものの、バンマスはヘラヘラして「ま。どっちでもいいんじゃないのー」などとお気楽極楽系。

「だってさー、同じことやってたら飽きるじゃん。いろいろやっといたほうが客層にあわせてノリだって変えてゆけるしさあ」。そりゃまあそうだ。

「つか、仕事じゃないんだから、いろいろチョイスできるほうがいいでしょ?」

というわけで本日のセットリスト。

  • the Chicken
  • Cantaloupe Island
  • Things Ain't What They Used To Be
  • America The Beautiful
  • My Girl
  • Duck Soup
  • The Windjammer
  • Green Onion
  • Tic-Tac-Toe

代々木演芸小ホール

相変わらずのナンバーでご機嫌を伺う。そろそろハコを決めようという話になるが、全員かなり夏バテっているので、グダグダになる。むしろ浅草の演芸場に出たほうがいいんじゃねーのか、というハナシが展開されて、ヨレヨレになる。

いやしかし、マジでハコを見つけなきゃ。

  • the Chicken
  • Things Ain't What They Used To Be
  • Duck Soup
  • Cantaloupe Island
  • The Windjammer
  • Green Onion
  • Tic Tac Toe
  • All The Things You Are
  • My One and Only Love
  • B♭ Blues:Jam

バンドの日

代々木のスタジオ入り。

先月はドラムスが1か月にわたって海外貧乏旅行を行なっていたので、バンドは休止。本日は彼の珍道中を聞きつつ音合わせ。心なしかタイムが長くなったような気がする。ベースもそんなことを言っていたので、たぶんそれは旅の影響だろうということになる。ホントかなあ。

以下はセットリスト。

  • the Chicken
  • Things Ain't What They Used To Be
  • Duck Soup
  • Cantaloupe Island
  • The Windjammer
  • Green Onion
  • Tic Tac Toe
  • B♭ Blues

あまり代わり映えしないのが悲しい。もう少しBooker T. & MG's系を充実させようか、という話も出たが、あれは飽きるからなあ。個人的にはニューオリンズファンクみたいに音を抜いていくほうが、このバンドにはあってる気がする。

大村憲司の古いアルバムを聴いているせいか、ちょっとロックぽいフレーズが多くなったかな。少し反省(なんでだ?)。

リズム&ブルースな日

代々木のスタジオ入りの日。

毎回キーボードの音源プリセットが異常なことになっているらしく、ピアノ弾きが泣きながらオルガンサウンドとエレピサウンド、それにアコースティックピアノのサウンドをセットしなおす。その間に、固まった指をほぐすためにスケール練習とかしたりして、いわばパート練習。耳と指先にタコができやすい体質のおれは、この間に指を柔らかくしておかないと、弦が滑ってしまって赤面することになるのだ。

本日はベースのリクエストで「The Windjammer」の小沼ようすけ版が新曲。「The Windjammer」といえばグラント・グリーンで、グラント・グリーンといえばアーシーなビートに載せて歌心溢れるメロディをシングルトーンで繋いでゆく、という初期のイメージがあるわけですけど、あたくしにしてみると、いわゆる“Jazz”から離れて出自に忠実なファンキーギターがやっぱり気持ちよくて、その代表的なアルバムが実況録音盤の『Live at the Lighthouse』だったりするわけで、その1曲目(アルバムクレジット上は2曲目)の「The Windjammer」は至高なんですね。若干、ミーターズに通じるところもあって、ホント気持ちいい。

で、ベースはトリオでやってる小沼ようすけ版を聴いていて、これをクァルテットでやりたいと。音をスカスカにしてソリッドにやるとミーターズだなあ、なんてことを思いつつ、初演なんでそれぞれの出方を伺いながら数回あわせる。ん。こりゃ、気持ちいい、というのでレパートリーに加えることになった。

というわけで、以下セットリスト。

  • the Chicken
  • Things Ain't What They Used To Be
  • Duck Soup
  • Cantaloupe Island
  • The Windjammer

2か月ぶりのリハーサル

というわけで、本日は久しぶりのバンドデー。曲目は以下のとおり。ついにBooker T. & MG'sがはずれ、わりと“頭のいい系”サウンドが主流になりそうな予感に悪寒。いや、悪寒はないけど。

テンションコードがビシビシはいってくるし、リズムは狂ったようなポリリズムになるし、自分の中にきちんと終わりに向けてのベクトルを保持してないと、どこやってんだかさっぱりわからなくなるという。フリーと紙一重ってのが、うれしい。

つうか、おれを除く3人のテンションが高くて高くて。ついてゆくだけで精一杯ってのがなんともはや。おれが元凶になりかけていて、かなり心苦しい。すみません。ちゃんと練習します。

  • the Chicken
  • Things Ain't What They Used To Be
  • Duck Soup
  • Cantaloupe Island

代々木演芸場にて

ホーンセクション導入は先送りに。

「若いホーンを入れてバリバリ吹かせて、おれらは後ろで楽しむ」というジジイバンドにありがちな画期的かつ退廃的なアイデアは却下されたもよう。

残念至極。

ベースはやるんだったらホーンを3人くらい入れて、マーキーズみたいな音を狙いたいみたいなことを言っていたけど、それはもう大所帯過ぎて練習ができないのとレパートリーが狭くなってすぐに飽きそうな気がしたので猛烈な勢いで却下。

とりあえずこの4人で音を固めてライブハウス攻勢をかけることにする。

問題はBooker T. & The MG'sとJacoの間の溝をどう埋めるか。

というわけで、本日のセットリスト。

  • 『Green Onions』:Booker T. & The MG's
  • 『Tic-Tac-Toe』:Booker T. & The MG's
  • 『Duck Soup』:Stuff/Cornell Dupree
  • 『Thoutern Comfort』:Cornell Dupree
  • 『Tee』:Cornell Dupree
  • 『the Chicken』:Jaco Pasturious
  • 『Signed, Sealed, Deliverd I'm Your's』:the Gadd Gang
  • 『Things Ain't What They Used To Be』:the Gadd Gang
  • 『My One and Only Love』:Guy Wood
  • 『BlueBossa』:Kenny Dorham

ところで、ドラムスがヨルダンに旅行に行くらしいのだけど、それはどうなんだろうなあ。

今日はバンドの日

というわけで、今日はバンドの日なので、仕事を切り上げて新宿に行きます。

ホントは来週にしたかったんだけど、いろいろと諸事情があって今日になってしまった。本業が佳境のど真ん中なんだよなあ。

おかげで練習が全然できず、平身低頭しながらセッションを執り行なわなければならない予感に悪寒。まいったなあ。