先週の月曜日の『くりぃむナントカ』(テレビ朝日系)は「芸能界へそくり選手権」だった。これは、ゲスト3人(井戸田潤/国生さゆり/日村勇紀)にくりぃむしちゅーとMCの大木優紀アナが、それぞれ人前には(本気で)出せないものをまるごと借り切った一軒家(しかも家人はちゃんと生活している(という設定))のどこかに隠すというゲーム。事務所がOKを出さなかった取材関連のナニカ(国生)とか、家庭崩壊の危機もありうるという物件(井戸田)はキワドク発見されないなど、じゃっかんヤラセ感も漂うわけだが、まあTVのそれもバラエティだからいいんじゃね? などとヘラヘラ見ていたのだった。平和ってすてき。
“ドブ顔”キャラで「彼女なんていません!」と公言していた日村が、どう読んでも彼女からとしか思えない誕生日カードを暴露され、上田が実の兄の恥ずかしいローカル番組(レギュラーらしい)のVTRをオンエアされるなか、実家の枕元から発掘されたという物件を、真剣に“へそく”ったものの、あっけなく発見され、全国(関東ローカルだっけ?)にさらされてしまったのは有田なのだが、その物件が『実践イラスト版 スローセックス 完全マニュアル』。
「芸能生命が……」とかいうほどのものかあ? と番組を見ながら独りごちていたのだが、とりあえず本日(2007年8月4日付)の紀伊國屋和書デイリーベストでは、堂々3位に登場するなど、かなりの部数が動いたもよう。
このなかに何人の芸能人がいるか知らないし、知ったところであまり大勢に影響はないと思われるのだが、久しぶりにテレビの力をまざまざと感じ入った一瞬ではございました。おれも生涯に一冊くらい「芸能生命が……」といわせるくらいヤバイ書籍を作ってみたいものだ。『Excelで作る二重帳簿』とか『Accessで管理する“ごまかすFX”』とか。
とりあえず、著者のアダム徳永と講談社(と編集者)は、さぞやお慶びのクチに違いない。